第2ラウンド終了後のレオナさんは的な話し。
第2戦修了後、ほんの少しの休息、今大会の参加者は皆思い思いに過ごしていた、ある者は激戦の傷を癒し、ある者は次戦に備え更なる鍛練を、ある者は己の勝戦を祝い、ある者は己の敗戦を嘆いた。
え?私?私は………
コンコン♪と小気味の良い扉をノックする音、「失礼するよー」の声に私は「どーぞー」と応える。
扉をガラガラーと開けたのは悪友のケニー・ミシェルだった。
「やっほーレオナ♪首尾は上々ー?」
「全くダメだな、暗殺者の誇りやら自信とか無くしそよ(T-T)」
実際にそうだ、今大会での戦績は1勝2敗で終いには骨折に打撲、普通の生徒なら既に死んでいても可笑しく無いんだけど。
「レオナが愚痴ってるの珍しいねー(* ̄∇ ̄*)」
「仕方無いでしょー、中庭で衆人観衆の前で全裸にさせられるは、Σp[【◎】]ω・´)撮られてネットに流されるは( ノД`)………」
暗殺者じゃなくても、ネットで世界各地に恥(裸体)を晒してしまえば色んな意味でオワタ\(^o^)/だ。
ま、その元凶の一人は門司君が殺してしまったんだけど…………(あー、報酬がー(T-T))
「依頼された標的(ターゲット)って残るは弾正院君と三ー五君でしょ?」
「そうね、その2人さえ片付けてしまえば今回の仕事(暗殺)は終了よ」
そう簡単に始末(暗殺)出来ないから、ここまで疲弊しているんだけどね私(´-ω-`)
「次のラウンドはどうするのレオナ?(´・ω・`)?」
「あー……、ミケナイトさんからプールに誘われてるのよ」
風紀委員の番犬ならぬ番猫、ミケナイトの企画により女子生徒だけのプール大会を開くそうな。
「ネコちゃんが企画したんだ?」
「ま、今回はまだプール使われて無かったし、有効活用したかったんじゃない?」
「風紀委員も大変よのー(´-ω-`)」
確かに、どちらかと言えば生徒会よりの立場だし、ミケナイトさんなりに気苦労が絶えないんだろうなー。
「そう言えば、あんだけ大々的にプール大会を宣伝したんだから、弾正院君と三ー五君が大人しくしないんじゃないかにゃー(´・ω・`)?」
「あ、あーあー……、一番の不安要素、危険因子を忘れてたわ(・_・;」
あの二人がこんな乱痴気騒ぎを見過ごす訳無いわね、誘って貰った手前、今回だけは依頼(仕事)云々抜きで働いてあげますか。
「しょうがないはね、薬中(ドランカー)と盗撮魔は私が相手するわ(´-ω-`)」
「今度は水着Σp[【◎】]ω・´)がばらまかれるねー(σ≧▽≦)σ」
「もうどうにでもして( TДT)」
こうして私は水着に着替えプールに向かうのだった(´-ω-`)
最終更新:2015年06月21日 21:53