レオナのエピローグ『暗殺少女と青春デート』
――――――――♪♪♪――――――♪♪♪――――――Pi♪
「もしもし?」
『もしもし、こちら飛(フェイ)です、標的(ターゲット)の始末(暗殺)完了しました』
「お、もう終わったの?さすが飛さん!仕事早くて助かるわ♪」
『標的が弱すぎるだけですよ(苦笑)』
「そう言えば、例のモノは回収出来たの?」
『抜かりはありませんよ、【アサシン部への依頼状】は燃やしておきました』
「ん、ありがと♪」
『いえいえ、けど驚きましたよ』
「何が?」
『まさかレオナ部長がクライアントとして依頼をされたので(苦笑)』
「まーね、1週間前は想像できなかったね(´-ω-`)」
『けど、今回の一件でレオナ部長も人の子なんだなーって思える様になりましたからw』
「へっ?何で?」
『殺人マシンのレオナ部長も恋愛感情を懐くんだなーと』
「なっ、何を言ってんの!!(汗)」
『いまさら誤魔化せないですよ、鬼雄戯大会の参加者や関係者各位にもバレてますから』
「なぁーーーーー!!!!」
『そもそも、レオナ部長が公けに「生き残ったらデートしよう」って発言したじゃないですか(苦笑)』
「は、恥ずかしーーーーー(涙)」
『あ、そろそろ約束(デート)の待ち合わせ時間じゃないですか?』
「えっ!?あ、もうこんな時間(汗)」
『事後処理は私とケニーさんでやっておきますから、レオナ部長は弾正伊さんとのデートを楽しんでください♪』
「ぁ、ありがと・・・・・・・・・(照)」
『それじゃ、失礼します』
「あ、ちょっと待って!!」
『はい?』
「あの件なんだけど、やっぱ貴方が適任だと思うの」
『私ですか?』
「そ、現場も事務も卆無く熟すし面倒見もいいからさ、よろしく頼むは飛新部長」
『・・・・・・・・・・・・解りました、レオナ部長直々の御指名とあれば、この飛九龍(フェイ・クーロン)ご期待に添えるよう精進しますよ』
「何から何までありがとね、貴方が副部長で本当に良かった」
『喜んで頂き恐縮です♪それでは!』
「うん、じゃーねー♪」―――――――――Pi!
鬼雄戯大会の終了に伴い私はアサシン部部長の任を辞することにした、次期部長は飛が務めてくれるしサポートはケニーがやってくれる。
これで晴れて私は普通の殺人嗜好症な女の子になった訳だ、今回の大会で負った怪我は埴井鋸が責任を取って治してくれたけど―――――――――
「んーー・・・・・・・・・、やっぱ違和感が残るな」
大会終盤に右足切断と言う大怪我をしたが全日程を終えるまで治療をしなかった、結果今になり切断箇所をくっ付けたものの、巧く歩けないなど軽い障害が残ってしまい、完璧に動けるようになるにはかなりのリハビリを必要とするのだった―――――――――
「因果応報自業自得ってやつね」
散々人様を殺してきたのだから、右足だけで済むなら安い買い物だ。
まっ、お蔭様で暗殺業はとうぶん休業(廃業かな?)、完治するまではリハビリに専念するしかないか。
とりあえず、今はデートだけ集中しよう!
~~~~~~~~待ち合わせ時間から数分後~~~~~~~~
「レオナー!!」
約束の時間から10分ほど経ち弾正伊がやって来た、遅刻したことに少しの腹立たしさと、約束通りに来てくれたことへの嬉しさと安堵感。
「遅いはよ弾正伊、初めて中庭で対峙したときも貴方遅れてきたよね?(苦笑)」
「あー、お前の丸秘写真を原像してたからな」
「そう言えば、約束通り写真や私に関するデータは消去してくれたの?」
「心配すんな、俺は約束は守るよ、今もこうして約束(デート)を守ってるだろ?」
「ん、それもそうね♪」
不思議なものだ、最初は敵対してた暗殺者(私)とターゲット(弾正伊)が、今はこうしてデートをしてるのだから。
「・・・・・・・・・足、大丈夫か?」
「ん、動けなくはないんだけど巧く歩けなくて(苦笑)」
「ほら」
そう言って弾正伊が左手を差し出してきた。
「手、掴まれよ、歩き辛いんだろ・・・・・・・・・(照)」
弾正伊なりに気遣ってくれてるのが解る、それが嬉しかった。
ヤバい、何かテンション上がってきた(照)
「弾・正・伊っ♪」
「おわっ!?何だよ、急に左腕にしがみ付いて(汗)」
「だって、手を繋ぐよりこっちの方が安定するし♪」
「しょうがないな、離れないようにしっかりしがみついてろよ!?(胸当たってるんだけど(照))」
この先、私がどうなるかは解らない、色々と怨みを買って来たし、もしかしたら今度は私が標的(ターゲット)になるかもしれない。
でもそれは仕方ないこと、だけど、いまは精一杯青春を謳歌しよう。
こいつ(弾正伊)と一緒に―――――――――!!
「弾正伊!!」
「ん?」
「大好き♪(照)」
「・・・・・・・・・・・・(照)」
レオナのエピローグ『暗殺少女の青春デート』 (完)
最終更新:2016年10月16日 20:36