因果応報刑
ザン共和王国内で施行されている究極刑の一つ。
通常の犯罪に比べ特に悪質な場合に課されるが、
その特徴は軽犯罪から国際犯罪にまで全て適用される事である。
即ち因果応報の理論により、悪質な傷害罪であれば、
同等の傷害を負わされて釈放されるという非常に乱暴な法律。
まさに『目には目を、歯には歯を』の理論である。
これは共和王国というあまりに特殊な政治形態によって起こり得る、
過剰な寛治を厳しく引き締めるために行われている。
ただしあくまで特に悪質な部類の犯罪に適用されるのであって、
無闇に濫用してよいものではない事は留意するべきである。
実際の光景は、例を挙げればキリが無いが、
重い罪であれば、悪質な傷害罪によって右目を失った被害者への
因果応報とするために、加害者の右目を抉り取るという例もあるし、
軽い罪であれば、悪質な落書きによって街の美観を損ねた者に対し、
家宅にまで押し入り、わざと加害者が嫌うような
方向性の、しかもえげつない落書きをして放置する、など。
(更にその上で加害者側の落書きを消させる奉仕刑まで課す)
人権上ある程度問題がある事もあってか、
まずはウソ発見機の代わりに
エスパーなどの
テレパスで、
罪状に誤りが無いかどうかは綿密に確認されている模様。
ただしこの恐怖政治に似ているようで
どこか被害者の心情を的確に反映したような政策が
一定の効果を挙げている事は事実である。
特に後遺症の残るような重犯罪(麻薬など)に対しては
絶大な効果を発揮しているのも当たり前で、
麻薬の売人及びその上役の人物らに対しては
実際に麻薬漬けにしてその恐怖を叩き込むという
恐ろしい行為で徹底的に叩き潰しているからである。
なお、この政策は主に民政部主導の下で行われており、
あくまで自衛組織である
勇者軍自体は関知しないものの、
アーム王家及び王政部自体に関わりが無いとは言えない。
最終更新:2010年12月01日 21:34