水星と柊先輩の作戦会議! ~2ターン目前~
柊先輩「前回は……うん、負けちゃったね」
水星「はい、負けちゃいましたね……うぅ、頭がクラクラする」
柊「大丈夫? 水星が動けないとなると一気に作戦の幅が減るわね」
水「すみません……治す手もありかと思いましたが例え二十万とはいえ生徒会に借金するのは怖いですね」
柊「まぁ、勝負は時の運って言うし、怪我しちゃったものはしょうがないよ」
水「そうですね、まずは先を見据えましょう。さて、私としてはやはり相手を指名して決闘といきたいのですが」
柊「そうだねー、乱戦になって誰か分からない相手と戦うよりは対策も取りやすいしね。で、そういう観点からいくとできれば乱入も避けたいね」
水「乱入を避けるというなら、周りから見てあまり戦いたくない相手……ですかね。しかし私が勝ち目のないような強大な相手でも困りますし、うむむ……」
柊「対戦相手の選出は慎重に選ばないとね。しかしその条件に当てはまるような人って居るかなぁ?」
水「まぁ乱入狙ってくるひとで恐ろしいのは反応の高い人達ですかね。っていうと同じ反応が高めの人とかどうでしょうか? 特に神速攻撃をよく使うような人を相手に反応型の人は戦いたくないでしょうし」
柊「それだね! えーと、1ターン目で神速攻撃をしていた人は、真野さんとヴェータさんか」
水「ふむ……。真野さんは決闘を申し込んでも聞いてくれなさそうな予感がしますね。となるとヴェータさん?」
柊「彼も決闘を受けて貰えるかどうかは分からないけど、打診してみる価値はあるかもね」
水「あ、でも留学生……前回の作戦会議で私、留学生とか殴ったら怒られそうな気がするって言ったような……」
柊「あ、そういえばそんなことも言ってたっけ……」
水「……」
柊「……」
水「ま、まぁ国際交流ってことで」
柊「そうよね! ヴェータさんもその点は覚悟して鬼遊戯大会に参加してるのだろうから、大丈夫だよね!」
水「よし、じゃあ待ち合わせ掲示板にさっそく書き込みますね」
柊「うん、いっちゃえいっちゃえ!」
水「というわけで今回の作戦会議はここで終了です」
柊「お疲れ様でしたー!」
【END】
最終更新:2015年01月24日 16:39