ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「病室の木の葉」で検索した結果

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  • 病室の木の葉
     これは、水銀燈が駆け出しの教師であった時のお話。  白い壁。医療薬品の匂い。窓から見える嫌なほど蒼い空。  白いベットに白い布団。枯れかけ花が飾られた小さな机。  そして、病的に白い肌と艶のない黒い長髪の女の子がベットの上に居た。 水銀燈「お邪魔するわよぅ~」  勢い良くとは、行かないが元気良く開かれる病室の扉。  水銀燈は、ベットの上に居る女の子を見てにっこりと微笑む。 水銀燈「今日は、不死屋の苺大福買ってきたわよぅ~ 一緒に食べましょう?」  水銀燈は、不死屋と書かれた袋を女の子に見せてそれを、食事用のテーブルに乗せた。  女の子からの反応は無く、女の子はただ窓の方を向き蒼い空を見ていた。 水銀燈「なにこれぇ……枯れかけてるじゃなぁい~」  小さな机に飾られた枯れかけの花を見て、水銀燈はそう言うと花瓶を持ち上げ一度部屋を出た。  しばら...
  • めぐ
    ...ぐ感想 病室の木の葉 水銀燈と女子生徒(百合注意) 北海道の集団旅行 めぐと水銀燈のWBC決勝戦実況 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボール- 球技大会~二回戦第二試合E金糸雀vsH水銀燈~-テニス- 水銀燈と尾行とめぐ 水銀燈と尾行とめぐ~mercury side~ 水銀燈とメグ ハリネズミのジレンマ プランK.S 水銀燈と家庭科 節分の豆まき
  • 書き散らし
    ...石×水銀燈の百合 病室の木の葉 とある男子生徒の事情 水銀燈の補習 水銀燈の胸 水銀燈と屋上 進路相談:水銀燈の場合 交通事故 北海道の集団旅行 推測と水銀燈 おあ氏とS氏とくんくん人形 白馬の王子様 人は、人生という道を歩んでいる 水銀燈と家庭科 金糸雀先生 金糸雀の音楽(?) 対人兵器 コスプレ大会 進路相談:金糸雀の場合 翠星石先生 翠星石と下宿 翠星石とラーメン屋 翠星石のイタズラ 進路相談:翠星石の場合 蒼星石先生 蒼星石小ネタ? 蒼星石と舞踏会 結婚 ほ し が きレス入り 蒼星石と女子高生2(書き散らし氏ver 進路相談:蒼星石の場合 RPGと蒼星石 蒼星石と屋上と煙草 真紅先生 あずまんが真紅 真紅と賓乳 煙草とくんくん 水銀燈へのプレゼント 真紅とプール 進路相談:...
  • 水銀燈
    ...水銀燈と生徒指導 病室の木の葉 合成大作戦 とある男子生徒の事情 水銀燈のホームルーム 水銀燈と浮気発見術 水銀燈の補習 水銀燈の胸 水銀燈と屋上 大捜索 水銀燈と林間学校 真紅と水銀燈と卒業アルバム 水銀燈×真紅 保健室と二日酔い水銀燈 水銀燈と新入生 水銀燈の英語 イ 型抜きとくんくん 水銀燈vs不良in清水 進路相談:水銀燈の場合 芝生と青い空の下でのひととき 水銀燈とチョーク 昔の水銀燈と薔薇水晶 水銀燈と写真立て 銀さまにそんな過去が?! 交通事故 翠星石と水銀燈のディアブロ 真紅と水銀燈の奇妙なドライブ 水銀燈と女子生徒(百合注意) 具合悪いんでぇ・・・ 教育実習生:水銀燈の場合 雪華綺晶を利用する水銀燈 異変 北海道の集団旅行 水銀燈と『商談』 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボー...
  • 水銀燈とメグ
    メグが倒れた。そんな知らせを聞いた水銀燈はすぐさま有栖川病院へと向かった。 (どうしてっ!?3日前まであんなに元気だったのに・・・) 金曜日に会った時には元気にはしゃぎまわっていためぐ。 だが、月曜日に水銀燈が聞いたのは土曜日に倒れたとの事だった。 倒れたと聞いた時、水銀燈はラプラスに掴みかかった。 「どうして・・・もっと早く教えてくれなかったの!?」 「貴方は言いませんでしたか?休みの日は教師ではなく一人の女性だと  学園関連の知らせは休みの日にはするなと」 その後、水銀燈はすぐに学園を飛び出し、現在に至るのだ。 病院に着いた水銀燈は走ってメグの病室へと向かう。 病室のドアを思いっきり開け放つ水銀燈。そこには、目にクマが出来、少しやつれたメグがいた。 「先生、来てくれたんですか・・・?」 弱々しい声を出し、微笑むメグ。 「当たり前じゃなぁい・・・これで授業がサボ...
