日本男児の象徴
「は、はあ。お手柔らかにお願いします」
「なかなかいいお尻してるじゃないかね、キョンくん」
鶴屋さんに俺の青っ白い尻をぺしっと叩かれるとなぜか気も心も尻も引き締まった。
「ハルにゃんに長門っち、こっち来てみなよ。どうだい、めがっさ引き締まってると思わないっかなぁ」
「あらっ、意外といいケツしてるわねキョン」ぺしっ。
「……美尻」ぺしっ。
お、お前ら人の尻で遊ぶんじゃない!
「なかなかいいお尻してるじゃないかね、キョンくん」
鶴屋さんに俺の青っ白い尻をぺしっと叩かれるとなぜか気も心も尻も引き締まった。
「ハルにゃんに長門っち、こっち来てみなよ。どうだい、めがっさ引き締まってると思わないっかなぁ」
「あらっ、意外といいケツしてるわねキョン」ぺしっ。
「……美尻」ぺしっ。
お、お前ら人の尻で遊ぶんじゃない!
ぶるすこ
『新郎新婦に盛大な拍手を!』
「ハルヒが壊れたファービーみたいで怖いんだが、とりあえず一時停止にさせてくれないか」
「……分かった」
「ハルヒが壊れたファービーみたいで怖いんだが、とりあえず一時停止にさせてくれないか」
「……分かった」
『新郎新婦にファーブルスコ……ファーブルスコ……ファー』
俺の顔が、というより全員が真っ青になった。
「あの、長門?ハルヒ大丈夫なのか、どっかに修理に出したほうがいいんじゃ」
「……問題ない。単なる欲求不満」
『なでなでしてぇー』
古泉、怖がってないでなでてやれ。
俺の顔が、というより全員が真っ青になった。
「あの、長門?ハルヒ大丈夫なのか、どっかに修理に出したほうがいいんじゃ」
「……問題ない。単なる欲求不満」
『なでなでしてぇー』
古泉、怖がってないでなでてやれ。
谷川流の憂鬱II
「谷川さん、こんなところでなにしてんですか」
「長門有希の晴れ姿を一目見ようと、世界の境界線を越えてやってきたんだよ」
「困りますよ。みんなに見つかったらなんて説明するんですか」
「ちょっとくらいいじゃないか。産みの親なんだもの」
「分かりましたから、目立たないでくださいね。スピーチとかいいですから」
「僕の……僕の有希がとうとう他人のモノに。ううっ」
なに泣いてんですかあんた、あっちの世界に帰っちゃってください。
「長門有希の晴れ姿を一目見ようと、世界の境界線を越えてやってきたんだよ」
「困りますよ。みんなに見つかったらなんて説明するんですか」
「ちょっとくらいいじゃないか。産みの親なんだもの」
「分かりましたから、目立たないでくださいね。スピーチとかいいですから」
「僕の……僕の有希がとうとう他人のモノに。ううっ」
なに泣いてんですかあんた、あっちの世界に帰っちゃってください。
みくるの憂鬱
「わたしの出番って今回これだけなんですかぁ?」
「ごめんねみくるちゃん。それだけなの。だってあんたが出てくると男キャラが血迷ってしまうんだもの」
「……彼を惑わすのは、やめて」
「わたしは惑わしてなんかいませんよう。キョンくんが飢えてるだけですぅ」
「朝比奈さん、俺が飢えてるだなんて、ひどい言われようじゃないですか」
「あらっキョンくんいたのね」
「それに俺はもう他人の旦那ですから。手出し厳禁です」
「谷川さん、わたしの旦那様はまだぁ?」
「あ……ごめん、考えてなかったよ」
「ひどいわひどいわ」
「じゃあ僕で手を打たない?」
「旦那様にするには谷川さんは歳が離れすぎてるわ」
「失敬だな。じゃあ聞くけど、みくるちゃんは自分の本当の歳を知ってるのかな」
「ええっと……禁則事項です。うふっ」
はいはい。歳が分かるまでロマンスはお預けね。
「ごめんねみくるちゃん。それだけなの。だってあんたが出てくると男キャラが血迷ってしまうんだもの」
「……彼を惑わすのは、やめて」
「わたしは惑わしてなんかいませんよう。キョンくんが飢えてるだけですぅ」
「朝比奈さん、俺が飢えてるだなんて、ひどい言われようじゃないですか」
「あらっキョンくんいたのね」
「それに俺はもう他人の旦那ですから。手出し厳禁です」
「谷川さん、わたしの旦那様はまだぁ?」
「あ……ごめん、考えてなかったよ」
「ひどいわひどいわ」
「じゃあ僕で手を打たない?」
「旦那様にするには谷川さんは歳が離れすぎてるわ」
「失敬だな。じゃあ聞くけど、みくるちゃんは自分の本当の歳を知ってるのかな」
「ええっと……禁則事項です。うふっ」
はいはい。歳が分かるまでロマンスはお預けね。