ネフェルピトー

猫型の蟻。
通称・ピトー。
特質系能力者。
護衛軍の中で最初に生まれた。
発言の語尾に「~ニャ」と付くことが多い。
プロハンターですらたじろぐほどの不気味なオーラを発しており、時に無邪気ともとれる残酷さから部下たちからも恐れられていた。
かなりの実力者であるカイトを軽々と倒し、ゴンとキルアをオーラだけで圧倒した。
ネテロにさえ「わしより強くねー?」と言わしめるほどの実力を持つ。
戦闘を好み、自分が楽しいと夢中になってしまって周りが見えなくなる癖がある。
王と共に東ゴルトーに進出後、総帥マサドルディーゴとその軍隊を操り指揮をとるほか、一部分ならば最大2kmにも及ぶアメーバ状に変化する不定形の「円」を張り城の警備も担当している。
また、念能力で操る軍隊を使って強引に約5000人の念能力者を作りだした。
王宮でのゴンとの対峙の際には危篤状態のコムギを治療するため、カイトの蘇生を約束しゴンに対し降伏の意を示す(この際、左腕を自ら折っている)。
コムギの治療後、カイトの蘇生が不可能であることを告げた上で、ゴンを殺害しようとするも、カイトの死によって突如変貌を遂げたゴンの強大な戦闘力の前に圧倒され、頭を砕かれて絶命。
テレプシコーラの死後の念で、死後更に強大となった念で動き出し、戦闘態勢を解いたゴンの右腕を奪うものの、最期はゴンの巨大なオーラの塊とも言えるジャジャン拳によって完全に活動を停止した。

念人形を創り出す能力(仮称)
それぞれ異なる能力を持った念人形を創り出すことができる。

玩具修理者(ドクターブライス)
特質系の念能力
外科医姿の念人形を使い、対象者の生死を問わずその肉体を修復することができる。
ただし死人は腐敗しないように作り直すだけで生き返らせることはできない。
全オーラを集中しなければ発動できないため、能力発動中はピトー自身は絶の状態になる。
マチの「念糸縫合」と比べるとスピードで劣るが、マチはあくまで念糸で縫い合わせるだけであり体組織がくっつくのは本人の自己治癒任せ*1なのに対し、この能力は完全に体組織を修復し単なる修復だけでなく改造することも可能である。
改造は生きた人間にも遺体にも施すことができ、パームのように脳の感情と記憶を繋ぐ部位だけを意図的に破壊し記憶を残したまま兵士にする*2こともできる。
また、自身の外傷を治す事も可能である。
この念人形は発動させた場所から移動させることができず、またネフェルピトーの尾と直接繋がっているため、ネフェルピトーは念人形から20メートル以上離れることができないが、逆にこの弱点を利用し、敵からの攻撃で遠くに飛ばされそうになった際に念人形を発動させ、それ以上飛ばされることを防ぎ、その場にとどまるといった利用方法が可能となっている。

死体を操る能力(仮称)
操作系の念能力
傀儡師姿の念人形を死体にとり憑け操作する。
同時にかなりの数を操ることができる。
自動操作(オート)型。モラウの「紫煙拳(ディープパープル)」と違って念人形の数を少なくしても精度が上がる事は無く、煙人形を見て「自分の人形より精度が高い」とあっさり認めている。
ノヴら討伐隊はこの能力を見てネフェルピトーを操作系能力者と誤解している。

黒子舞想(テレプシコーラ)
操作系の念能力
ネフェルピトーが全力で闘う時に発現させる念能力
バレリーナを模した念人形を背後に出現させピトー自身を操り、戦闘能力を向上させる。
能力発動から攻撃までに要する時間は0.1秒を切る。
ピトーが死亡した後、死後強まる念によってピトーの死体を操った。

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最終更新:2025年02月10日 18:30

*1 従って一定以上の生命力がある相手にしか効果が無い

*2 実験体であり、キルアの熱い思いにより失敗