ひょんなことから女の子
kui 短編5
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hyon
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98 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/12(火) 00:09:33.61 ID:DWBljgBcO
友「そんな…何で!何で俺君なの!?」
俺「だから言っただろう。
兄も父も銃弾に倒れた。母も親族も疎開先で炎に焼かれた。俺が死んでも誰も悲しまない。
だから俺に白羽の矢が立った。軍部は実に人道的な選択をしたんだ。」
友「納得できないよ!作戦内容なんてほとんどカミカゼじゃないか!」
俺「いや、全く違う。俺の役割は戦略上重要な位置に存在する○〇島に橋頭堡を確保する為、
既に上陸している敵軍を繊滅することだ。生きて還ってくることが前提としてある。」
友「戦略上重要なのは向こうも同じでかなりの数の敵兵がいるんでしょ!?
そんな所に行くなんて無茶が過ぎるよ!軍部も何でこんな無謀な作戦を!」
俺「物資の面でこちらが不利なんだ。長期戦になりつつある今、多少無茶なことはやらなければならない。」
友「だからって…何でそれを俺君が…?年だって僕と同じじゃないか!」
俺「何度も同じ事を聞かないでくれ。
それに俺にはお前程の頭が無いからな。前線で戦うしかないんだ。友は医療部隊で頑張ってくれ。」
友「…ねぇ、女の人って軍人になれないんだよね?
あと作戦開始っていつ?」
俺「なんだ唐突に…。
そうだ。女性は決して戦闘には参加できない。それが軍規だ。
作戦開始は十日後の0300だ。」
友「…わかった。十日後だね。」
友(それなら…あの新薬を飲ませれば俺君は…!)
友「そんな…何で!何で俺君なの!?」
俺「だから言っただろう。
兄も父も銃弾に倒れた。母も親族も疎開先で炎に焼かれた。俺が死んでも誰も悲しまない。
だから俺に白羽の矢が立った。軍部は実に人道的な選択をしたんだ。」
友「納得できないよ!作戦内容なんてほとんどカミカゼじゃないか!」
俺「いや、全く違う。俺の役割は戦略上重要な位置に存在する○〇島に橋頭堡を確保する為、
既に上陸している敵軍を繊滅することだ。生きて還ってくることが前提としてある。」
友「戦略上重要なのは向こうも同じでかなりの数の敵兵がいるんでしょ!?
そんな所に行くなんて無茶が過ぎるよ!軍部も何でこんな無謀な作戦を!」
俺「物資の面でこちらが不利なんだ。長期戦になりつつある今、多少無茶なことはやらなければならない。」
友「だからって…何でそれを俺君が…?年だって僕と同じじゃないか!」
俺「何度も同じ事を聞かないでくれ。
それに俺にはお前程の頭が無いからな。前線で戦うしかないんだ。友は医療部隊で頑張ってくれ。」
友「…ねぇ、女の人って軍人になれないんだよね?
あと作戦開始っていつ?」
俺「なんだ唐突に…。
そうだ。女性は決して戦闘には参加できない。それが軍規だ。
作戦開始は十日後の0300だ。」
友「…わかった。十日後だね。」
友(それなら…あの新薬を飲ませれば俺君は…!)