余音 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　7月19日
• 身長　165cm
• 体重　44kg
• 3サイズ　84/61/85
• 趣味　充電、全力の喧嘩

余音は他人と交流したがらない孤独な人。彼女が発する近づきにくい雰囲気も他人を遠ざけている原因の一つ。これは彼女が武器だった時に経験したことと関係している。
だが、本当は誰かが自分を恐れずに仲良くしてくれることを望んでいるのかもしれない。しかし、自分の力を制御できないことが最大の悩みどころだ。

神格覚醒ストーリー

危険な兵器

余音は危険な兵器。危機が迫らない限り、彼女にエネルギーが供給されることは決してない、なぜなら彼女自身、コントロールすることができないだけでなく、攻撃したとき吸収する電荷により、使用者まで負傷させることがあるためだ。
本当に皮肉なものだ。ある兵器が一つの都市を破壊した後、人類はより強力な兵器で自分たちを守ろうと決めた。都市に危害を加えた兵器を打ち破るために新兵器を作ったはずなのに、かえって自分たちが危険な存在と見られるようになると思っていなかった。

破壊的な視線

文明が崩壊後、兵器たちは神の姿を得て生き続けた。たとえ人類に使用されることがなくなっても……
そして余音。蘇った彼女はこの上ない孤独を感じ、ある兵器たちが集まる地、最強の者が代表を務める超電磁学園へとやって来た。そして彼女もまた、この地で孤独の侵食から逃れられることを望んだ。残念ながら、彼女はその視線にすら電荷を宿していたため、学園内へ入って誰かを一瞥したとたんに相手を失神させてしまい、大騒動を起こしてしまう。

孤独の源

強さこそ孤独の源だということを彼女は十分に理解していた。そのため自分から誰かに戦いを挑むことはなかったし、自分の力を使いたいとも思わなかった。
しかし、戦うこと自体は大好きだったことから、売られたケンカを拒むことは決してなかったばかりか、嬉しさのあまり笑いだし、思わず力を使いすぎてしまうこともあるのだ。
いつもは物静かな彼女が理性を失った時、その狂気を象徴するような後ろ髪のオレンジ色が人の目に突き刺さる。そして、人は彼女を「オレンジ色の悪魔」と呼ぶことになる。
さらにそうした成り行きの中で彼女は、この学園に自分の名前の一部を取って命名した人物——刻音を倒してしまう。

近づきたい者

それからというもの、刻音が余音の後をつける姿が目撃されるようになった。しかも戦いの後、余音に充電までしてやってるという。一方の余音も、迷惑そうな表情をしているものの、刻音のことを気に入っているようだ。
それは刻音が完全に負けを認めたということ、それによって学園の構図は一変してしまう。いや、ちょっと違う。学園最強は電磁系のままだから。変えたのは戦いを通じて互いをいつも気にかけるようになったあの二人だ。
余音はまったく人を寄せ付けないが、刻音を追い払ったりはしない。超電磁学園には容易に誰も近づけなくなった。彼女たちは知っている。互いに引き寄せ合う超電磁の悪魔が、学園に戦いを挑んでくる者を電撃で追い払ってしまう、と——