リグリー星間共和国連邦(Union of Wrigley Interstellar Republics、U.W.I.R)は、フェイルディラシア恒星系7番惑星リグリーと衛星群、及びコロニーにおいて、人類種が中心になって統一、樹立した連邦制の星間国家。この地は、人類として初めて降り立った宇宙往還機機長、サリー・F・リグリー准将の名に因んで命名された。略称はリグリー連邦。首都はアルマトイシティ(旧イーストポイント市)。
歴史
星団暦14世紀頃 、ヴォレファール星団内フェイルディラシア系、その最も外郭部に存在するこの辺境惑星に、他の人類系惑星と同様に開拓移民という名目で遺伝子搬船によって送り出された。
母星の重力崩壊により連絡を断たれたことによって、リグリーは独自の社会的・文化的発展を遂げることになる。当初は一面に凍結した不毛の大地が広がり、最初期に入植した人類は中小規模の惑星基地群において、極めて限定的な居住を余儀なくされた。
現在のような気候と民主的な秩序を手に入れたのは、長年に渡って続けられたテラフォーミングの試みが奏功して、顕著な拡大を遂げた惑星基地が都市国家として成長して行った。しかし、その後にに失われた物もまた大であった。
人類種の入植以前は極めて過酷な環境が故に、知的な生命体は存在せず、結果として現住種との争いも存在せずに永く平静を維持してきたリグリー星だが、開拓の成功と同時に活動の範囲を衛星から宇宙へと広げて行くにつれ、“
人類接触戦争”の影響を受けていくことになる。各地に割拠していた衛星国家の軍隊が、主にフェイルディラシア近辺に於いて、非人類種と数回に渡って武力衝突を重ねている事が確認されている。また、衛星国家間でも領土や極地域に眠る天然資源などを巡って紛争が絶えず、各地で戦乱が発生した。その過程で、惑星間の長距離誘導弾、電磁投射砲や宇宙空間機動多足歩行型マニピュレーターと言った新型兵器も登場する。
(以下、推敲中)
リグリーにおける社会主義新興大国、アルマトイ連邦は、長期間をかけ周辺諸国を全て併合・同盟・従属化することにより、ついに惑星内統一を果たしアルマトイ星間共和国連邦を樹立するも、その後リグリーという公式惑星名を国家の名称として使用するようになった。
建国宣言(訂正後・全文)
星団暦2900年以上を経た今日、ようやくリグリー、及びリグリー系衛星間の共和国連邦制による惑星内統一を成し遂げたことにより、 積年の悲願であったヴァレフォール星団管理機構への加盟申請を成し得た事は至福の極みである。
偉大なる
星団法に則り、我々はここに、リグリー星間共和国連邦の建国を高らかに宣言する。
気候
入植当初は地表平均気温が零下90℃と言う過酷な気候条件の中、惑星基地内でのごく限定された生活を余儀なくされていたが、長期間に渡って実施されてきたテラフォーミングの試みが奏功して、現在は温暖湿潤な気候となっている。
政治・地理情勢
リグリー労働者農民党(旧アルマトイ労働者党)の一党独裁による社会主義政策が取られている。
これは、人類種の各民族、及び異星種との共存・融和のために取られた処置で、最高議決機関は星間内各共和国の国家元首による一院制の「連邦最高幹部会議」で、議場は首都アルマトイシティに存在する。
防衛力については、統治領個々の衛星群を守る程度の局地ミサイル基地と、重機関銃等の小火器で武装する陸上国防軍(約5万名)。航宙艦は接触戦争末期の老朽化した小型砲艦が数隻在籍するのみであり、国家レベルの戦力は現状においては無いも同然である。
惑星からは豊富な各種天然資源が産出され、これらは計画経済政策に基づいて星団諸国に輸出されている。しかし、リグリー連邦そのものは工業力・科学力共に周辺各国より大きく立ち遅れてしまったがために資源を有効に活用しているとは言えず、この分野における発展努力は独立維持のためにも不可欠であろう。
最終更新:2008年01月27日 01:37