みろばひたいな。Wiki

おれたち、ともだち!シリーズ

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
メンバー限定 登録/ログイン

おれたち、ともだち!シリーズ



内田麟太郎:作 降矢なな:絵 偕成社 各1000+税

子供が図書館で選んだのを読んでやったのをきっかけに、私のほうが気に入ってしまったシリーズ。
心をノックされるストーリーと、内田さん得意の言葉遊びが楽しい。降矢さんの絵がそれを印象的にしている。四五歳から小学生向きかな?

「ともだちや」
「ともだちくるかな」
「あしたもともだち」
「ごめんねともだち」
「ともだちひきとりや」
「ありがとうともだち」
「あいつもともだち」



「ともだちや」
キツネが一時間100円の「ともだちや」をはじめます。でも、うるさいといわれたり、食べられないものを食べておなかをこわしたり。でも最後にあそんだオオカミは、本当の友達としてきつねと遊んだのでした。

「ともだちくるかな」
誕生日だから、約束しなくてもキツネは来ると思ったオオカミ。でもキツネは来ません。寂しい思いが辛くて、オオカミは心を捨ててしまいます。
次の日やってきたキツネ。でも、心を捨ててしまったオオカミにはもううれしい日は来ない?二人は抱き合って泣き出します。

「あしたもともだち」
毎日楽しく遊ぶキツネとオオカミ。
ある日オオカミは木から落ちたクマを看病することに。でも、優しいところを見せるのが恥ずかしいオオカミがそれを隠したために、キツネはオオカミに新しい友達が出来たと誤解します。
この本がきっかけで私は好きになりました。

「ごめんねともだち」
ある雨の日、オオカミのうちでゲームを楽しむ二人でしたが、その日にかぎってオオカミは負けてばかり。オオカミはキツネがいんちきをしたと思わず八つ当たりしてしまいます。もちろんそんなことはなく、キツネが帰った後オオカミは反省しますが、そのあとキツネにあってもなかなかゴメンナサイがいえません。

「ともだちひきとりや」
喧嘩ばかりのイノシシとイタチ。イノシシはイタチを、キツネとオオカミの「ともだちひきとりや」のほしざかなと交換してしまいます。

「ありがとうともだち」
キツネが自分の話を目を耀かせて聞くのがうれしくて、オオカミはついウソをついてしまいます。
次の日海に魚を釣りに行きますが、一匹も魚を釣ることが出来ません。カジキを釣りたいのに、あげくの果てに釣れたのは‥‥。

「あいつもともだち」
秋の終わり、キツネとオオカミは冬ごもりをする動物たちとしばらくのお別れを言い合います。キツネとヘビは、お互い声をかけそびれてしまいました。キツネはそのことが気になって、冬のさなか、眠るヘビをそっと見に行きました。
一方ヘビは、外に出ても、誰もいない夢を見ていました。
春になって恐る恐る目を覚ましたヘビがそとにでると、‥。 ----
記事メニュー
ウィキ募集バナー