ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「水銀燈×真紅」で検索した結果

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  • 水銀燈×真紅
    真紅「期末テストの採点で徹夜なのだわ」 水銀燈「そんなことやってるから成長がとまるのよぉー」 真紅「うるさいわね!あんたみたいな年増になりたくないから 成長しなくてもいいのだわ,乳酸菌摂っても無駄よあんたはw」 水銀燈「ふふっ,そんなこと言ったって結局は うらやましいんでしょぉー,しんくぅー」
  • 水銀燈
    ...燈と卒業アルバム 水銀燈×真紅 保健室と二日酔い水銀燈 水銀燈と新入生 水銀燈の英語 イ 型抜きとくんくん 水銀燈vs不良in清水 進路相談:水銀燈の場合 芝生と青い空の下でのひととき 水銀燈とチョーク 昔の水銀燈と薔薇水晶 水銀燈と写真立て 銀さまにそんな過去が?! 交通事故 翠星石と水銀燈のディアブロ 真紅と水銀燈の奇妙なドライブ 水銀燈と女子生徒(百合注意) 具合悪いんでぇ・・・ 教育実習生:水銀燈の場合 雪華綺晶を利用する水銀燈 異変 北海道の集団旅行 水銀燈と『商談』 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボール- 球技大会~二回戦第二試合E金糸雀vsH水銀燈~-テニス- 水銀燈の恋愛観 推測と水銀燈 水銀燈とくんくんストラップ 視聴覚室のゲーム 水銀燈逃亡劇 銀様国外逃亡劇~civilians s...
  • 薔薇水晶×水銀燈×真紅小ネタ
    薔薇(またクラスの点数下がってる・・) 水銀燈「でさぁ~この前○○君ったらね~」 真紅「くすっ、○○君相変わらずね。」 薔薇(しかも私の科目だ・・・) 水銀燈「薔薇水晶先生。」 薔薇(やっぱり私より副担の水銀燈先生のが・・) 水銀燈「・・・?あのぅ、薔薇水晶せんせぇ・・・?」 薔薇「・・・・あ、すいません・・・なんでしょう。」 水銀燈「今日これから真紅と軽く飲みに行くんですぅ~薔薇水晶先生もどうかな、っておもってぇ~。」 薔薇「い、いえ・・私はちょっと行く所が・・・。」 真紅「あんたと違って男が居るのよ、諦めなさい。」 水銀燈「え~っ!?ちょ、ちょっとぉ・・・。」 薔薇(ほんと・・水銀燈先生のが明るくてずっといいや・・・。)
  • 薔薇水晶
    ...日本史 薔薇水晶×水銀燈×真紅小ネタ GTB(グレート・ティーチャー・薔薇水晶) 水銀燈×薔薇水晶 薔薇水晶の春 薔薇水晶と写真 薔薇水晶&水銀燈と卒業式 薔薇水晶の家庭訪問2 ばらきらの一日 薔薇水晶と三者面談 薔薇水晶と雨 朦朧とする薔薇水晶 薔薇水晶の生活指導 薔薇しぃブルマ 薔薇水晶の憧れ マウスの上の日向ぼっこ 薔薇水晶の家庭教師 進路指導(お見合い) 薔薇水晶と食堂 ベタな間違いを素でやりやがった 薔薇水晶と張り紙 進路相談:薔薇水晶の場合 えろ時代 薔薇水晶とチョーク 薔薇水晶とチョークパート2 薔薇水晶とゲームボーイカラー 薔薇水晶と新婚生活 金魚 球技大会~一回戦第二試合C雛苺vsB薔薇水晶~-バスケ- 薔薇水晶の休日 向き、不向き 薔薇水晶とサザビー お弁当~彼と一緒の時間~ 好き 昔の水銀燈と薔...
  • 水銀燈×薔薇水晶
    水銀燈「はぁ、なーんか私女子からの人気低いわねぇ」  それは、アナタの保健体育での授業が思いっきり原因なのですがわかっていますか?と、水銀燈の隣のデスクで数学の問題を作成している蒼星石はそう思った。 水銀燈「薔薇水晶先生が、うらやましいわぁ~。男子女子ともに人気者じゃない」  まぁ、確かに薔薇水晶先生は男子女子ともに人気ありますね。と、心の中で相槌を打つ蒼星石。 薔薇水晶「水銀燈……先生」 水銀燈「は、はぃっ!?」  突然、後ろからかけられた声にいつもの水銀燈らしからぬ素っ頓狂な声をあげる。それを見た薔薇水晶と蒼星石は、目を丸くして水銀燈を見ていた。 水銀燈「え、えっと。何か用ですか? 薔薇水晶先生」  とりあえず、調子を元に戻し水銀燈は、薔薇水晶の方に向き直る。水銀燈の頬が、少しばかり赤いのは気のせいじゃないだろう。 薔薇水晶「あ……えっと、その……」...
  • 書き散らし
    水銀燈先生 水銀燈、JUMとの遭遇 水銀燈×薔薇水晶 薔薇水晶&水銀燈と卒業式 実技試験の前のひととき 蒼星石×水銀燈の百合 病室の木の葉 とある男子生徒の事情 水銀燈の補習 水銀燈の胸 水銀燈と屋上 進路相談:水銀燈の場合 交通事故 北海道の集団旅行 推測と水銀燈 おあ氏とS氏とくんくん人形 白馬の王子様 人は、人生という道を歩んでいる 水銀燈と家庭科 金糸雀先生 金糸雀の音楽(?) 対人兵器 コスプレ大会 進路相談:金糸雀の場合 翠星石先生 翠星石と下宿 翠星石とラーメン屋 翠星石のイタズラ 進路相談:翠星石の場合 蒼星石先生 蒼星石小ネタ? 蒼星石と舞踏会 結婚 ほ し が きレス入り 蒼星石と女子高生2(書き散らし氏ver 進路相談:蒼星石の場合 RPGと蒼星石 蒼星石と屋上と煙草 ...