  • 真紅、桜との思い出
    暗い夜道、そこを一人の女性があるいている。 しばらく歩くと真っ赤な服をきた女性は道沿いの桜をみあげる。 真紅「そういえば昔ここで水銀燈とつまらないことではりあったのだわ。」 そしてその女性は何かを懐かしむようにじっと桜のきをみつめる。 そう遠くはなく近くも無い過去、道沿いの桜のしたで二人の女子高生が口論を していた。 水銀燈「あらぁこんなこともできないのぉ?」 銀色の髪の女が桜のきを指差しながら得意げに言う。 真紅「できるのだわ。それくらい、お茶の子さいさいなのだわ。」 そう切り返す赤い服の女。 水銀燈「じゃあ競争よぉ。」 真紅「望むところなのだわ。」 そう言い終わるのと同時に桜の木の反対側に立つ二人。 水銀燈「じゃあまず私からねぇ。」 そういって木に上り始める銀色の髪の女。 そのスピードは早くまるでサルのようにのぼっ...
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた8話
    空は今日も晴れ渡っていた。窓から心地良い風が入ってくる。 書「怪我なのにやけに血液検査とか多かったなぁ・・・」 そんなことを病室の中で呟く書き散らし。 r1「やぁ、書き散らし。」 書「おお!r1氏も見舞いに来てくれたか。」 病室にr1が入ってきた。彼は射撃部の上層幹部部員の一人だ。 r1「S氏に話す事があるんじゃないか?」 書「いや、もうおあ氏と付き合ってることだし・・・」 r1「でも、今からでも遅くないかもしれないぞ。本当の事を言っておいたほうがいい。」 書「そうなのか・・・」 r1「じゃあ、俺はこれからおあ氏に掛け合ってくる。」 そういって、r1は去っていった。 ―学校・生徒会室 おあ「で、なんだ?用って?」 r1はおあを生徒会室に呼び出していた。 r1「いや、S氏に本当の事を話した方がいいと思ってな・・・」 おあ「そうか・・・そこは俺も悩んでい...
  • 蒼星石の病気
    「蒼星石の病気」 職員室~昼休み~ お弁当を食べ終え一息ついていた蒼星石は何か落ち着かない様子だった。 蒼(なんかうずいてきちゃった・・・・どうしよう・・・) キョロキョロと辺りを見回す蒼星石。しかし今職員室には男性教員数名しか残っていない。 皆はめいめい昼食をとってるらしい。 蒼(男の人にはちょっと頼みにくいしなあ・・・しょうがない、今日は一人で・・・) そう思い立ち上がろうとしたとき、職員室のドアが開いて誰かが帰ってきた。 銀「ただいまぁ。やっぱりお昼は松屋よね~♪」 蒼(あ、水銀燈・・・この際彼女でも・・・) 小走りで水銀燈に近寄る蒼星石。 蒼「水銀燈・・ちょっと・・いいかな・・・?」 銀「ん~、どうしたのぉ?」 蒼「あの・・・その・・ちょっと付き合ってほしいんだけど・・・」 ...
  • 有栖学園にも桜が咲いた。
    有栖学園にも桜が咲いた。 桜の木の下に一人の女性。銀色の髪は花びらとともに風に揺れる。 桃色に、銀色。この女性には桜が合う。 僕は去年もそれを見た。けれど今年は違う。見た。そして目に焼き付けた。 生徒は先生を愛してはいけない。そう考えている。 だけど 卒業したら・・・ 僕が何度彼女に見とれただろう。 僕が何度彼女に独りで愛をつぶやいただろう そして今も口から独りでにもれる、言葉。 気づくと 肩には手 「思いは無駄にならないわよぉ」
  • 桜 ~cherry blüht~
    お題 『蒼い子と翠の子』 蒼星石「もうすっかり春だね…天気もいいし…♪」 その日、蒼星石はいつも通りバイクで学校へ向かっていた。 しかし、いけないと分かっていても、幹線道路沿いに植えられた桜についつい目を奪われてしまう。 そんな蒼星石に対し、後ろに座っていた翠星石があることを思い出し、それを伝えた。 翠星石「でも、知ってるですか?蒼星石…。桜の下には、死体が埋まって…。」 その言葉に、いきなり急ブレーキをかける蒼星石。そして、バイクから投げ出されそうになる翠星石。 呼吸を整えると、彼女は自分のした事を一向に顧みずに、蒼星石を問い詰めた。 翠星石「急に止まるなですぅ!!一体何事ですか!?」 その言葉に、蒼星石は顔面蒼白で翠星石のほうを振り返り、こう言った。 蒼星石「し…死体!?…じゃあ、これ全部…」 その表情に、翠星石は思わず噴出し...
  • 花見
    頬を撫でる夜風に運ばれ、桜の花びらが滑るように舞い散る。 月明かりに照らされた桜は、まるで風花のような輝きを放っている。 「風流だねぇ」 音もなく吸い込まれるように地面に落ちてゆく桜の花びらを目で追いながら、蒼星石がしみじみと呟く。 「それにしても、よくこんなに良い場所が取れたわねぇ」 思わず感嘆する水銀燈の目の前に、金糸雀が胸を張って立ちはだかる。 「花見の場所取りは、このカナリアに任せるのかしらー!」 数年前から、花見の場所取りは金糸雀の仕事となっていた。はじめは嫌々やっていたものの、良い場所を取ったと褒められてから自らこの仕事をするようになった。 実際金糸雀の押さえる場所は素晴らしいものだった。毎年どんな手を使って場所を押さえているのか気になるくらいである。 「まぁ、こういう時くらい役に立たねぇと困るですぅ」 「ど、どういう意味かしらー!?」 ...
