ひょんなことから女の子
kui 短編3
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193 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2006/08/25(金) 21:33:53.10 ID:DbdQpOx0O
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 19:54:31.47 ID:L0VEHuw+O
俺も萌話書けるようになりたい(´・ω・`)
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 19:54:31.47 ID:L0VEHuw+O
俺も萌話書けるようになりたい(´・ω・`)
むしろおにゃのこになりry
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 19:58:22.37 ID:HkoK10yO
>>182
禿ドーwww
>>182
禿ドーwww
俺は込み上げてくるニヤニヤ笑いを我慢しながら送信ボタンを押した。
ここが家ならその笑いも我慢する必要もないのだが、あいにくと電車の中。
乗客は少なめだがそれでもアホ面を晒す気にはなれない。
ふと外を見ると○○駅。降車駅の●●駅まではまだ遠い。
俺「まぁdat落ちはないだろ。少し疲れたし、寝よ。」
そういって「俺」は腕を組み首を深く頷かせる姿勢で眠りに落ちる準備をした。
「俺」は瞳を閉じると妄想を始めた。眠りに就く前にやる、いつもの癖だ。
今日の妄想は無論「自分がHKOKになったら」だ。
(まずはやっぱ体の具合を確かめるだろ。まぁスレに報告もする罠。
そしたらうp祭りになってー、女神扱いされてぇ…うは…夢が。。。ふぃろ‥広がり…ガトリング……)意識が休息に入った。
…・…‥ …●ェキィー●●駅ー。お降りのお客様は…
俺「ふぁあ、んんーっ。おっ、丁度着いたとこか。」
目覚めてすぐの倦怠感を体中に感じながらゆっくり立ち上がる。
周りを見るが他の乗客はもう居ない。つまりこの車両には自分一人だったということだ。
電車を降りると真っすぐ家に向った。まだ疲れがとれないため今日は寄り道はなしだ。
家に着くと勢い良く玄関を開けた。
俺「ただいまーっ!!」…アレ?コエガ?
母「(ドタドタ)帰りが遅いわっ!(ガチャ)ってかあんたちょっと声が高‥い…」
リビングから出てきた母と目が合う。その目が驚きと困惑の色に染まる。
母「―あの、どちら様でしょうか。」
ここが家ならその笑いも我慢する必要もないのだが、あいにくと電車の中。
乗客は少なめだがそれでもアホ面を晒す気にはなれない。
ふと外を見ると○○駅。降車駅の●●駅まではまだ遠い。
俺「まぁdat落ちはないだろ。少し疲れたし、寝よ。」
そういって「俺」は腕を組み首を深く頷かせる姿勢で眠りに落ちる準備をした。
「俺」は瞳を閉じると妄想を始めた。眠りに就く前にやる、いつもの癖だ。
今日の妄想は無論「自分がHKOKになったら」だ。
(まずはやっぱ体の具合を確かめるだろ。まぁスレに報告もする罠。
そしたらうp祭りになってー、女神扱いされてぇ…うは…夢が。。。ふぃろ‥広がり…ガトリング……)意識が休息に入った。
…・…‥ …●ェキィー●●駅ー。お降りのお客様は…
俺「ふぁあ、んんーっ。おっ、丁度着いたとこか。」
目覚めてすぐの倦怠感を体中に感じながらゆっくり立ち上がる。
周りを見るが他の乗客はもう居ない。つまりこの車両には自分一人だったということだ。
電車を降りると真っすぐ家に向った。まだ疲れがとれないため今日は寄り道はなしだ。
家に着くと勢い良く玄関を開けた。
俺「ただいまーっ!!」…アレ?コエガ?
母「(ドタドタ)帰りが遅いわっ!(ガチャ)ってかあんたちょっと声が高‥い…」
リビングから出てきた母と目が合う。その目が驚きと困惑の色に染まる。
母「―あの、どちら様でしょうか。」
240 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2006/08/26(土) 01:35:17.59 ID:w6oOOjrxO
俺「どちら様って…俺、「俺」だよ。」オレノコエジャネェ
母「え…っと、「俺」は家の息子ですけど。」
俺「いや、だからその息子がここにいます…よ?」
違和感には気付いていた。
目覚めたときから感じていた。
それは疲れから来たもんだと思っていた。
だがしかし、人は疲れたら声が高くなるだろうか?
人は疲れたら自分より小さかったはずの母と同じ位の身長になるだろうか?
下駄箱の鏡に映る自分の姿が可愛らしい女の子に見えるだろうか?
俺「え、なんだこれ…誰だこれ。え、どういうこと?」
驚愕、ただ驚愕。
脳のCPUが今ありのまま起こっていることを処理しきれなかった結果のひたすらの驚愕。
アナタドウミテモセイ…オンナノコジャナイ!
母が何か言っているがその言葉は左から右へと抜ける。
これは変な妄想した所為でできた夢か?真夏の夜の淫夢なのか?
俺の体はまだ電車に揺られてて、へたすりゃ寝過ごしてたりとか、そういうオチか?
だが不条理の存在しない整合性のとれた世界は、圧倒的なリアリティーでその問いにNOの答えを出した。
俺「これってつまり…」
]ナ`/「真実はいつも一つ!!あれれぇー?俺君が女の子になってるよぉー?」
母(新一)「バーローwww」
俺「どちら様って…俺、「俺」だよ。」オレノコエジャネェ
母「え…っと、「俺」は家の息子ですけど。」
俺「いや、だからその息子がここにいます…よ?」
違和感には気付いていた。
目覚めたときから感じていた。
それは疲れから来たもんだと思っていた。
だがしかし、人は疲れたら声が高くなるだろうか?