  • 水銀燈の嘆き
    ~水銀燈の嘆き~ 水銀燈はスタイルがいい。これは周知の事実である。 しかしその事実を覆す信じられないような出来事が起こった・・・ 朝。 水銀燈は目覚めた。そして朝のシャワーをしに浴室へ向かう。が・・・ 水「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 悲鳴を上げる水銀燈。無い。無いのだ。何がって・・・胸が。 いつもはボイ(以下作者恥ずかしいので規制)・・・なのだが、今の水銀燈は真紅に勝るとも劣らない貧乳になっていた。 ん、後ろから凄まじい殺気が…え、薔薇の花びら!? 水「嘘よねぇ・・・これは夢よねぇ・・・」 一人呟く。目がうつろである。 しかし学校を休むわけにはいかない。とりあえず詰め物をして学校へ行った。 雛「あ、水銀燈!おはよーなのー。」 水「えぇ・・・おはよう・・・」 雛「?」 明らかに元気の無い水銀燈。何か...
  • 水銀燈の英語
    ガラガラガラ 水銀燈「さぁ授業するわよぉ」 男子A「あれ、英語じゃないんですか?」 水銀燈「真紅先生の代わりでーす」 男子たち(ラッキー!) 水銀燈「それじゃ今日は歌を使って英語を覚えましょぅ」 女子A「何の歌です?」 水銀燈「せっかちねぇ、聴けば分かるわよ」 カチッ ラジカセ(Last night I said these words to my girl♪) カッカッ 水銀燈「じゃあ黒板に書いた歌詞を誰か訳してちょうだい」 男子B「はい!昨夜、僕は彼女にこう言いました」 男子C「君は試すことすら拒むんだね」 男子A「さあ来て、僕を楽しませてくれ、僕が君にしているように」 水銀燈「はぁい、よくできました」 男子B「せせ、せんせっ、どういう意味なんですか?」 水銀燈「え?」 男子C「もしかして、誘ってるんですかっ!」 ...
  • 水銀燈逃亡劇
    真紅「…というわけで、明日はせっかくの休みなのに申し訳ないんだけど、街の清掃活動に協力して頂戴。」 朝の会議で、そう教師全員に説明する真紅。真っ先に反対したのは、やはり水銀燈だった。 水銀燈「冗談じゃないわ!何で、休みの日まで働かなきゃいけないのよ!」 その声に呼応して、他の教師からも続々と非難の声が上がる。 翠星石「その通りですぅ!そんなのは、清掃業者のオッサンに任せやがれですぅ!!」 金糸雀「2人の言うとおりかしらー!清掃業者の人の仕事を奪うのも、良くないかしらー!!」 雛苺「うゆー…休みの日ぐらい、ゆっくり寝てたいのー…」 雪華綺晶「やだ。」 ある程度の反発は予想していたが、これは真紅の予想を超えていた。 何を言おうか迷う真紅に、すかさず蒼星石が助け舟を出す。 蒼星石「まぁまぁ…翠星石だって、駅前の花壇はひどいって嘆いてたじゃない。それに、街が綺麗に...
  • 水銀燈と禁煙
    「やっぱり煙草は最高だわぁ」 屋上でいつも通り煙草を吸っている水銀燈。 そこに一つの影は現れる。 「全く・・・学園内で煙草を吸わないで頂戴」 「あら、真紅じゃなぁい・・・どうしたのぉ?」 「どうしたもこうしたもないわ・・・  貴女・・・健康診断の結果、出たわよ」 健康診断、水銀燈にとって一年のうち、最も嫌な行事である。 真紅は一呼吸置き、口を開いた。 「貴女・・・今のままじゃ死ぬわ」 「へ・・・?し、死ぬ・・・?この私がぁ?」 真紅は健康診断の結果が書いてある紙を水銀燈に渡す。 そこには禁煙しないと死ぬ、と書いてあった。 冷静な人なら、健康診断でそんな事書かれるはずがないとわかるだろう。 だが、今の水銀燈には冷静な判断は出来なかった。 水銀燈は持っていた煙草の箱を握りつぶしそれをゴミ箱に捨てた。 次の日から水銀燈は額に鉢巻を付...
  • 水銀燈と初等部
    梅岡「…というわけで、最近の小学生って何かこう、やる気がないって言うか…。何か言い手はありませんか?」 ある日真紅の元に、初等部担当の梅岡と言う教師が、仕事の悩みを相談に来た。 「あなたが、無駄に熱すぎるのでは?」という言葉を飲み込みつつ、真紅は相談に応じた。 真紅「そうね…こういうのは正攻法で行くよりも、別の方法を考えたほうがいいかもしれないわね…。例えば、毒をもって毒を制すとかそういう…」 そこまで言った時、真紅の頭にある人物の名前が浮かび上がる。 いるではないか…。この学校で、一番やる気の無い教師が…。 真紅「…薔薇水晶、水銀燈がどこにいるか知らない?」 薔薇水晶「それが…一応学校まで連れてはきたんだけど、『寒いからやだ』って保健室の布団に入ったっきり…」 真紅「…今すぐ呼んで頂戴。明日から1週間、水銀燈には初等部を担当してもらうわ。」 こうして、...
  • 水銀燈の誕生日
    職員室に、真紅の鼻唄が響く。普段の真紅からは想像のできない、軽快な鼻唄だった。 銀「あぁら真紅先生なにかいい事あったのぉ?」 真「あら、分かる?」 とぼけてみるものの、口はにやけっぱなしだった。 銀「なによぉ、教えてくれたっていいじゃなぁい?」 真「ふふ、大したことじゃないわ」 真紅はそう言うと、一つのぬいぐるみをデスクの上に置いた。 銀「そ、それは…!!?く、くん・・・くん…!?」 それは、ちびっ子に大人気の人形劇番組『くんくん探偵』の主人公・くんくんのぬいぐるみだった。 真「あら、水銀燈先生もくんくんをご存知なの?」 銀「ま、まぁねぇ」 知っているなんてものではない。くんくん探偵は毎週欠かさず見ている。 ビデオ録画だってしている。もちろん標準だ。 銀「か、可愛いお人形さんだことぉ…」 その人形は、先月発売された『くんくん探偵コレク...