  • 保健室の二人
    ある日の英語の時間・・・・・・真紅が紅茶を飲んでから、授業を始めるのは日常だった。 真紅「さて・・・・・・今日は」 げほっ・・・・・・げほっ・・・・・・・ 真紅「?」 授業を始める時に、誰かの咳で、授業を止められ。真紅は教室の全体見た。よーく見ると、一人の男子生徒が倒れこんでいた 真紅「ちょっと、ジュン。大丈夫なの?」 ジュン「あ・・・・・・ああ。平気・・・・・・・・少し、熱があるだけだから・・・・・・・・げほっ・・・・・」 真紅「大丈夫には見えないわ・・・・・・・柏葉さん。私、保健室に連れて行くから、このプリントを全員に渡して。・・・・・・私が戻るまで、お願いするのだわ」 巴「ええ、はい。分かりました。」 ジュン「アボ・・・・・・ぜんぜぃん、べいき・・・・・だ」 真紅「何処が平気よ。まったく・・・・・・・いくわよ」 真紅に背負...

  • 風が吹くたびに地面が桜色に染まってゆく。 桜の季節の全てが新たな出会いに心躍る季節とは限らない。出会いがあれば当然別れもある。 今日は離任式。今まで有栖学園に尽力してきた教職員が去って行く日。それは、避けては通れない日。 離任式を終えた職員室は、去って行く教師と、それを惜しむ生徒たちでごった返していた。 制服姿の生徒たちに混ざって、過去その教師のお世話になった卒業生たちが花束を涙ながらに贈っていた。 そんな中で、来年もここ有栖学園で教師を続ける自分たちは邪魔者以外の何者でもない。 そのような判断を下した蒼星石と翠星石は、校舎から少し離れたところにある桜の木の根元で、時間が過ぎるのを待っていた。 「……寂しくなるね」 足を投げ出し、木の幹に背中を預けていた蒼星石が、呟くように言った。 「……そうですか?翠星石はそれほど悲しくねーですけど?」 蒼星石のすぐ隣で、体育座...
  • 真紅先生の笑顔と約束
    窓を打ちつける雨の音が放課後の職員室に響き渡る。窓ガラスが悲鳴をあげている。 時計を見る。いつもだったら既に帰っている時間だった。だが、こうも雨が振っていると外に出る気になれなかった。 例え車での通勤だと言っても、この雨では駐車場の車のところまで行くだけでびしょ濡れになってしまうだろう。 とりあえず雨足が弱まるまで職員室に留まることにした。真紅は、溜め息をついた。 外を眺める。黒インクをぶちまけた様な色をした雲が、まるで1か月分の雨を降らすかの如き勢いで地面を打ちつけている。 その中で、幾人もの生徒たちが最早機能を失った傘を掲げながら小走りで帰っている。真紅は彼らの帰宅に対する熱意に軽く尊敬の意を覚えた。 しかし、職員室にいる教師たちにそのような気力はない。みなそれぞれに時間を潰してその場をやり過ごしていた。 こんな沈んだ天候の下では、気持ちまでもが沈んだ。職員...
  • 蒼星石と恩師
    なんとも言えない独特の臭いで満ちた、病院の廊下を歩く。 ある病室の前で止まる。5度目の訪問だったので、ここまでの道のりは体が覚えていた。 軽くノックする。部屋の中から入れという返事が聞こえた。 蒼「こんにちは、先生」 「おう!いつもありがとうな!」 2ヶ月ほど前、当時の友人から電話があった。先生が入院した、と。 それからほぼ毎週のように見舞いを続けている。 「ま、とりあえず座れよ」 ベッドの上から椅子をすすめる。 友人から連絡があった時、入院の理由も聞いた。癌だと。それも、進行がかなり進んでおり、手術ではもはやどうしようもない状態らしい。 最初は何かの悪い冗談かと思った。あの健康という言葉を人間にしたかのような先生が、癌なんて…。 それに、あまりにも若い…。 きっと本当は骨折かなんかで入院したのを、自分を心配させるために嘘をついて、 血相...
  • 職員室の模様替え
    水「はぁ、また模様替え?嫌よ、面倒くさい」 真「仕方ないのだわ。校長命令だもの」 水「ほんと碌なこと言わないわねぇ」 蒼「翠星石、準備は良いかい?」 翠「いつでも良いですぅ」 蒼「それじゃ、1、2の3!」 そう言って机を運ぶ二人。 金「キャスターを使えば、楽してズルして運べるかしら~」 雛「転んでもしらな・・・」 金「きゃ~~!!」 どん! 雛「ほら転んだの」 金「痛いのかしら~」 薔「・・・また新しい気分で、お仕事できるね」 雪「そうだな。席替えを楽しみにする生徒の気持ちが少し分かった気がする」 そんな、恒例の職員室の模様替えだった。 ローゼン「はい、皆ごくろーさん。それじゃ、今日も一日頑張ろうか」 ラプラス「そう言ってる側から逃げようとしないで下さい。それでは皆さん、今日も我が校の教師として節度ある態度で臨んでください」 全員...
