【右足を失った暗殺者】

それは突然だった、真の黒幕(ラスボス)武藤雅紀との一戦、確かに私は一太刀入れたと思う。

確かその後は、不意に体勢が崩れ、無防備になった所に相手の一撃を喰らったんだ。

薄れる意識の中で、私は自分の右足が無くなっている事に気付いたんだ。

次に意識が戻ったのは見知った保健室のベッド上、頭が覚醒するに連れ生じる違和感。
右足の大腿部から先の感覚が一切無い、それに伴い、現実と実感させる激しい痛みに私は苦悶の表情を浮かべる。
神速を活かした暗殺技が使えない今、私は一体――――――――

コンコン――――――失礼するよ。

保健室に入って来たのは生徒会"随一"のマッドドクター埴井鋸その人だった。

「生徒会のマッドドクターが私に何の用………」
私が睨み付けると埴井鋸は慌てて制止ポーズをする。

「ちょ!?待った待った!!今日はあんたと事を起こすつもりはないよ(汗)」
私が怪訝な表情をしていると、埴井鋸の横から見知った顔が現れる。

「ヤッホー♪」
「ケニー!?何で貴方がソイツ(埴井鋸)と居るのよ!!」
「まーまー、そー怒らず最後の最期まで話しを聴いてよ(;`・ω・)ムムム」

ケニーに言われ私は冷静になった、とりあえず今は情報が欲しかったし、私が意識を無くしてた間に何が起きてたか確認もしたかった。

先ず第一に、私は負けたのか?武藤雅紀はどうしたか?
「あんたは負けたよ、アイツ(武藤)に一太刀入れた直後に右足を切断されてね(笑)」
そうか、私が意識を無くす直前に見た『右足切断』は現実だったのね。
「武藤君はレオナを始め、弾正伊君や女王様の手駒1号さんと2号さん、さいごまで君もボロボロに負けたよー(´・ω・`)」

そうか、全員負けたのか―――――――――

「そう言えば、真野と一太郎がおっ死んだよ、これであんたが正真正銘の『スピードスター』ね」
「なっ!あのスピードスター真野来人が殺られた!?」
「まーな、アイツ(真野)内臓が破裂してんのに無理して戦ってたかんなー、まっ、私に言わしてみれば馬鹿だけどね」

そうか、あの真野が、死んだのか――――――――

「レオナも複雑な気持ちだよねー、真野君を殺したの薬袋ちゃんだからねー(´-ω-`)」

――――――――何?
「あの薬袋さんが、真野を殺したの!?」
「その言い方は誤解を招くね、正確には『何時(いつ)死んでも可笑しくない』状態だったからな真野は、誰と戦っても結果は変わらなかったと思うけどね」

それから埴井鋸とケニーに現在の学園内情を聴いたが、パントマイムよしおが倒され、武藤雅紀が新生徒会長となった事で混乱が生じているらしい。
そこへ――――――――♪♪♪


「あ、弾正伊からだ………」
もしもし――――――――
「レオナか!エライ事になったぞっ!?」
え、どうしたの!?――――――――
「一太郎と人形遣いが生き返って武藤(生徒会)側に付いたぞ!!」
なっ!――――――――
「それだけじゃない、よしお(前生徒会長)まで復活しやがった」
よしおが復活した!?「「何っ!!」」
「いいかレオナ、もう部活存続とかそう言う次元の話しじゃなくなった、俺は武藤に対抗するため『同志(仲間)』を集める、お前は次の試合までゆっくり休んでおけ!!」
ちょ、弾正伊!――――――――プツン!!
ツー、ツー、ツー………

「ちょ、レオナ!弾正伊君は何て!?」
「『同志(仲間)』を集めるって……………」
「どうするのレオナ?右足も無くなって満身創痍なのに……、このまま戦ってたら本当に死んじゃうよ(´・ω・`)?」
「ま、そうなるね、このまま戦えば惑星娘(水星)とスピード馬鹿(真野)の二の舞になるのは確定的だよ」

そんな事は解ってる、それでも私はどうしたら良いんだ!!
右足を失った私に、一体何が出来る?
せめて、右足(あし)の代わりになる物が――――――――代わり?

「右足の、代わりになる物…………!!」

有った!!代わりになる物、有った!!

そして私は、一筋の光明を見つけだした――――――――。




続きは行動提出のに書くかも?






最終更新:2016年10月16日 20:22