  • 真紅と水銀燈の奇妙なドライブ
    ある夏の昼休み、たまたまチャンネルを回すと、夏恒例の怪奇特集がやっていた。 しまったと思った真紅だったが、気づいた時にはもう遅い。怖いけれども、続きが気になり見続けてしまうという悪循環にはまっていた。 その時、急に職員室のドアがガラッと開いた。その音に、敏感すぎるほどに反応する真紅。 おっかなびっくりドアのほうを見ると、水銀燈がきょとんとした顔をして立っていた。 水銀燈「何て顔してるのよ?ブサイクな顔が、さらにブサイクになってるわよぉ♪」 真紅「う、うるさいわね!あなたの顔の酷さにビックリしただけよ!!」 何か言い返してやろうと思う水銀燈だったが、TVの音声を聞いた瞬間、真紅が何について怖がっているのかをすぐに見抜いた。 水銀燈「…ははーん、まさかあなたお化けとかそんな幼稚な話を信じてるのぉ?いくつになってもお子様ねぇ…♪私は寝るから、くれぐれも悲鳴あげ...
  • 水銀燈の日記
    ここは水銀燈宅。珍しく本当に風邪になり、熱を39度も出たというので、薔薇水晶と真紅、蒼星石と翠星石の四人で見舞いに行った。 翠「相変わらず、無駄に豪華な家ですぅ。一個ぐらい貰っていってやるですぅ。」 高級品が並ぶ家をいつものように愚痴る。 蒼「やめなよ。翠星石。」 有栖学園きってのストッパーが制止をかける。 銀「あんたたち何しに来たのよぉ。ゴホッ。」 真「見ての通り見舞いなのだわ。」 銀「だったら、静かにして・・・」 水銀燈は特徴の猫撫で声も出ない。薔薇水晶は申し訳なさそうに居座っている。 薔「・・・大丈夫?・・・銀ちゃん?」 銀「大丈夫なら、学校に行ってるわよ。」 皆(元気でもろくにこないくせに・・・) 翠星石はふと本棚を見ると分厚い本の中に古ぼけた薄いノートらしきものを幸い水銀燈は 気付いていないようだ。 翠(ふふふ、見てやるかで...
  • 真紅と水銀燈と卒業アルバム
    真紅「水銀燈、ちょっと。」 水銀燈「なぁに?それに学校じゃ先生つけなさいよぅ。」 真紅「これ、先程図書室から漁って来たのだけど、私達の年代の卒業アルバムがあったのよ。」 水銀燈「えぇ~?うそぉ?なつかしぃーみせてみせてぇ~。     あっはははっ!真紅ったらこの時から髪型変わらないのねぇ~。」 真紅「そうよ、私は生涯このヘアースタイルよ。    あら?水銀燈この時髪黒かったのね。」 バタンッ! 真紅「ちょっと何よ、いきなり音立てて閉じなくても良いじゃない!」 水銀燈「う、うるさいわねぇ!!恥かしいから見ないでよぅ!!!!!」
  • 水銀燈と林間学校
    今日は夏休みを利用した林間学校の日。生徒、そして教師たちとみんなそれなりに楽しんでいたが、1人だけそうではないものもいた。水銀燈である。 電波も入らなければ、TVも何も無い。おまけに夜10時には消灯という閉鎖的な環境に、水銀燈は飽き飽きしていた。 1日の行事も終わり後は寝るだけなのだが、夜12時になっても目はさえてくるばかり。かといって誰かと話をしようにも、相部屋の薔薇水晶、雪華綺晶、そして翠星石はもう完全に寝入っている。 翠星石にいたっては、人の布団を奪い取る始末。 水銀燈「…これじゃ、寝ようにも寝れないじゃなぁい…」 と言いつつ布団を引っ張ってみるが、それでも全く起きる気配の無い翠星石。 水銀燈「…つまんないわねぇ…ちょっと街まで行ってこようかしら…」 そう独り言をつぶやくと、コテージの外へ出て行ってしまった。 さて街に出ようと言っても、行きはバ...
  • 水銀燈と尾行とめぐ
    真紅「水銀燈!!何なの、これは!?」 水銀燈「うるさいわねぇ…一体何の話よ…」 面倒くさそうに水銀燈は振り返る。見ると真紅の手には、この前提出した新聞部のアンケートがあった。 真紅「何よ!この、好きな言葉『お金・自由』、嫌いな言葉『慈善・努力』ってのは!!こんなの載せられる訳無いじゃない!!」 水銀燈「自由に書けって言ったのは、顧問の金糸雀よぉ。文句があるのなら、金糸雀に言ってもらえるぅ?」 そう言うと、水銀燈は自分の仕事に戻ってしまった。 真紅「…というわけで、今日は水銀燈を尾行するわよ。探せば、あの子にも少しぐらい良い所があるはず…。いいわね?みんな。」 昼休み、薔薇水晶と雪華綺晶を前に、そう説明する真紅。しかし、1人だけこれに異議を唱えたものがいた。 金糸雀「何で、カナはついて行っちゃダメなのかしらー!?元々、カナの仕事かしらー!?」 真紅...
  • 水銀燈と写真立て
      朝。水銀燈は、自宅のベッドで、ぼんやりと目を覚ました。   遮光カーテンのすき間から、まぶしい朝日が射し込んでいた。   体が重い。思考から霞が拭えない。昨夜は飲み過ぎたようだった。どこをどう帰ってきたのかすら、にわかには思い出せない。   ショーツ一枚しか身に着けていなかった。パジャマに着替えるのすら煩わしく、布団に潜り込んだのだろう。   視点の定まらない目で、壁掛け時計を眺める。まだ六時を過ぎたばかりだ。   今日は日曜のはずだ。もう少し寝ていよう、と愛用のくんくん抱き枕を手探りで探す。   あった。ぎゅっと抱きしめる。……何か感触がおかしい。柔らかいことは柔らかいのだが、ところどころごつごつした。   頬擦りしてみる。ふわふわな感触を隔てて、しっかりとした硬さが伝わってきた。 「んんっ……」   抱き枕が、小さく吐息を漏らしたような。水銀燈は...