  • 視聴覚室のゲーム
    「JL725便、只今より搭乗手続きを開始いたします。」 空港の出発ロビーに流れるアナウンス。 それに反応し、水銀燈はパタンと読んでいた本を閉じ、搭乗口に向かう。 最近はみんなと行動することが多くなったが、やっぱり旅は一人のほうが楽でいい…と彼女は思う。 水銀燈「さぁて…ついたらまず、ホテルを予約しなきゃねぇ…。やっぱり、フォーシーズンズ・リゾートかしら…」 頭の中に浮かぶ、最高ランクの食事やサービス…専用プール…そして、白い砂浜…。 それは、まさにバカンスにはもってこいの場所だった。 意気揚々と、搭乗口に向かう水銀燈。数時間後には魅惑の島、バリに到着…さようなら、健気にも頑張って働いているみんな…。 そんなことを考えながら、彼女は空港職員にチケットを見せ、飛行機までの通路へと足を踏み入れた。 しかしその瞬間、彼女は何者かに手をつかまれ、後ろへと引き戻された。 ...
  • 翠星石と調理室の愉快な仲間達
    翠星石「水銀燈!またおめーは調理室の材料で飯作ったですね!!」 水銀燈「な、なによぅ!別に良いじゃないのよぅ!ていうか職場じゃ先生って呼びなさいよぉ!」 真紅「え?駄目なの?作っちゃ。」 翠星石「真紅!!おめーもですか!!!」 蒼星石「あのさ・・あれも教材みたいな物なんだからさ・・。     勝手に使っちゃ駄目だよ・・大食いの雪華綺晶先生だってお弁当持ってきてるんだからさ・・。」 水銀燈「人は人ぉ、私は私ぃ。」 真紅「そういう事ね。」 翠星石「聞き分けの無い奴らですぅ!!」 ローゼン「あー腹減ったー。」 翠星石「校長!校長も一言言ってくださいですぅ!!」 ローゼン「え?何かあったの?ていうか後でね、今お昼でしょ。」 翠星石「ちょっと待つですぅ!!」 ローゼン「なんだよ、腹減ったから調理実習の残りを漁りに行くんだから待っててくれよ。 ...
  • 水銀燈の奇妙な逃亡 第四話
    翠星石「もしもし?金糸雀?奴らジャングルを移動中らしいですよ?もしもし?聞こえてるんですか金糸雀?クソッ!」 携帯電話を握りながら翠星石は苛立っていた。 翠星石「水銀燈達を探し出すため根掘り葉掘り聞き回る…の この『根掘り葉掘り』って言葉…根を掘るってのは良く分かるです… スゲー良く分かるです…根っこは地面に埋まってるですからね… ですが…この葉掘りって部分はどういう事ですかぁーーーッ!葉っぱが掘れるとでもいうのですかぁーー! ナメくさりやがってこの言葉ッ!超イラつくですぅーッ! 葉っぱ掘ったら破れちまうじゃねーですかぁー!掘れるもんなら掘ってみろってんです! チクショーッ!どういう事です!クソッ!クソッ!」 ガスッ ガスッ 現地調達した自動車のダッシュボードをどつきまくる翠星石。 翠星石「チッ…クソッ!どうやら既に金糸雀はやられてたみたいですね...
  • 無題短編集 雛苺編1
    水銀燈「・・・なぁんで今日の翠星石の授業ないのよぅ。」 真紅「仕方ないじゃない、いきなり風邪で休むって言い出すんだもの。」 水銀燈「洒落にならないわよぅ、今日私お弁当無しで調理実習待ちだったのよぉ。」 真紅「私も・・・また午後ティーを3本も飲んで過さないと駄目になるわ。」 雛「うゆー雛で良いなら何か作ったのー。」 真紅「え?なになに?(ktkrwwwww)」 水銀燈「ちょっとぉー早くいってよぉー(wktkwwwwwwww)」 雛「紅茶とヤクルトのチャーハンなのー。」 水銀燈「              」 真紅「                」 雛「ここは、この雛苺が死守するのっ。一歩も譲らないのーーっ」 翠「ほーれ、チビ苺、うにゅーやるですよー」 雛「わーい、うにゅーなのーーーーっ……………………ハッ」 原作...
  • 第6話「私の答え」
    「よぅ、書き散らし」  病室に、おあ氏の元気の良い声が響く。 「お、おあ氏か。どうだぁ? その後のS氏とは?」  晴れやかな笑みを浮かべてそう言う書き散らし。  そんな書き散らしを見て、おあ氏はどういったものかと悩むが 「ちゃーんと、真面目な交際してるさ」 「それなら良い。S氏をちゃぁんと幸せにしろよぉ? じゃねぇと私、殴るぞぉ?」  と、ふざけた口調で言う書き散らしに勘弁してくれよ。とおあ氏は苦笑する。 「なぁ書き散らし」 「なんだよ?」 「俺、本当にS氏と付き合ってて良いのか?」 「は?」 「だってよ。俺はお前の答えを聞く為にS氏に間違って告白染みた事いっちまったじゃないか」  な? と、おあ氏は困ったような笑みを浮かべる。 「んー……これは、真紅先生にも言ったんだけどなぁ?」  真紅先生が、見舞えに来てたのかとおあ氏は少し驚くが、書き散らしの次の言葉を待...
