さて、引き続きトーゴー軍曹だ。
今回はスナイパーの戦術について勉強をする。
それぞれ、スナイパー諸君の戦闘スタイルに合わせて講釈するから、参考にしてくれ。

  1. 前衛を張る。

……中々勇猛果敢な人間のようだな、君は。
ご存知の通り、スナイパーは遠距離が強く、近距離戦が弱い。つまり、前衛を張るのは難しいという事だ。
しかし、君の望みは叶えられる。スナイパーらしい前衛の張り方をすればちゃんと前衛を張る事は出来るぞ。
それではまず前衛を張る時に重要な点をチェックしていこう。

  • SMG/パルスでの近距離戦

残念ながら、近距離で直接的ダメージを与えられる武器はこの二つしかない。
しかし、最も基本だが基本故にテクニックでその威力を何倍にも押し上げる事が出来るのだ。
さて、この基本武器で戦う時最も問題となるのが相手のスーツエネルギーだ。
スーツエネルギーが残っていれば当然、ダメージは殆ど通らず相手を倒せない。
そこで最も重要なのはまずどうやって相手のスーツエネルギーを殺ぐかという事だ。

まず一つ目はセカンダリで一気に奪う方法。
レジスタンスの場合は簡単だ。相手にセカンダリグレネードを当てればいい。
まず相手がソルジャーでもない限りほぼ一発でスーツは剥げる。さらに、当てれば相手の視界はぶれるため
そこにSMGの弾を埋め込んでやれば一気に相手の命は消える。これは緊急回避時にも使えるな。
グレネードを当てるコツは相手の足元を狙う事だ。相手の身体に当てようとすると往々にして避けられあらぬところへ行く。
出来れば直線通路などでやるのが望ましいな。
コンバインの場合は少し難しい。パルスランチャーを一回当てただけではスーツは中々消し飛ばない。
そのため狭い場所などでは無類の強さを誇るから使うべきだな。まぁその場合一発で死ぬかもしれないがな。ハハハ!
前衛を張る場合、セカンダリを使うのをためらっちゃあダメだからな。

また、セカンダリが無い場合。または使うのがためらわれる場合はスパークジェネレーターの出番だ。
何? スパークジェネレーターはばら撒いて置く罠だと? この馬鹿者! 歯を食いしばれ!
スパークジェネレーターは投げつけて相手に直接ぶつける事が出来るのだ。
これを直接当てれば相手はほとんど動けなくなり、またスーツエネルギーは消え去る。
そうすれば後は同じだ。SMG/パルスで細切れにしてやるんだ。

SMGなどで相手を蜂の巣にする時は、一番小さい円の中に相手の胸から頭が入るようにするんだ。
そうするとクリティカルが出ると同時に、ほぼ全弾ヒットする。気合を入れてぶち込むんだ。
この時、当然ながらしゃがむように。さらに少しずつ横へスライドすると相手の攻撃もかわせて一石二鳥だな。

  • スナイパーライフルをぶち込む。

スナイパーライフルは近距離でも使える。俗に言うクイックショットと言う奴だ。
要は、セカンダリでズームしたと同時に相手を中央に捕らえ撃つわけだな。
……だがこれは非常に難しい。あまり成功することはないが、練習すればどんどん当てる事が可能だ。
重要なのは速度と命中率。すぐにズームし相手に弾をぶち込むテクニックを積んでくれ。
クイックショットの使い方は別の項で説明するとしよう。

近距離でクイックショットをする場合、相手に先に位置を悟られてはいけない。
なにしろスナイパーは打たれ弱く、被弾して視界がぶれているとまず成功しない。
そのためなるべく先手で弾をぶち込んでやってほしい。もし被弾してるのならば、S字走行で回避し隙を突いて打ち込むといいだろう。

  • ペイントガンで視界を奪う。

前衛でスナイパーを張る場合、相手が多くては困る。
スナイパーがSMG/パルスを扱う場合、命中率が高いため先手を取ればほぼ撃ち負ける事は無いが勿論敵が複数なら話は別だ。
そのため、敵が複数打つなら相手を無力化するためにペイントガンを打ち込んでおきたい。
ペイントガンは少し広がって飛ぶため、相手を円の中に収めればほぼ外れる事は無いだろう。
ペイントガンを当てれば相手は退散するしかないだろう。だが、相手の足などに当てた場合は殆ど視界が染まらないため出来ればクリティカルを出すように。

  • セントリーガンで前線を押し上げる/重要拠点を取る

セントリーガンは守りに援護に力を発揮するが、前線でも力を発揮する。
自分の傍の壁際に設置すれば相手はこちらに近づくのが難しくなるだろう。
壁際に置けば爆発物を投げ込まれても倒れる可能性が低くなる。
セントリーガンを置いておくことで火力を上げ、相手への牽制をすれば仲間も安心して前線へ迎えるし
裏取りや奇襲がより一層際立つ事になるだろう。もしかしたらこれが決め手になるかもな!


以上で前線を張るための説明を終える。
スナイパーはスーツエネルギーが少ないため、S字走行で相手の攻撃をかわす事を忘れないように。
出来れば一人ではなく、ソルジャーやレンジャーと一緒に戦うことが出来ればベストだ。

それでは今回は以上とする。次回は「仲間の援護をする」事について講釈する。
では解散!
最終更新:2008年03月11日 23:24