大召寺

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大召寺

(だいしょうじ、dazhaosi ダージャオ、ダージャオスー)

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大召寺(無量寺)は明清時代内モンゴルに最初(?)に建てられたラマ寺院で、フフホトを代表する観光名所の一つ。

フフホト市旧城南部(玉泉区の回民区に近い側)に位置する。1580年建立とされるが全体に作りは新しい印象。ここを中心として小召、席力图召、五塔寺召、乌素图召、巧尔其召といった寺院が点在する。旧正月15日から5カ月ほどだけ未来仏の開帳が行われる。毎月旧暦15日には近隣の寺院のラマ僧が集まると言う。

【参照】
百度旅游

【交通】
例えば列車駅からは市バス1番「大召」などが出ている。下記の【観光】も参照。時間帯にもよるがこの寺院の前でタクシーを拾うのはやや困難。

【入場】
大召の入場料は2012年10月現在35元。学生証があれば半額になる。解説員のガイドは50元(中国語のみ)。

【観光】
  • 寺院観光
比較的大きな寺院であるので、この大召だけを見回っても見ごたえがある。当地の寺院の特徴として、日本で見かける寺院に比して色使いのまばゆい派手な印象、荘厳ではあるが重みを感じない仏像や装飾、寺院各所に見られる僧侶の生活感などが挙げられよう。大召内部周辺では供えるお香を売る人がたくさんいるが値段交渉に注意。マニ車(手回しのドラム缶のようなもの)は日本の寺院における鐘を鳴らすのに似たもので、時計回りにこれをまわす。お祈りの仕方もチベット仏教を思わせる独特のものである。

  • 周辺観光
上述の通り、周辺に大小いくつかの寺院が並び、また観光名所として整備しようとしてきた背景があるため、一日ゆっくり見て回れる。

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例えば図下の小さい青○は「観音寺」。大召に比してやや小ぶりではあるが、十分に当地の仏教寺院を知り得るものである。入場無料、入場門にお香があるので、気持ち程度のお金を置いて行っても良い。

そこから道を渡って南側(図さらに下)にボルハン仏塔がある。白塔(バイター)と呼ばれるもので、フフホトの空港「バイター空港」はこれに因む。

例えばこのような観光プランはどうだろうか。

①南茶坊(図下赤○近辺へバスで行く(1路, 6路, 27路, 31路, 38路, 42路, 44路, 56路, 58路, 59路, 71路, 79路, 86路とバスが多く便利)。ただし降りるバス停が若干異なるので注意。巨大なボルハン仏塔を目印に下車する。

②ボルハン仏塔 10分~20分程度
③観音寺 30分~1時間程度

観音寺東の道(大召前街。大通り「大南街」まではいかない)を通って北へ。昔っぽい街並みを再現していて、シャッターの閉まっているところも多いが土産物屋も充実。石や骨董などを置く店は博物館としても楽しめるものもある。北へ行くと開けた広場があり、大召寺に着く。 20分~1時間程度

⑤大召寺 1時間~2時間

広場から西に行くとまたフフホトの古い街並み「塞上老街」があり、やはり土産物などが並ぶ。この入口のやや北にレストラン街もある。 30分~1時間

時間や体力に余裕があれば、道を渡って東側に「小召」「席力图召」がある。さらに細道を東へ行くと(現在工事中)「五塔寺召」(やや遠い)がある。
あるいは大南街を北に進むと回民区「イスラム風情街」(図上部赤○よりさらに北)に辿りつく。

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五塔寺にある「五塔」。

また、観音寺や大召寺は夜にはライトアップされるので、夜間も賑わっている(昼夜を問わず、盗難には十分注意されたい)。旧正月年越しには張り子提灯で飾られ、大火の周りを大勢で火を掲げながらまわったりもする。

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旧正月年越しの様子

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最終更新:2012年10月11日 01:42
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