  • 苦労人蒼星石
      薔「蒼星石先生!大丈夫ですか!?」   蒼「…ゴホッ…何とか」    壁に寄りかかる蒼星石と彼女を心配する薔薇水晶。    どうしてこうなったのか、時間をさかのぼって説明しよう。    30分前…   蒼「はぁ…どうしようかな」    教務室で1人ため息をつく蒼星石。   蒼「何度やっても慣れないんだよね」    そう彼女はこれから大の苦手の校舎の見回りに行かなくてはならないのだ。    時刻は11時30分。あたりからは何の音もしない。静寂につつまれている。   蒼「…よし、こうしていても始まらない。…行こう」    意を決して懐中電灯を手に取る。すると、廊下の方から何か音がする。   蒼「えっ!?何の音?」    コツ コツ コツ コツ コツ   蒼「これって…足音!?」    そう、廊下の方でしているのは足音。それも教務室...
  • 紅茶探偵
    銀「あらっ、しまった……うっかり真紅の紅茶の葉をひっくり返しちゃった……。  どうしよ? これめちゃくちゃ高かったんだって、あの子が鼻高々に自慢してたやつなのよねぇ。  ……誰も見ていないわね?」 水(キョロキョロ)「よし、誰も見ていないわね。・・・トンズラよっ!」 とりあえず逃げる水銀燈。・・・しかし水銀燈は知らない。あるレンズがその光景を記録していた事を・・・。 そして職員室に真紅が帰ってきた。程なく響き渡る悲鳴。 真「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 その声を聞き近くにいた翠星石、蒼星石、雛苺が寄ってきた。 翠「どうしたんですかぁ、真紅・・・てこれはひどい有様ですぅ・・・。」 蒼「これはひどいな・・・落としといて何もしないのはひどい。これは犯人を突き止めないと。」 雛「犯人探しなのー!よーっし、くんくん...
  • ペンフレンド
     そもそも私と彼女が出会った切っ掛けと言うのは、本当に些細なものだ。  ペンプレンド。と、言う物を知っているだろうか?  始めたのきっかけは、自分が病弱であったという事。  この学園において有名人である柿崎めぐのような境遇であった私は  このペンフレンドで、顔も知らぬ誰かと長い年月やり取りをしていた。  それは、十年以上も続いた。今思えばよく続いたものだと感じる。  まぁその相手の話は、非常に面白く病室にこもりっきりの私にとって  最大の娯楽となった。  その手紙から、色んな感情が読み取れ病室に篭って数年経過していた私は  初めて笑みを浮かべていた。  その手紙を読み、私はその手紙の感想や今の現状などを書いて返信する。  この作業の繰り返し。  それが、先ほど言った通り十年以上続いたのだ。  そして、ようやく私の体が病魔から開放された頃。...
  • 水銀燈と尾行とめぐ~mercury side~
    水銀燈「ふぅ…ホント嫌になっちゃうわぁ…。でも、流石に病院の中までは追ってこられないでしょう…。」 その日、私は学校をサボって有栖川大学病院という所にいた。 サボった理由は、学校が面倒くさいから。 少し休むために、空いている病室を探して病院内をさまよっていた時、ある病室から歌が聞こえてきた。 どこか懐かしげで、それでいてどことなく寂しい感じのする歌…。 …気がついたら、私はその部屋の中にいた。 めぐ「からたちの花が咲いたよ…。白い白い花が…あら?もしかして、水銀燈先生?」 水銀燈「…私の事、知ってるの…?」 めぐ「…そうですよね。私、あんまり学校行ったこと無いし、知るわけ無いですよね…。」 それが、めぐ…柿崎めぐとの出会いだった。 最初はおかしな子だと思ったが、話しているうちにこの子は自分と同じだと感じた。 つまり、めぐも私もどこかが欠落し...
  • 蒼星石と野球部
    蒼「ぼ、僕が代理で野球部の顧問?」 野球部の顧問が病気で倒れた。幸いにも大事には到らなかったが、夏の県予選1回戦には間に合いそうにないらしい。 蒼「そ、そんな無茶ですよ!」 蒼星石先生がこういうのも無理はない。 この学園の野球部はそこそこの実力なのだが、プレイスタイルは俗に言うIT野球。これは顧問の存在が非常に大きいのだ。 それにまず蒼星石は野球をよく知らない。アウトとセーフは分かるというレベルだ。 蒼星石の激動の2週間が今始まろうとしている。 金「蒼星石先生、大変そうなのかしらー!」 雛「うゆー本当なのー!」 翠「まったく二人とも静かにするですぅ!蒼星石先生の邪魔になるですぅ!」 真「そうなのだわ。というより職員室では静かにするのが常識なのだわ。」 銀「蒼星石先生ぇ~ちょっとは休憩したらぁ~...