  • 水銀燈と『商談』
    ある日の昼休み、いつものようにファッション雑誌をペラペラとめくる水銀燈。しかし、その手が急に止まる。 水銀燈「いいわね、これ…。」 そういうと、おもむろに電話を取り出し、誰かと話しだした。 水銀燈「もしもぉし。うん…で、今日はお願いがあるんだけどぉ…ありがとぉ♪やっぱりあなたは世界一だわぁ♪ 実は、『フランクミュラー』って言う時計のぉ、ロングアイランドって種類なんだけど…私のお金じゃ、どうしても買えなくてぇ…。 実はそれ、1個70万ぐらいするのよぉ…」 唖然とした様子で、水銀燈を見る一同。そんなのお構いなしに、水銀燈は話を続ける。 水銀燈「…でも、こういう高いものつけるたびに、あなたの事思い出せるしぃ…うん、ちゃんとしたところで買わないとダメよ?ありがとう、じゃ、よろしくねぇ♪」 どうやら、『商談』は成立したようだ。 しかし、大して喜ぶそぶりも見せず、また雑...
  • 勝負師伝説水銀燈
    「勝負師伝説水銀燈」 ある日の放課後、いつもは静かなはずの教室だが、この日は学校には相応しくない音が鳴り響いていた。 ジャラジャラジャラジャラ・・・ 生徒A「うし、やるか!」 生徒B「結局メンツ足らずでサンマか」 生徒C「まぁたまにはいいべ。点5のアリアリな」 水銀燈「あらぁ~メンツ足りないのぉ~?入ってあげてもいいわよぉ~」 生徒A「す、水銀燈先生!」 生徒B「す、すいません!学校で麻雀なんて・・・」 水銀燈「何言ってんのよぉ。私は真紅みたいに石頭じゃないわよぉ。それより私も入れてぇ~」 生徒C「えっ?先生もできるんですか?」 生徒A「じゃあ入って下さいよ!ちょうど一人足りなかったんで」 水銀燈「じゃあやりましょうかぁ。あっ、でもぉ~せっかくだから点5なんてショボいのじゃなくてぇ~点5ピンでや...
  • 最終回 水銀燈Ver
    「最終回 水銀燈Ver」 水銀燈がくんくん探偵の次回最終回を知った夜、彼女はおもむろに電話を取り出してある男に電話をかけ始めた。 水銀燈「どうもぉ~お久しぶりですぅ~お元気でしたぁ~?」 そんな挨拶もほどほどに水銀燈はその男にさっそく本題を切り出す。 水銀燈「今日お電話させていただいたのはぁ~他でもないあなたにぃ~ちょおっとお願いがありましてぇ~・・・」 水銀燈は以前行っていた男に貢がせる時のいつもより余計に甘ったるい口調で話を始める。 水銀燈「いえ、たいした事じゃないんですけどぉ~あなたしか頼れる人がいなくてぇ~・・・」 そこまで言って彼女は背後に人の気配を感じて振り向いた。なんとそこには彼女の同僚でありお世話役(?)である薔薇水晶が立っていてこちらを睨んでいる。 水銀燈「あ・・・ちょっとごめんなさいお客さん...
  • 無題短編集 水銀燈編1
    水銀燈「先生ねぇ・・最近保護者からの苦情が多いの・・・。     みんな、あたしの授業嫌い・・?     それとも好きぃ?」 スキデース!!!!! 水銀燈「ほんとぉ?やったぁ♪(チラ」 水「こんな時間に・・・こんな手紙までだして一体どぉしたのぉ?」 生徒A「先生、じ、実はおれ・・・どうしても先生に言いたいことあって・・・それで・・・ お、俺せ、先生のことが、・・・す、好きです!!そ、それで・・・その・・・」 水「ふふっ、ありがと。でもごめんね。その気持ちは好きってことじゃないのよ?」 生徒A「え?そ、そんなことないですよ。俺は先生を愛して・・・」 水「だぁめ。それ以上言っちゃ。・・・いい?そこから先は本当に好きになった人に伝えなさぁい。 じゃ、先生はもう行くからぁ。じゃぁねぇ。」 生徒A「せ、先生!!」 そ...
  • 昔の水銀燈と薔薇水晶
    水銀燈「おっはよぉ~♪」 少々遅刻気味なことなどお構いなしに、元気よく職員室のドアを開ける水銀燈。 それは、いつもと変わらぬ光景だった。ただ、ある一点を除いては。 真紅「遅いわよ、水銀燈。教師として時間に…」 そこまで言ったところで、完全に動きが止まる真紅。その目は、今まさに水銀燈が抱えているものに釘付けになった。 真紅「…ね、猫…!?」 そう、水銀燈が抱えてきたのは1匹の猫だった。しかし、猫嫌いの真紅にとってはたまったものではない。 真紅「な、何でそんな野蛮な動物を学校に持ってくるのよ!?汚らわしい!!」 水銀燈「あらぁ?こんなに可愛いのに何でそんな事言うのぉ?」 そういって、真紅に猫を近づける水銀燈。それを威嚇する猫。 真紅「お、怒ってるじゃないの!!早く捨ててきなさい!!」 水銀燈「…うるさいわねぇ。まぁいいわぁ、別にあなたに助けてもらおう...
  • 水銀燈へのプレゼント
     真紅は悩んでいた。  正確には、三時間と二十四分四十三秒ほど悩んでいた。  そんなに長い時間何を悩んでいたのかと言うと 真紅「水銀燈はどっちの方が喜ぶかしら……」  そう水銀燈への誕生日プレゼントだ。  ヤクルト三十本セットと言う飲めば終わりのプレゼントにするか  はたまた、くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~をプレゼントするべきか。  三時間と二十四分四十三秒悩んで、手にしたのはヤクルト三十本セットだったが  本当にコレでいいのだろうか? 確かに我がライバル水銀燈はヤクルトが好きだが……  と、ヤクルト三十本セットを手にしてまた悩む。  三十一分と五十七秒考えて、ヤクルト三十本セットを元に戻し  くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~を手にした。  そして、それを購入した。  後日。 真紅「はい。誕生日プレゼント...
  • 水銀燈の胸
     ワイワイガヤガヤと、グラウンドの片隅で騒ぐ生徒たち。 水銀燈「今日は、棒高跳びするわよぅ~」  と、三本の長い棒を手に持ってくる水銀燈と棒高跳びをする為の台を運んでくる数人の生徒。  台を持ってきた生徒にテキパキと指示を出しあっという間に棒高跳びをする為の舞台は完成。 女子「せんせー。棒高跳び初めてなのでお手本みせてくださーい」  内心、失敗してしまえと。思いながら女子の一人がそう提案する。  水銀燈は、そうねぇ~。棒高跳びなんてテレビで見るぐらいの知識しかないものねぇ~と、  女子の提案を至極マジメに受け取る。 水銀燈「いいわよぅ。講釈しながら飛ぶから見ててねぇ」  と、言って棒を手に取る水銀燈。 水銀燈「まず、女子は低いバーで飛ぶからあんまり問題ないんだけど。男子は高いバーで飛んでもらうから」  との言葉に、うぇっ。と男子からの声。 水...