人は疲れたら自分より小さかったはずの母と同じ位の身長になるだろうか?
下駄箱の鏡に映る自分の姿が可愛らしい女の子に見えるだろうか?
俺「え、なんだこれ…誰だこれ。え、どういうこと?」
驚愕、ただ驚愕。
脳のCPUが今ありのまま起こっていることを処理しきれなかった結果のひたすらの驚愕。
アナタドウミテモセイ…オンナノコジャナイ!
母が何か言っているがその言葉は左から右へと抜ける。
これは変な妄想した所為でできた夢か?真夏の夜の淫夢なのか?
俺の体はまだ電車に揺られてて、へたすりゃ寝過ごしてたりとか、そういうオチか?
だが不条理の存在しない整合性のとれた世界は、圧倒的なリアリティーでその問いにNOの答えを出した。
俺「これってつまり…」
]ナ`/「真実はいつも一つ!!あれれぇー?俺君が女の子になってるよぉー?」
母(新一)「バーローwww」
255 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2006/08/26(土) 05:54:58.98 ID:w6oOOjrxO
新一「大人をからかうなんて感心しないわね。あなた本当は誰なの?「俺」の友達?」
俺「江戸川コナン。在日さ!」
母「いい加減にしなさい!人の家に勝手にやってきて!「俺」の名をかたって!あんまりしつこいと警察呼びますよ!」
俺「ちょwwwおk母者、時にお膣k」
母「私はあなたの母親じゃありません!!」
俺「!!!」
母の得意とするヒステリーが炸裂した。
思いっきり肩をド突かれ、俺の体は玄関の外へと弾き出される。
いつもなら母の一撃などどうということはないのだが、今のこの小さな体にはトオルルヌングンだった。
俺が開けたとき以上の勢いをもって玄関のドアは閉められ、鍵の掛けられる音、チェーンの掛けられる音が俺の耳に届いた。
そのガチャリという音は牢屋に掛けられた鉄錠を思わせたという。――後の武蔵である。
俺「―アレ?おかしいな。ここ、俺んちだよな。なんで入れてもらえないんだ?
確かに女の子になっちゃいるが、喋り方も俺一流のジョークも前のままだぜ?
大体なりたくて女になったわけじゃないし、いやなりたいとは思ったけどさ……
母「まだあの子いるわ。本当に警察呼ぼうかしら。」
父「ほっとけばいずれどこかに行くだろう。それに呼ぶなら救急車だろう?精神科に行ってもらわなきゃなHAHAHA」
俺の耳に微かに、だが確かに聞こえたその言葉は死刑宣告に聞こえたという。――後のMUSASHIである。
リビングのカーテンの隙間から放たれる母の迷惑そうな視線に堪えられず俺はゆっくりと立ち上がり我が家だった場所を後にする。
新一「大人をからかうなんて感心しないわね。あなた本当は誰なの?「俺」の友達?」
俺「江戸川コナン。在日さ!」
母「いい加減にしなさい!人の家に勝手にやってきて!「俺」の名をかたって!あんまりしつこいと警察呼びますよ!」
俺「ちょwwwおk母者、時にお膣k」
母「私はあなたの母親じゃありません!!」
俺「!!!」
母の得意とするヒステリーが炸裂した。
思いっきり肩をド突かれ、俺の体は玄関の外へと弾き出される。
いつもなら母の一撃などどうということはないのだが、今のこの小さな体にはトオルルヌングンだった。
俺が開けたとき以上の勢いをもって玄関のドアは閉められ、鍵の掛けられる音、チェーンの掛けられる音が俺の耳に届いた。
そのガチャリという音は牢屋に掛けられた鉄錠を思わせたという。――後の武蔵である。
俺「―アレ?おかしいな。ここ、俺んちだよな。なんで入れてもらえないんだ?
確かに女の子になっちゃいるが、喋り方も俺一流のジョークも前のままだぜ?
大体なりたくて女になったわけじゃないし、いやなりたいとは思ったけどさ……
母「まだあの子いるわ。本当に警察呼ぼうかしら。」
父「ほっとけばいずれどこかに行くだろう。それに呼ぶなら救急車だろう?精神科に行ってもらわなきゃなHAHAHA」
俺の耳に微かに、だが確かに聞こえたその言葉は死刑宣告に聞こえたという。――後のMUSASHIである。
リビングのカーテンの隙間から放たれる母の迷惑そうな視線に堪えられず俺はゆっくりと立ち上がり我が家だった場所を後にする。
これが、現実?
女になって、両親に我が子であることを否定されて、いつもの帰る場所もなくなって、真っ暗な中行くあてもなくて。
これが、ひょんなことから女の子になるってこと?
俺「もう訳分かんねぇよぉ。どうすりゃ、ヒックいぃんだよぉ…」
俺は泣いた。ただただ泣いた。
「僕がついている」と言ってくれる友もなく、手に触れ泣いてくれる母もなく、独りで泣いた。
アノリババリババリバリバー
女になって、両親に我が子であることを否定されて、いつもの帰る場所もなくなって、真っ暗な中行くあてもなくて。
これが、ひょんなことから女の子になるってこと?
俺「もう訳分かんねぇよぉ。どうすりゃ、ヒックいぃんだよぉ…」
俺は泣いた。ただただ泣いた。
「僕がついている」と言ってくれる友もなく、手に触れ泣いてくれる母もなく、独りで泣いた。
アノリババリババリバリバー