  • 楽してズルして・・・
    金「んしょ、んしょ・・・あと少しで完成かしら~」 夜、誰も居なくなった有栖学園の理科準備室で金糸雀は黙々と作業を行っていた。 机の上には所狭しと実験器具や木板、工作用紙などが置かれていた。 金「これが完成すれば、明日の実験も楽してズルして簡単にできるのかしら~」 どうやら明日の実験に使うための器具を自作しているようだ。 金糸雀・・・・・・有栖学園に在籍する、(自称)教師一の頭脳の持ち主である。 担当は国語(古文・漢文含む)と化学、以前は音楽も担当していた。 部活の顧問に至っては、吹奏楽部をはじめとして全部で12の部の顧問をしている。 他の教師に比べたらかなり大変なはずなのだが、彼女ほど授業に対する創意工夫を怠らない教師は居ないだろう。 彼女がなぜそうなったのか?それは数年前、彼女がこの学校に赴任してきた年まで遡る。 その年、この学校に赴任したのは彼女の他に水...
  • 病院のお花畑
    今、俺は病院にいたりする。  前回に夢オチに対するツッコミで、お花畑に召還されたのでみんなが慌てて病院に連れて来たらしい。  …けど、誰もお見舞いに来ない。…酷いよ。(ぐすっ) め「そこのりんご剥いてくれない?」 紅「あいよ」  気安く応えてりんごを手に取る。  彼女は、柿崎めぐ。お花畑を彷徨っている時に世話になったりした。 紅「あれ、お前食事はしないんじゃなかったのか?」  りんごをさばきつつ尋ねる。 め「ちょっと、考えが変わっただけ」 紅「そうか」  笑みを浮かべて応える。  お花畑で、会ったときもそうだったんだが彼女はどうも精神が病んでるっぽい。  しかも、自殺志願者だ。…むかついたね、かなり頭にきたね。  俺は、どこぞの自称熱血教師というわけではないが、自殺という行為がとても嫌いだ。 ...
  • 緑茶は80度が適温
    朝食を済まし朝の占いを見て出勤する。 ここまでなら何の変哲もない女教師の日常だろう。 だが、蒼星石の場合、ここからが違っていた。 蒼星石は愛車にまたがり、学園とは逆方向に向けて走り出す。 「ん・・・あれは蒼星石じゃなぁい・・・どうしたのかしら・・・」 途中、蒼星石を見かけた水銀燈は蒼星石の後をつける。 暫く後をつけていると、とあるお店の前で蒼星石が止まる。 なんでも売ってるカズキ屋 看板にはこう書かれていた。 店の中に消えていく蒼星石、それを見た水銀燈は車を降り、窓から中を覗く。 「オジサン、いつのも・・・くれないかな?」 「おぉ、蒼星石先生いつも毎度ごひいきに・・・」 蒼星石は店主から小さな袋を受け取り、代金を支払った。 「これがないと落ち着かないよ」 そんな事を言いながら愛車にまたがり、いつもよりスピードを出して学園へと向かう蒼星...
  • もしも小学校の教師だったら・・・真紅編
    生徒S「こうちゃの先生が来たー」 Sの言葉に教室内は俄かに騒がしくなった。 生徒達には前日に今日は高等部の先生が授業を行うという説明はされていたが、 誰が教えに来るかは知らされていなかった。 Sが言ったこうちゃの先生とは言うまでも無く、真紅の事であった。 真「皆、久しぶりね。元気だったかしら?」 生徒達「は~い」 皆の元気な返事に真紅は満足した。 これなのだ、高等部にはないこの元気の良さが真紅には堪らなかった。 真「良い返事ね。皆元気が良くて、私も嬉しいのだわ」 真紅は今日の説明をしていく。まず、何故自分が今日授業を行うのか。 次に、今日の連絡事項。最後に、今日行う授業の説明だった。 真「それで、授業についてなんだけれど・・・」 真紅はそう言って魔法瓶を取り出す。 真「私はいつも授業中、こうして紅茶を飲んでいるのだわ。前回はそうしなかったけれど、    ...
  • 好き
    薔薇水晶の元に、有栖川大学病院から電話があった。その電話内容は・・・・・・ ローゼンが交通事故にあったと・・・・・・最初は、ローゼンの冗談かと思い、病院に行った。けど、真紅やラプラス達も居たのだか、その目は険しい目をしていた。そして、目の前には、血だらけのローゼンの姿。 薔薇水晶「うそ・・・・そんな・・・・・・・・・・・」 薔薇水晶はその場で、泣き崩れた・・・・・・昨日まで、元気で優しかった。あのローゼンが、血だらけの姿になっていた。泣き崩れる薔薇水晶の前に、真紅がやってきた。 真紅「校長・・・・・・・・・もしかしたら、今夜が山よ」 薔薇水晶「!!」 水銀燈「薔薇水晶・・・・・・」 薔薇水晶「いや・・・・・・・私・・・・・」 その一方で、翠星石がローゼンの所に一言言った 翠星石「ええぃ!この馬鹿校長、さっさと起きやがれですぅ...