  • 昔の水銀燈と薔薇水晶  その3
    女子A「せ、先生!助けて!!あの人、絶対おかしいよ!!」 そう、それは薔薇水晶が教師になってから数日後の事、1人の生徒がそう言って、いきなり薔薇水晶に抱きついてきた。 薔薇水晶「お…落ち着いて…。一体何があったの…?」 女子A「す…水銀燈先生が…」 聞けば、水銀燈に授業態度の事で注意されたのを適当に聞いていたら、いきなり顔をつかまれ、吸っていたタバコを押し付けられそうになったらしい。 とりあえず事情を確かめなくてはと、薔薇水晶は水銀燈の元を訪れ、質問した。 薔薇水晶「水銀燈さん…何であんな事したんですか!?」 水銀燈「何でって…生意気だったんだもぉん。」 事も無げにそう語る水銀燈に、薔薇水晶は返す言葉が見つからなかった。 「はぁ…」と職員室に帰り、ため息をつく薔薇水晶。そこへ、同僚の真紅が声をかけてきた。 真紅「どうしたの?何か悩みでもあるの...
  • 保健室と二日酔い水銀燈
    男子A「あー…ダメだ。眠いから保健室で寝てくるわ…。」 男子B「何だ?また朝までゲームやってたのか?」 男子A「おう…先生には何か適当に言っといて。」 朝のホームルーム前、そういうとその生徒は重い足取りで保健室に向かった。 流石に、朝までやるのはマズかったと思うも、今となってはもう遅い。とりあえず、3限の真紅先生の授業までに起きればいいや…そんなことを考えていた。 そして、保健室のドアを開けベッドを見ると…そこには先客がいた。水銀燈である。 倒れこむように寝てしまっているので、その艶かしい足があらわになっている。 しばしその姿に見とれていると、突然その目がパチッと開いた。んーっ、と伸びをし立ち上がる水銀燈。 水銀燈「あらぁ…?なに、そんなところに突っ立ってるのぉ?もしかして私に見とれてたとかぁ?」 男子A「え…いや、えっと…」 どうやら、今日の朝方ま...
  • 水銀燈の憂鬱・後半
    水銀燈の憂鬱・後半  前編・水銀燈の憂鬱 一体水銀燈を追う人間は誰なのか。それは何とあのめぐであった。 周知の通り、めぐは水銀燈のことが好きだ。いや、最早愛していると言っても過言ではないだろう。 しかしそのせいかめぐは水銀燈にかまってもらえないと非常に欲求不満が溜まるようになってしまった。 そして最近水銀燈の仕事が多く、めぐにかまってやれなかったことが原因で、その不満が爆発したのである。 ということで施錠のため最後まで残っていた水銀燈を追いかけている、ということだ。 しかしここで疑問が一つ。水銀燈には相手がめぐだと分かっているはず、何故逃げるのか? ・・・それには現在の状況とめぐの容姿が大いに関係していた。 まず、ここは夜の学校である。それがいかに不気味かはお分かりであろう。 さらに問題だったのがめぐの容姿だ。めぐは色白で長髪...
  • 全ては水銀燈を中心に
    真紅「次に、明日の創立記念日についてだけど…聞いてるの?水銀燈…!?」 いつもの、朝7時半からの定例会議…。 この日、水銀燈は朝からたいそう機嫌が良かった。 もうすでに会議の事などどうでもいいといった様子で、彼女はスケジュール帳を開きながら1人自分の世界に入っている。 そんな彼女に、真紅はこう付け加えた。 真紅「…言っておくけど、明日の創立記念日は休みでは無いわよ?地域の方々に感謝を示すという意味で、それぞれの教師が学校で何か出し物をしなければいけないって、去年も言ったでしょう?」 その言葉を聞いた瞬間、水銀燈の顔から笑みが消えた。 そして、ある人物のほうへ振り返ると、キッと睨みながらこう叫んだ。 水銀燈「メイメイ…!」 その声に、「ご、ごめんなさい…!」とメイメイは必死に頭を下げる。その様子を見て、真紅は呆れたようにこう言った。 真紅「…人の...
  • 水銀燈とくんくんストラップ
    「やっと仕事が終わったわぁ」 職員室でストレッチをしながら水銀燈が至福の笑みを浮かべている。 何故なら今日はくんくんストラップの発売日だからである。 「楽しみだわぁ・・・待っててねぇ、くんくん~」 普段の水銀燈からは想像もできないほど滑稽な姿をしている。 「水銀燈?何をしてるの?」 突然現れた真紅にビックリする水銀燈。 「な、なんでもないわよぉ?じゃあ私は先に帰るわぁ」 水銀燈は真紅にくんくんストラップのことを教えていない。 明日学校に持ってきて自慢するつもりなのだ。 そんな事とは知らない真紅。 「そう、貴方にしては仕事も速かったようね」 「そういうことぉ、じゃあねぇ?」 真紅は水銀燈に軽く手を振ると、そのまま自分の席で仕事を始める。 水銀燈はその姿を見て少し安心し、そのままショッピングモールに向かった。 一時間後・・・ 「買...
  • 水銀燈の補習
     黄昏時の金色が、教室に射し込み照らす。  そんな教室に男子生徒が一人机に向かって何かプリントをこなしていた。 水銀燈「ほんっと、おばかさんねぇ~。私の筆記試験簡単だったはずよぅ? 基本的な事だけなんだから」  プリントをこなす男子生徒にそう声かける水銀燈。  男子生徒は、苦笑しながら「ヤマかけして失敗しました」と告げた。  その言葉に、やはり苦笑しながら水銀燈は「おばかさん」と言い窓の外から見える黄昏色の空を見る。  その姿を見た男子生徒は、しばらくの間ぽけぇっと水銀燈を見ていたが、慌てたように頭を振り  プリントをこなすことにした。 水銀燈「良い空ねぇ……」  やる事が無い訳ではないが、水銀燈は窓から見える空を見てそうつぶやいた。 水銀燈「そういえば、アナタは将来についてどうするのぅ?」  ふと、水銀燈にそう声かけられ男子生徒は手を止めて水銀...
