キメラ=アント討伐隊、カメレオン型の蟻。
女王の死後自ら王となるべく旅だったが、その後人間だった時の記憶が戻ったことから、メレオロンと名乗り、前世の里親ペギーを殺された復讐で王を倒す為ゴンに接触し、王討伐隊に参加する。
戦闘能力は本人曰くキメラの中で最下級の雑務兵クラス。
元となった人間の性質を非常に色濃く残し、
ナックルともすぐに意気投合した。
討伐作戦ではナックルとのコンボを活かす為コンビを組む。
念能力
特質系能力者。
透明能力(仮称)
文字通り透明になる能力。
透明になるだけで匂いや足音までは消せず、敵の「円」内に侵入すると気付かれる。
実際、メレオロン自身が愛煙家であるため、臭いに敏感な相手にはすぐにタバコの臭いで発見されてしまいあまり役に立たない能力だが、「『円』を使えば容易に発見できる程度の能力」と相手に思わせ、本当の能力を隠すためのダミー的能力(本人談)。
神の不在証明(パーフェクトプラン)
自身が呼吸を止めている間は、誰にも自分の存在を気付かれなくなる能力。
発動時間はメレオロンが呼吸を止めていられる間であるため一定ではない。
本人曰く「複数でレストランに行っても一人だけ水を出してもらえないような奴の究極形」。
足音や匂いの一切が消えるのではなく、どれだけ足音を立てても匂いを漂わせても、周囲はそれに気づかなくなる。
「円」の内部に入っても認識されないため、能力の効果が途切れるまで発見する術が無い。
逆に言うと、あくまで周囲が気づかないだけで存在自体が消えるわけではないため、流れ弾や、当てずっぽうの攻撃にもダメージを受けてしまう。
この能力を発動している状態で攻撃をしかけた場合、敵は「攻撃を受けたこと」は分かるが、メレオロンの存在が認識できないため、何も無い場所から攻撃を受けたようにしか感じられない。
ただし、血などの使用者が残していった跡は他者にも視認が可能なのでそこから居場所を特定することは可能である。
能力は死ねば解除されるのが普通であるため、メレオロンが「神の不在証明」発動中に呼吸を再開する間もなく死亡してした場合、その場で死体が見えるようになるはずであるが、劇中における討伐隊としての作戦行動の際は事情が異なり、メレオロンが討伐する対象である
メルエムに恨みを抱いていたため、志半ばで死ねば死後強まる念として能力が解除されず、仲間からも「死んだのかどうかさえ分からない」状態になる可能性があった。
神の共犯者(かみのきょうはんしゃ)
「神の不在証明(パーフェクトプラン)」発動中、メレオロンが手で触れている者にも「神の不在証明(パーフェクトプラン)」の効果が連動する。
最終更新:2024年07月13日 17:02