  • 第四話B「その頃」
    「……俺って忘れられてるよなぁ……」  病院の一室で、窓から見える空を見ながら書き散らしはそう呟いた。  まぁ、しょうがないかと諦めの境地に至ってる書き散らしだったりする。 「あら、元気そうね」  そう言って、病室に入ってきたのは真紅だった。 「あ、真紅先生」 「災難だったわね。絵描きにしろ文章書きにしろ腕に傷を負うなんて」  と、真紅は午後の紅茶を飲みながら書き散らしにそう言う。 「まぁ罅程度なんで、リハビリをあまりしなくていいんですけどねぇ」 「そう、安静にしておく事には変わりないのだわ」 「はい。あぁ、そうだ真紅先生」 「なに?」 「S氏とおあ氏の様子はどうです? ちゃんと幸せそうですか?」  にこやかな笑みを浮かべてそう尋ねる書き散らし。 「……そうね、幸せそうよ」 「そうですか。よかった」 「アナタ……いいの? それで」 「あ、私がS氏に告白した...
  • 勇者雛苺
    蒼星石「うわあ!」 いきなり驚いた声を上げる蒼星石、それもそのはず職員室の自分の机の上に 蛇がいたのである。でっかい蛇である。 蒼星石の声に職員室にいた先生があつまってくる。 そこには真紅と水銀燈と薔薇水晶の顔があった。 蒼星石「ど・・どうしましょう。こんな大きい蛇なんて。」 周りに助けを求める蒼星石だが 水銀燈「そんな汚いもの触るのやぁよ。」 真紅「私が何故蛇なんて触らなくてはいけないのかしら?」 薔薇水晶「・・・どうしましょう・・・」 という風に全く役に立たない。 どうしようかと困っていると職員室のドアが開き雛苺が入ってきた。 雛苺「みんななにしてるのー。」 そういうと蒼星石の机に近づいてくる。 雛苺「あ、蛇さんなのー。可哀想だからお家に帰してあげるのー。」 そういって蛇をむんずと掴むと職員室からでていってしまった。 その...
  • 蒼星石と恐怖の監禁
    残業で一人職員室に残ってる蒼星石・・・・ 蒼星石「ふぅ・・・今日も遅くなっちゃったな」 そういいつつ席を立つ、時刻は既に11時を回っている・・・いくらなんでも働きすぎである 一方その頃、蒼星石の親友であり同じ職場仲間でもある翠星石は蒼星石の帰りが遅い事に苛立っていた・・・ 翠星石「蒼星石のやつはなにをしてるですか~、仕方ないから翠星石が迎えにいってやるですぅ~」 などとぼやきながらこんな時間でも親友の為に家を出る翠星石 これは蒼星石がまだ翠星石と同居していたときの物語である 蒼星石は帰りが遅くなったのを翠星石に詫びようと携帯電話を取り出し電話をかけようとした・・・・だが電波が悪いのか繋がらない 蒼星石「おかしいなぁ、いつもちゃんと繋がるのに・・・」 仕方なく、そのまま帰ろうとするが教師として一つやり忘れてたことがあった そう、蒼星石がもっとも苦手とする校内の...
  • 薔薇水晶のホームルーム
    朝を告げるチャイムが響いた。それとほぼ同時に、クラス担任である薔薇水晶が入室する。 教室の中は、チャイムが鳴り、担任が入ってきたのにも関わらず私語でごった返していた。 薔薇「おはようございます…」 「おはようございまーす」 ほんの数人が返事をした以外、私語はまだ続いている。 薔薇水晶は何か言いたげに生徒を見回したが、すぐに俯いてクラス名簿を開いた。 薔薇「それでは…出席を…とります。A君…」 教室の私語が大きすぎるのか、薔薇水晶の声が小さすぎるのか、返事は一向に返ってこなかった。 薔薇「A君…?A君はいませんか…?いたら、返事をしてください…」 一番前の列の女子が、静かにしろという意味の目線を送ったが、それでも私語がおさまる事は無かった。 銀「こらぁ、静かになさぁい」 いつの間にか教室のドアにもたれかかるように立っていた副担任の水銀燈に、クラスの...
  • 翠星石とチョーク
      翠「第2群の食品は~」    いつものように家庭科の授業をする翠星石。    ふと教室を見ると教室のど真ん中の席の生徒が寝ている。   翠「この翠星石の授業で寝るとはいい度胸です!    1発かましてやるです」    そういうと、チョークを手に取った。投げるつもりなのだろう。   翠「くらいやがれですー!」    翠星石は渾身の力でチョークを投げつけた。    するとチョークは見事に寝てる生徒に・・・はあたらず、    となりの席の生徒に当たった。  男子A「いってぇ~、翠星石先生ドコ投げてんすか~」   翠「う、うるせぇです、おめーがよけなかったのが悪いです」    自分の非を認めようとしない翠星石。続けて2本目を投げる。    2本目は見事生徒の頭・・・の上を通過して後ろの壁に当たった。  女子A「アハハ、先生ノーコン~」 ...