  • 水銀燈の憂鬱
     数ヶ月前学園にとんでもない事件が起きた・・・  それは学園でもトップクラスに入る実力者”水銀燈”が追い詰められているという衝撃のニュースだった  水銀燈の憂鬱 水銀燈「はぁ・・・はぁ・・・なんだって言うのよぉ・・・」  廊下では息を切らせながら走る水銀燈、そしてそれを追う一人の生徒の影・・・ ?「・・・ふふふふ、絶対逃がさない・・・」  その影は今まで水銀燈が相手にしてきた生徒とは違い、水銀燈の手の込んだ苛めも全て”愛”で捕らえていた  いままでの水銀燈なら確実に相手を葬り去り自分の足場を固めるのだが・・・今回は相手が悪すぎた  ガタンッ!!  まるでドアを蹴破るようにして中に入る水銀燈、その姿には今までのような余裕は微塵も感じさせなかった 水銀燈「はぁ・・はぁ・・なんでこんな事になったのよぉ・・・あの子おかしいんじゃない!?」  ...
  • 昔の水銀燈と翠星石
    お題 『銀様と翠の子が思わぬところでバッティング』 翠星石「おーし、全員集まったですか?じゃあ、さっさと組ごとに別れやがれですぅ♪今日は、みんなでサッカーをするですよ!」 この日、翠星石は自分の担当ではない体育の授業を受け持っていた。 しかし体育のことなど全然分からないので、とりあえずみんなの好きそうなサッカーを指示したものの、生徒たちの顔は何故か冴えない。 翠星石「ど、どうしたです!?さっさと、散りやがれですぅ!!」 男子A「…先生…」 1人の生徒はそう言って手を上げると、ある事を翠星石に尋ねた。 男子「…いつになったら、水銀燈先生は帰ってくるんですか…?」 それは、2学期も中盤に差し掛かった頃の出来事… 水銀燈…彼女は1学期の後半に体育以外の全ての任を外された後、徐々に学校へ来なくなり、ついに期末テストのあたりからずっとその姿を現さなくなっ...
  • 水銀燈と屋上
     ぼぅっと一人の男子生徒が、屋上に居た。  フェンスの金網をつかみじーっとはるか下のグラウンドを見ている。  このフェンスを超えて見たい。男子生徒は、そんな事を思う。 水銀燈「何やろうとしてるのぅ?」  ふと、男子生徒の後ろからいつの間にか居た水銀燈がそう声かけた。  金網から手を離し水銀燈の方を振り向き別に。と、そう漏らす男子生徒。 水銀燈「ふぅん……言っておくけど、そのフェンス。鉄片にワイヤー引っ張って電流流してるから超える事は無理よ?」  と、水銀燈の言葉に、別段焦った様子も無くそうっすか。と答える。 水銀燈「アナタ暇そうだから、ちょっと私の話聞いていきなさい」  別に暇って訳でも……のつぶやきは、水銀燈の「此処でぼぅとする暇あるんでしょ」と、言われて何もいえなくなる。  観念したのか、なんすか? と、屋上に設置されているベンチにおもむろに腰を...
  • 素直になれない水銀燈とサボり
    水銀燈「ふふふ…今度こそ私の勝ちよ…!!」 ある学校が終わった日の夜、駅の手荷物預かり所から旅行用のカバンを受け取り、そうつぶやく水銀燈。 実は、毎度の失敗にも懲りず、水銀燈はまたも学校をズル休みしようと考えていた。 おそらく上空からは、あの忌々しい監視衛星が自分のことを見張っているだろう。 しかし今回は、携帯電話の電源をずっとOFFにしておいたり、駅のトイレの個室で服装を変えたり、なるべく地下や人ごみの中を歩くようにしたりと、考えられることは全てやってきた。 後は、『知り合い』が手配してくれた赤坂のプリンスホテルに逃げ込むだけ…。 前のように、顧客名簿から自分の居場所が割れる心配も無い…。 絶対の自信を胸に、水銀燈は目的地へと急いだ。 その後、数日間はホテルの外には出ないながらも、自由を満喫した水銀燈。 しかし流石に1週間もすると、その生活に飽...
  • 水銀燈とコタツ
    銀「ふー……冬はやっぱりコタツが一番よねぇ~」 真「ひ、人の家で、何を我が物顔でくつろいでいるのだわっ!?」 銀「いいじゃなぁい、硬いこと言いっこなし。真紅の家ならくんくんのDVDも揃ってるし、退屈しないで済むんだものぉ。あ、悪いんだけど、冷蔵庫にヤクルトが入ってるから、取ってきてくれるぅ?」 真「人の家の冷蔵庫に勝手に……。嫌よ、何で私が。どうぞ、ご自分で取りに行ったら?」 銀「つれないわねぇ……いいわよぉ、勝手にするからぁ」   水銀燈は眉をひそめると、何とコタツを引きずって、台所へ向かおうとする。 真「いっ、一体何を考えているのだわっ」   真紅は抵抗した。互いにコタツの足を二本ずつキープしつつ、しばし一歩も退かない構えでにらみ合う。 銀「う……ヤクルト飲みたい……」 真「へっ?」 銀「ヤクルト飲みたい、ヤクルト飲みたい、ヤクルト飲みたい、...
  • 水銀燈とメグ
    メグが倒れた。そんな知らせを聞いた水銀燈はすぐさま有栖川病院へと向かった。 (どうしてっ!?3日前まであんなに元気だったのに・・・) 金曜日に会った時には元気にはしゃぎまわっていためぐ。 だが、月曜日に水銀燈が聞いたのは土曜日に倒れたとの事だった。 倒れたと聞いた時、水銀燈はラプラスに掴みかかった。 「どうして・・・もっと早く教えてくれなかったの!?」 「貴方は言いませんでしたか?休みの日は教師ではなく一人の女性だと  学園関連の知らせは休みの日にはするなと」 その後、水銀燈はすぐに学園を飛び出し、現在に至るのだ。 病院に着いた水銀燈は走ってメグの病室へと向かう。 病室のドアを思いっきり開け放つ水銀燈。そこには、目にクマが出来、少しやつれたメグがいた。 「先生、来てくれたんですか・・・?」 弱々しい声を出し、微笑むメグ。 「当たり前じゃなぁい・・・これで授業がサボ...
