モルトン・パルム

<テューレン&ライテルン>(ドアと梯子の店)の店主

スウェーデン語と英語を話す
サボテンを育てるのは丈夫で見た目が愉快だから(P187)
動作がゆっくりしている(P188)
1994年当時四十六歳(P189)
職業軍人として国連の平和維持軍に十五年配属されていた(P190)
ウィーンの国連支部に勤めてたオーストリア人の女と結婚したが後に離婚(P190)
退役して十年になる(P190)
正直で赦すことを知ってる人(クレア評)(P313)
クレアに似ているから好き(ハリー評)(P313)




ハリー・ラドクリフ評
モルトン・パルムを初めて見たとき、死にかけてるか大理石の彫刻だと思った。ものすごく痩せてて、髪の毛を頭すれすれに刈りこんでるんで、見たとたん、強制収容所にいた男たちを連想したほど。眼鼻も、別人の顔にあれば普通に見えただろうが、この男の場合は、布に隠された傘の束みたいに顔から突き出てる。皮膚は上等の大理石に見られる銀色と気味がかった蒼白さ。笑うと歯も同じ色なのがわかった。長い鼻、端っこが上向いてる小さな口、大きめの耳。眼はすっかり落ち窪んでて色もわからん。(「犬博物館の外で」P186)

困ったことがあるときに、頼る相手としちゃモルトンは完璧。建築には詳しくないが、ものの見方が実にまっとうで寛容なんで、洞察といたわりに富む思いつきのどれを取っても、脳味噌の滑走路から雪を掻き落とす上で有効な発想の種がひそんでる。(P312)




















最終更新:2012年06月13日 00:22
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