| 第一の骨 | オブノイ 第三画を象徴 |
入手するための資質:愛されている人、愛すべき人(P148) ペプシが第一の月の骨を見つける手伝いをするためカレンはロンデュアに戻った(P106) 水の中で半分に折りペプシとカレンで一本ずつ持ちそれぞれの骨で杖を作った(P109) カレンの杖は第三画を無傷で通るため熱々拇指に渡した(P134) |
| 第二の骨 | カット 首都を象徴 |
入手するための資質:想像力と独創性 <風の唇>を組み立て賞品として授与された 口笛を吹いている顔の形をした緑がかった金色をしている(P146) |
| 第三の骨 | ドメニカ | 入手するための資質:公正さ(P207) フェリーナを食べようとした<温もり>を殺さなかった |
| 第四の骨 | スリー | ブリンの海のどこかにあり皆既月蝕の夜にしか入手できない デファジオが管理している(P225) |
| 第五の骨 | ミン | 入手するための資質:勇気 ジャック・チリと闘って手に入れる(P226)第五の骨が探索を完全なものにする(P226) <熱い靴>のズボンの中から取ってきた(P310) |
| 青い翼手竜 | (P78) |
| 鳥 | 羽の色が同じ(P79) |
| 会話風呂のジャッキー・ビロウズ | (P120) |
| 蜥蜴王ヒーグの重騎兵隊 | (P137) |
| フェリーナの従兄弟たち | 列を組んで行進し、濡れた珊瑚で牙を研ぐ(P138) |
| 紫ジェイクと黄色い縞のドルー | 北(第三画)に住んでいる。食べるのはチーズパイ(P139) |
| 夜耳 | オフィル・ジクの道案内 町外れに住む世捨て人(P188) |
| 記憶が演技するサーカス | オフィル・ジク(P216) |
| 泥熊手、麦汗、ヤスムーダ | ブリンの海にいる魚(P222) |
| 純白の海豚 | リーダー格はウラという(P222) |
| デファジオ | 五十歳くらいの男、青いジーンズに白いトレーナーを着ている 第四の骨を持っていた(P223) |
| ネグナグ | 鹿爪(P233)、カルミージア(P291) |
| スタストニー・パネンカ | 応援にかけつけた(P264) |
| エンダキシとその吠えるフルートたち | 一人の女と結婚してる十人の兄弟(P266)戦士 |
| 鵞鳥のお面とコーヒー | チリとの戦いのため集まってきた獣(P272) |
| ベニスの踊り子 | チリとの戦いのため集まってきた獣(P272) |
| 火炎サンドイッチ | スクイーニィの友達(P288) |
| スクイーニィ | (P288) |
| クゥクゥナリエス | カレンがペプシに与えた最初の魔法(P91) ウェーバーの頭からロンデュアを追い出すためニューヨークのレストランで唱えた(P213) |
青い木立を見つけてはレオや六帽を摘み、急流のそばではネイルテンスを摘んだ。味はどれもすばらしかった(P217)
「海が泥熊手とか麦汗とかヤスムーダなんて謎めいた魚で一杯で、毎日たいしてすることがなかったころのこと、おぼえてるわ。雲が弓のように空を渡ってったっけ。雲の音楽は銀色で悲しいものだった。あなたのお父さんの車はスポーツカーで、幸せな蜂みたいな音を立てた。お父さんはどこでもあたしの望むところへ乗せてってくれたのよ」(P64)
平野へ向かいながら、みんなを勇気づけようと、あたしは戦争に行く木の鼠の歌を歌い出した。なぜそんな歌をおぼえてるのか、どこで聞いたのかさえわからなかったが、歌詞を一つ残らず知ってたのは確か。(P83)
「猫たちももう死にました」マーシオが言ってミスター・トレイシーを見た。「猫、完璧な化石、真水の井戸」駱駝はのろのろと膝を折って、坐る態勢を取った。
ミスター・トレイシーは煙を見つめ続ける。「猫、新しい音楽、そしてガラスを曇らす蒸気。みんななくなってしまいました。ほかにもいろいろ。ペプシ、急いでください」(P219)
水の下を覗いてみたのだ。何てこと、下にも陸がある! 緑とベージュと硬質な青の陸。旅の途中で、飛行機の窓から眼にする色。だが青の部分は水であり、ここで初めて、あたしはブリンの海が海ではなく、実は空なのだと悟った。あたしたちは笑う帽子/舟に腰をおろして空にいるのだ。夕焼けの中を静かに浮かんで横切って。地面から眺める代わりに、そのまんまんなかにいる――移りゆく黄昏色の空を渡ってるのだ。何マイルも下に見えるのは……地球?あたしには見当もつかなかった。(P221)
「とにかく、事態がどうなってるかはもう見てきたらしいね。権力はジャック・チリが握ってるにしても、陸の状態はすっかり混乱してぐちゃぐちゃになってて、支配してるのが誰でも関係ないってとこまでいってるだろ? 一方にはあの熱々拇指やヒーグや、ソラリスや強力な御大のチリ自身がいる。チリにはまだ会ってないんだろう? 会う時間はたっぷりあるさ! それにほかにもまだまだいる。信じられないかもしれないが――動物、植物、それに鉱物まで。みんな統治したがってる。みんな権力が欲しいのさ。だが知ってるかい? みんな、一人残らず、ないものねだりの間抜けばかりなんだ。ないものねだりの間抜け――この希望のない場所にぴったりの形容詞さ。私に言わせりゃ<笑いの郷>だね。たまたま笑いの種類が間違ってるってだけで。(P224)