人物名鑑:猪狩守

ゲーム内における猪狩守

魔王に加担する猪狩コンツェルンの御曹司。ラストダンジョン内の球場で登場し、パワプロくんに野球勝負を挑んでくる。
野球での持ち玉はストレート、スライダー、カーブ、フォークの4種類で原作そのまま。追い込まれてくるとストレートがHOP-UPするようになる。最初から投げろよ。
既にパワプロくんとはライバル関係が出来上がっている状態で、過去にも似たような勝負をしていたらしい。
魔王に加担せざるを得ない理由があったようだが、勝負に負けると多くは語らずに自分の行いを悔いながらもパワプロくんに世界の命運を託す。

原作における猪狩守

「パワフルプロ野球」シリーズのサクセスモードに登場する。
作品によって立ち位置は異なるが、パワプロくんのライバルと言えば一番手に名前が出てくるであろうキャラクター。左投左打でポジションは投手(主に先発)。
大筋な経歴はあかつき大付属高校-あかつき大学-猪狩コンツェルン。実在球団だと読売ジャイアンツに所属するのが正史となっている模様。架空球団だと猪狩カイザースにも所属する。
猪狩コンツェルンという大企業の御曹司というボンボンであり、自分の才能を鼻にかけて他人を見下す生意気でいけ好かない野郎と思われることが多い。
しかし実際にはライバルであるパワプロくんの実力を認めつつ、他人には努力する姿を見せずに精進し続ける熱血漢だったりする。作品によっては熱血漢の部分が前に出されることもあり、場合によってはパワプロくんとは親友の間柄になったりもする。このようなキャラクターが惹きつけられる部分を生むのか、長年ライバルキャラを務められる訳である。

初登場時から野球選手としての能力はほぼ同じで、最速150km/hに迫る直球を軸にスライダー、カーブ、フォークを持ち球とし、コントロールも非常に良い。
最大の特徴は投手でありながら野手能力の「パワー」が非常に高く、かつ「パワーヒッター」を所持するホームランバッターであること。これによりパワプロくんのポジションが投手であったとしても「投手:パワプロくん、打者:猪狩守」という勝負が成り立つようになっている。
作品によっては「ライジングキャノン」といった俗にいう「ライジング系」を習得する場合があり、HOP-UPするノビのある直球に変貌する。
しかし時代が進むにつれて全体的にまとまった能力であるものの、打ち崩すにはそれほど難易度が高い相手ではなくなってきているのが実情で、慣れたプレイヤーならば「投手猪狩」を簡単に攻略してしまう。よくパワプロくんに勝負を挑んでくる性質上、プレイヤーのカモにされることも多いため「 いのかりバッティングセンター 」という不名誉な呼び名もあったりする。
猪狩進という弟がいる。こちらも野球選手でポジションは捕手。作品によっては兄弟でバッテリーを組むこともある。
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最終更新:2022年07月22日 22:30