  • 水銀燈とインターンシップ
    真紅「あ…凄い企業から、インターンシップの募集が来てるわよ。水銀燈、あなたも行ってみる?」 ある夏休み直前の日、真紅は送られてきた手紙を見ながら水銀燈に話しかけた。 ちなみにインターンシップとは、学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度のことで、就職を控えた学生にとっては大変有意義なものである。 しかし、もはや学校で勤務している水銀燈にとっては、全く意味の無いもののはずだった。 手紙の内容も見ずに、水銀燈はぶっきらぼうに返答する。 水銀燈「やぁよ。何が楽しくて、夏も働かなきゃいけないのよ?」 その様子を見て、真紅は残念そうにため息をつき、こう言った。 真紅「…いいの?せっかく、ヤクルト本社からお誘いが来てるのに…」 水銀燈「何で、それを早く言わないの!?行くに決まってるじゃない!!」 こうして、水銀燈は他の生...
  • 水銀燈の水泳
    炎天下のプールサイド、鉄板のように熱いコンクリートの上で生徒たちがラジオ体操をしている。 滴る汗が、あっという間に蒸発する。 今日は、待ちに待ったプール開き。プールが得意な者も、そうでない者も誰もがこの日を待ち望んでいた。 目的は、ただ一つである。 「なぁ、水銀燈先生ってやっぱ今日は…」 「水着で来るんだろうかなぁ?」 「やべぇ!想像しただけで興奮してきた!!」 ストレッチをしながらはしゃぐ男子生徒を、女子生徒は反対側のプールサイドから完全に見下した目で見ている。 目の前に水着姿の女生徒がいるというのに、男子の目はプールの入り口を見つめるばかりであった。 銀「ふぅ、暑ぅい」 プールのフェンスのドアが、ガシャンと音を立てて閉まる音がした。水銀燈が入ってきた。 男子生徒の動きが完全に止まる。 しかし、フェンスのドアからプールまでは、階段を上らない...
  • 水銀燈短編
    無題短編集 水銀燈編1 水銀燈の受験
  • 水銀燈の胆試し
     肝試し。組み合わせ 水銀燈 男子B 女子A 水銀燈「さぁ、貴方達いくわよぅ」 男子B「はい!」 女子A「はぁい」  水銀燈の言葉に、男子Bは元気良く答え女子Aはやる気なさそうにこたえた。  男子には絶大な人気を誇る水銀燈だが、女子からの人気はかなり低い。  とりあえず、そんな事はおいておいて三人は、校舎へ入っていく。  入った途端、水銀燈の様子がおかしくなる。 水銀燈「さ、さぁ、さっさと済ませてかえりましょう」  いつもの舌足らずの艶のある声じゃなく、限りなく普通の声でそう促す水銀燈。  なんか、変だと男子Bは思い。女子Aは、もしかして……と、何かに思い当たる。 水銀燈「………(こ、こわくなんてないわよ……冷静に冷静に行くのよ水銀燈)」  いつも賑やかな水銀燈と打って変わってダンマリになる水銀燈。  三人の間に、会話らしい会話はなく校舎...
  • 水銀燈の恋愛観
    女子A「…というわけで、どうしてもその人と付き合いたいんです!何かいい手はありませんか?」 放課後、職員室にいる水銀燈の元に、珍しく1人の女子生徒が相談に来た。どうやら、恋愛に関しての質問らしい。 普段、あまり女子から好かれない水銀燈にとって、このように生徒が自分を頼って来てくれるのは嬉しいことだった。なので、ありったけの知識を、その生徒に教え込もうとする。 水銀燈「なるほどねぇ…。ところで、あなたが好きなのはその人だけなのぉ?」 女子A「は、はい!もちろんです!!」 水銀燈「ダメよぉ…。恋愛なんて、ある意味受験みたいなものなんだから、しっかり滑り止めとか用意しとかないとぉ…」 女子A「え?え!?」 水銀燈「だからぁ…1人の人に絞るのは危険だって言ってるのよぉ…。万が一失敗してもいいように安全パイをいくつか用意して、そのうち誰かと付き合えれば、あなたのステータス...
  • 水銀燈と女子生徒(百合注意)
    水銀燈「が原因で発病することもあるのよぉ、気をつけてねぇ」 黒板の前で水銀燈が何かを喋っているということは唇の動きでわかる。しかし水銀燈の姿以外がぼやけて見えるほどボーっと眺めていると何を喋っているのかはさっぱりわからない。思考に入らない。ただ水銀燈の姿がとても美しく天使のように見える。 水銀燈「Mさぁん? 聞いてるのぉ?」 こちらの方をみて何か喋っているがまったく思考が働かない。こちらの方を見て喋っている、ここで思考が停止してしまう。誰に何を伝えようとしているということが全く考えられない、ただただ美しい姿に見惚れてしまう。 水銀燈「Mさん!!」 M「は、はい!」 耳元で名前を叫ばれせいで脳内の血液がフル回転を始め、顔を真っ赤にしながら立ち上がり上ずいた声で返事をしてしまった。 水銀燈「……Mさんは放課後に職員室にきなさいねぇ」 M「はい……」 上ずいた...
  • 水銀燈と新入生
    今日は新入生にとって、学校に入って初めての体育の授業の日。 男子生徒の誰しもが、水銀燈の美貌に目を奪われた。 水銀燈「というわけで、何か質問あるぅ?」 ある一人の男子生徒が手を上げる。 水銀燈「ん~?何かしらぁ?」 男子A「せ、先生…今付き合ってる人とか、いるんですか?」 水銀燈「ん~?いないわよぉ?便利な子はいっぱいいるけどぉ。何か、1人の男に縛られるのってイヤなのよねぇ…♪」 「魔性の女だ…」と思うもの、「縛る」という言葉に反応するもの等、その反応は様々だが水銀燈はさらに続ける。 水銀燈「でもぉ、気になっている子はこの中にいるわよぉ。授業でカッコいいトコ見せてくれたら、惚れちゃうかもねぇ…♪」 実はこれ、水銀燈のいつもの手なのだが、みんな面白いように引っかかる。 かくして、この学校は他校に比べ、男子だけ身体能力が異様に高く見えるのだそうな…。 ...
