ThinkPad X40
メーカー |
IBM |
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発売年 |
2003年(平成15)12月24日 |
販売価格 |
193,000円(IBM希望小売価格) |
概要
特徴
ThinkPad X40は前機種のThinkPad X32からコンセプトを引き継いだウルトラモバイルとなっているが、携行性を重視して本体の厚さを軽減させて当時のモバイルノートパソコンで一番薄型であった。
また、その薄型を実現させる為に従来の3.5インチHDDを廃して日立製1.8インチHDDを採用するなど『薄型』に力を入れたモデルとなっている。
前機種からの変更点
ThinkPad X32はあくまでもThinkPad X31の後継機種と言う事で外観は変更せず、主にハード側の変更に留まった。
そこに携行性重視モデルとして本機が登場して住み分けがなされた。
しかし、ThinkPad X40は先述した1.8インチHDDや超低電圧版Intel Pentium Mといった駆動時間を伸ばす為に性能を犠牲にしている部分があり性能が著しく低下してしまった。
それもあってか、暫くThinkPad X32との併売がなされていた。
また、採用されている1.8インチHDDは東芝と日立の二社が開発しているが何れも互換性のない全くの別物である。
非常に紛らわしい状況であり、誤購入には十分注意したい所である。
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(これが本モデルで採用されている日立製1.8インチHDDで端子が剥き出しになっているのが特徴) |
(対する東芝製1.8インチHDDはフレキシブルケーブルで接続するものとなっており、対応していない) |
構成情報
製品番号 |
構成 |
2661-24J |
超低電圧版Intel Mobile Celeron 500MHz&br;12.1インチTFT液晶VGA(1024x768)&br; |
2662-34J |
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2662-35J |
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対応OS情報
OS名 |
可否 |
備考 |
Microsoft Windows 95 |
△ |
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Microsoft Windows 98 |
△ |
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Microsoft Windows 98 Second Edition |
△ |
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Microsoft Windows Millenium Edition |
△ |
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Microsoft Windows NT 4.0 Workstation |
○ |
ダウングレード用としてリカバリディスクが付属されていた |
Microsoft Windows 2000 Professional |
○ |
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Microsoft Windows XP Professional |
○ |
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Microsoft Windows XP Home Edition |
○ |
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IBM OS/2 Wapr 4 |
× |
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○:IBM公認または出荷モデルにてプリインストール
△:非公式ではあるが対応が確認されている
×:非対応または推奨されていない
最終更新:2023年06月05日 22:19