アルカ

アルカ=ゾルディック
ゾルディック家第四子。
巫女のような服装をしており、喜怒哀楽を模した髪留めをしている。容姿は女性そのもので、一人称もあたし。キルアは「妹」と称し女の子扱いしているが、イルミは「弟」、ゾルディック家の執事は「坊ちゃま」と呼んでいるため性別は正確には不明。その特異な能力からシルバには「別の何処かからきた闇(なにか)」と称され、その能力の危険性ゆえに幼少期から地下室に厳重に隔離されていた。キルアにはよく懐いているが、キルア自身はアルカが隔離されていることについては「なぜ放っておけた」と思っており、イルミの針を埋め込まれていたことが関係していると考えている。暗殺一家の一人ではあるが、幼少期から隔離されていたこともあり、純粋な戦闘能力は殆どなく普通の子ども並。家族たちからは疎まれているがゾルディック家としては珍しく無邪気で素直な性格の持ち主
キルアネフェルピトー戦で瀕死となったゴンを救うために力を借りようとするが、イルミはその代償によってキルアとその関係者が犠牲になることを防ぐために殺害しようとしている。家族だとは思っていけないとシルバが発言した事や、一部始終家族が監視していたことから、アルカ殺害はイルミの独断ではなくゾルディック家(あるいはシルバの)の意向だったようだ。
名前自体は初期から出ていたが、本格的に登場したのは会長選挙編から。その関係でゾルディック兄弟で唯一、アニメ第1作とミュージカル版には登場していない

ナニカ
 アルカのおねだりを三回連続で叶えるとアルカが変化する姿。真っ黒な目と笑っているかのような半開き-リスト
の口が特徴。他人の願いを叶える能力を持ち、願いを一つ叶えるとアルカに戻る。願い事を言われると「あい」と返事をする。
ナニカの能力
  • おねだりを三回連続で叶えるとどんな願いでも一つだけ叶えられる
  • おねだりを4回連続で断ると、おねだりされた人物とその人物が最も愛する人物の最低二人、それ以降はその人物と長時間接していたものから順に死ぬ。
  • ナニカがおねだりできるのは、ナニカが名前を知っている人物だけである。
  • おねだりをしている最中に、別の誰かにおねだりすることはできない。
  • おねだりをしている相手が途中で死亡しても「おねだり未達成」となり最低一人死者がでる。
(両親のシルバキキョウにナニカがおねだりしなかったのは、キルアミルキがナニカからのおねだりを中断している最中になるように計算していたためである)
  • 願い事の難易度に比例して、次のおねだりの難易度が上昇し、おねだりを叶えることができなかった場合の死者も増える。
  • 一度願い事を叶えてもらったものは、誰かが願い事をした後でないと再び願い事が出来ない。
  • おねだりに応えることができずに死者がでた場合、次からはおねだりの難易度がリセットされる。
  • 「治す」場合には対象に直接触れなければならないが、キルアいわく治すお願いの後に残酷なおねだりをしたことはない。しかし、直後に寝てしまう。
なお、アルカの姿に戻った時におねだりを言うものの、実際におねだりをしているのは「ナニカ」である。そのために厳密には、アルカがアルカとして存在していられるのは「おねだりを失敗し、死者が出たあとのおねだりレベルがリセットされた時」「おねだりが中断されている(おねだり中の相手が不在)時」だけになる。

アルカ自身はナニカの存在も自覚している。ゴン治療後にキルアがアルカのためを思って、ナニカに「もう二度と出てくるな」と命令するが、アルカは「ナニカが泣いている」「ナニカも大切にしてくれなきゃダメ」とキルアを責めるなど、アルカはナニカを大切にしている様子。 
キルアのみ、ナニカに「命令」することで無条件で願いを叶えることができ、代償を必要としない。キルアが例外なのは、ナニカがキルアを慕っているため。

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最終更新:2024年01月05日 15:00