  • 雪華綺晶を利用する水銀燈
       ある日の放課後…   銀「雪華綺晶先生ぇ、この後一緒にお食事に行きません?」    その言葉に教務室全体がビクッとなった。   真(あの雪華綺晶先生を誘うなんて…水銀燈どうしたのだわ)   金(そんなにお金に余裕があるのかしらー)   雛(ヒナも連れて行ってほしいのー)   翠(馬鹿ですねー。財布がすっからかんになりますよ)   蒼(一体どうするんだろう)    そう思いながら水銀燈と雪華綺晶のやりとりを眺める。   雪「えっ、いいの?」   銀「もちろんよぉ。私とあなたの仲じゃない」   薔「…じゃあ銀ちゃん、私もついていったほうがいい?」    そう声をかける薔薇水晶。これにも訳がある。しかし、   銀「あらぁ、ありがとう♪でも、今日は2人っきりで行きたいの、またねぇ」    そういって教務室をあとにする2人。それを見送る6...
  • 水銀燈と体育倉庫
    男子には絶大な人気があるが、女子には疎まれている水銀燈。 そんな水銀燈のもとに、ある日の放課後、1人の女子生徒が血相を変えて職員室へ飛びこんできた。 女子A「先生!Bちゃんが!Bちゃんが~!!」 話を聞くと、どうやら学校の七不思議…「4時44分44秒に体育倉庫に入ると、何者かに異次元に連れて行かれる」といううわさを検証すべくBという女子生徒が入ったところ、その姿が忽然と消えてしまったそうである。 他愛も無いうわさと言えばそれまでなのだが、それを本気で信じるものもいた。 水銀燈、その人である。 ましてや、本当に人が消えてしまったとあればなおさら… 水銀燈「…わかったわぁ…。一緒に探しましょぉ…」 …内心、怖くて全然行きたくないのだが、生徒の手前そんなことは言えるはずもなかった…。 水銀燈「…で、4時44分44秒ちょうどに、Bさんが体育倉庫に入ったとこ...
  • 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボール-
    一回戦第四試合、両チームには一触即発の雰囲気が漂う。 普段からライバル関係の二人がいきなり1回戦でぶつかり合うのだ。 水銀燈「真紅のチームになら、楽勝ねぇ・・・クスクス」 真紅「な、なんですって?!あんたなんかには絶対に負けないのだわ!」 早くも両者の間に火花が飛び散る。 水銀燈「ふふふ・・・100万円は私の物よぉ・・・」 やけに自信がある水銀燈。まあ、体育教師なので元々彼女の身体能力は高い。 真紅「いい?容赦は絶対しないのよ!徹底的に叩き潰すのだわ!」 真紅の方は打倒水銀燈に燃えているようだ。まさに日韓戦のような雰囲気である。 両チームグラウンドに移動する。三試合目はソフトボールだ。 一試合目が野球だったのに何故ソフトボールも用意しているのかは謎。 水銀燈は4番のピッチャー。真紅は1番ライトということとなった。 「プレイ...
  • 水銀燈とチョーク
      銀「タバコは20才まで吸っちゃだめよぉ~    水銀燈とのや・く・そ・く♪よぉ~」  男子「「「は~~~い♪」」」 女子「「「チッ」」」    いつものように保健の授業をする水銀燈。    ふと教室に目をやると、真ん中の列の1番後ろの生徒が寝ていた。   銀「あらぁ、いけない子ねぇ、私の授業で寝るなんてぇ」    どうするのかと教室中が見守る中、    水銀燈はチョークを1本手に取った。投げるつもりなのだろう。    なんだ、ありきたりだなとクラスの男子はがっかりした。    が、水銀燈の次の行動で男子のテンションはМAXになった。    水銀燈はチョークの先端を舐め始めたのだ。    艶かしい舌づかいで丁寧に。    その光景に男子はもちろん、女子までが目を引き付けられた。   銀「さぁ~、いくわよぉ~」    チョ...
  • 水銀燈と家庭科
     五月某日 晴れ。  天国に居るめぐへ。  今日も大変お日柄も良く私は、相変わらず私のままです。  めぐ、ちょっと聞いてください。  今私はなぜか 「水銀燈先生ーちゃんとエプロンしないと危ないのー!!」  体育教師なのに、調理実習の手伝いをさせられてます。  ねぇめぐなんで顔そらすの? ねぇ? めぐ?  みすてないでぇーめぐぅーーーー!!! 「水銀燈ー先生ー! ちゃんと生徒たちの面倒みるの!!」 「はぁい」  水銀燈は、ガックリと肩を落として力なく雛苺にそう答えた。  そもそも、事の発端は雛苺と同じ家庭科の教師である翠星石が  突然の体調不良による休暇をとった事だ。  雛苺一人でも大丈夫だと思われるが……  苺混入事件などさまざまな事件(?)を起こす事が高確率である為に  校長であるローゼンが上司命令とばかりに私を指名した。 ...
  • 水銀燈vs雪華綺晶
    有栖学園には名物教師が揃っている、その中でも特に群を抜いているのが 水銀燈と雪華綺晶である・・・・・ 水銀燈は生徒を誘惑し、あるときは色仕掛け、あるとき見た目によらずの行動力で他者を圧倒していた 対する雪華綺晶は教師になる前は軍人であり、その行動力と胆力は有栖学園1であった・・・・ ○月×日、晴れ ラプラス「今日もいい天気ですね・・・・これで馬鹿校長が何も起こさなければ良い日になるでしょう」 と職員室へ向かう教頭ラプラスは呟いていた ローゼン「そりゃあんまりだよ、僕だって毎日遊びに来てる訳じゃないんだから」 その隣でラプラスに捕まったばかりのローゼンが悪気も無く言う もはや見慣れた日常、逃げる校長・追うラプラスこの二人だけでも珍妙な学校なのに教師陣まで大変だから胃が痛むラプラスに同情する そして、朝礼の為にローゼンを引き連れたまま職員室へ...
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