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蒼星石短編 - (2006/05/21 (日) 21:31:19) のソース

蒼星石「もう、またカンニングしたのかい?しょうがないな・・・ 
    じゃあこれからテスト中ずっと君のとなりで監視をするよ。そんな顔してもだめだよ」

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真紅「困ったわ」 
水銀燈「どうしたのよぅ?」 
真紅「実に困った事になったのだわ水銀燈」 
水銀燈「? 生徒が問題でもおこしたのぅ?」 
真紅「違うわ」 
水銀燈「じゃぁなによぅ?」 
真紅「蒼星石先生の誕生日が明日なのだわ」 
水銀燈「……困ったわね」 
真紅「えぇ、困ったわ」 
蒼星石「二人とも何を悩んでいるんですか?」 
二人「いえ、とくに、なんも、えぇ、なやんでません」 
蒼星石「?」 

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水銀燈「寄こしなさい」 
真紅「いやよ」 
水銀燈「……ぬぐぐぐ」 
真紅「いぎぎぎ」 
蒼星石「二人とも一体なにを?」 
翠星石「しらんです。なんでも、くんくん人形におめぇの服を着せるために服ぅつくったらしーです」 
蒼星石「僕の?」 
翠星石「モテモテですねぇ?」 
水銀燈「その蒼星石先生バージョンをよこしなさい!」 
真紅「断る! 死んでも離さないのだわ!」 
蒼星石「……どうすればいいともう?」 
翠星石「しらんです。それよりさっさと授業行って来いです」 

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蒼「いや……ここを保守できたのは、僕一人の力じゃない。みんなのお陰だよ」 
真「ちょっと、ブルー。何をそんなに低姿勢になってるの? あなたはクールな役回りなんだから、 
 もっと偉そうに踏んぞり返っていないと駄目よ」 



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~恐怖の顧問~(剣道部)


巴 「メーン」
蒼 「はぁー!まだまだ!切り返しが甘い!」
巴 「はい!ところで……」
蒼 「なんだい?」
巴 「その巨大な金属と思われるハサミはやめて頂きたいんですが…その…危険ですし…。」
蒼 「あ…すみません。これの方が慣れてるもので。そうですね。あまりコレ振り回すと首から上が……………ポロッと…。」
と歯切れ悪くややうつむき加減で言い放つ蒼星石
一同 「……ポロッと!!」
血の気が引く部員一同。
蒼 「周囲が見えなくなって…特に悔しいときとか……つい……僕の話恥ずかしい話これくらいにしておきましょう。」
と切り上げ更衣室に向かっていく蒼星石。血の気が引いた顔で見守る部員一同…
蒼 「あっ今から出張なんです。皆さん大会の当日には帰ってこれると思います。しっかり体調整えて大会では頑張ってください。
   前みたいに悔しい思いはしたくないでしょ皆も。では失礼します。」
~~~後日談~~~
有栖学園の剣道部は全国クラスの剣道部を退けその大会で見事優勝を果たしたとのことです。
そのときの優勝候補の学校の顧問の先生曰く…
「必死さが違いましたねうちの生徒とは比較にならないほど必死でした。そう…なんていうか負ければ死ぬみたいな気迫でしたね。」
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