  • セットアップPS2
      とある休み時間のこと。数人の男子生徒が、机の上にゲーム雑誌を広げ、ゲーム談議に耽っていた。 「やっぱヤ○ガスだろ?」 「ええーっ、F○12じゃねえの?」 「でもよー、F○の戦闘シーンのプロモ、見た? 戦闘シーンなのに、キャラがてくてく歩いてやんの。何か、すっげー興ざめじゃね?」   と、生徒の一人がはっと息を呑んだ。 「あなたたちーーっ、まーた学校にこんな物を持ち込んで!!」   真紅だった。するりとゲーム雑誌を取り上げられる。まだ予鈴が鳴っていなかったので、生徒たちはすっかり油断していた。 「で……でも先生、くんくん探偵のゲームの記事も載っているんですよっ」 「えっ……」   没収を恐れた生徒が慌てて取り繕うと、真紅の顔色が変わった。即座に雑誌のページをめくり始める。 「ど、どこ……どこのページに載っているの?」 「ほら、もっと後ろのほう…...
  • 水銀燈保健体育1
    雨が教室の窓をシタシタと叩く。夏の雨特有の生暖かい空気と、昼食後の5限目という時間が、学校全体を気だるさと眠気で包む。唯一つの教室を除いて。 銀「今日は期末試験で出るところをやるから、しっかり覚えなさぁい」 昨日の予報では、今日一日は快晴のはずだった。グラウンドでサッカーをするという予定は、昼休みの時に突然振り出した雨によって中止となった。 体育館は元々女子がバレーボールの授業をしている。 そこで急遽、期末試験も近いということで、男子のみ保健の授業となった。 銀「じゃあ、教科書の84ページを読んでもらおうかしらぁ。A君、読んでぇ。ほら、立ちなさぁい」 昼休み時、雨が振りだした時、ここ2年5組の男子は小さくガッツポーズをした。 週一回の保健の時間が増えた。それは、学校が突然休みになることよりも喜ばしいことだった。男子生徒にとっては。 もしかしたら、雨雲を呼び寄...
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    真紅編 逃亡~誰が助けてぇ~ 刺激 保健室の二人 ローゼン編 ローゼンとお見合い お弁当~彼と一緒の時間~ 好き プレゼント 出来ちゃった? 告白・・・・・・・・そして・・・ 校長? 全員編 ザ・チェンジ あなたはどっち? 生徒の恋 第1回:教師限定。有栖ミスコンテスト大会 移動 九州旅行~ 有栖学園教師達の日常 有栖学園の大乱 有栖学園のPTA会議 決死の体育祭 生徒と教師からのアンケート こんな有栖学園は・・・・・ちょっと 教師編 女子生徒のダイエットの悩み 有栖学園の教師マニュアルより お勉強会をしましょう ダメです 夜の見回り 大失態 蒼星石編 前略、お母様へby.蒼星石 翠星石編 水銀燈編 異変 刺激 金糸雀編 ヒナとカナ~二人は天才と馬鹿の紙一重~ ヒ...
  • その困難を越えて・・・
    ある昼下がりにラプラスは校長に仕事を強制させていた。 ラ「もういい加減仕事をしてください・・・イタタ、胃が・・・」 ロ「へいへい。」 流石に目の前でラプラスが苦しんでいるので素直に従った。 ラ「すいません、胃薬を取って来ます。」 そう言ってラプラスは戸を退室する。 ロ「さ、パチンコでもしに行くか。」 ラ「くれぐれも仕事してください!!」 ラプラスが戻ってきた。腹を押さえている。流石にこの短時間に薬を取ってくるのは不可能 のようだ。 ロ「・・・わ、わかった。」 カツカツ・・・(廊下) ラプラスはここからは保健室の方が近いのでそこで胃薬をもらうことにした。 ラ「ああ、胃が痛い・・・キリキリ・・・ぐっ!耐え難い。」 保健室手前まで40メートル。うちのタラブルメーカーがいた。 翠「ひひひ、ざまぁみろですぅ。」 ラプラスは胃が痛い...
  • 金糸雀・雛苺お宝探検隊
      夜・・・誰かに電話をしている金糸雀。 金「明日は8時に学校に来るのよ。わかったのかしらー」 雛『わかったのー。金糸雀遅れないでねー』 金「!!それはこっちの台詞かしらー!」 雛『ふふっ、じゃあ明日ねー』   電話が切られた。何か雛苺にあしらわれた気がしてむっとする金糸雀。 金「何かしらー!この有栖学園一の頭脳派の金糸雀があの雛苺に注意されるなんて!   明日は絶対先に行って遅刻したあの子をバカにしてやるのかしらー!」   そういって大きなリュックに次々と道具を詰め込む金糸雀。   一体明日はどこへ行こうというのか、   それは今日の放課後の事・・・ 金「明日はどうしようかしらー」 雛「ヒナはうにゅーを買いに行くの」 金「またなのかしらー。あなた将来、糖尿になるんじゃないかしらー?」   そんな会話をしながら廊下を歩いていく...
  • 金糸雀と死闘
    放課後の教室。茜色の夕日が差し込み、教室全体を淡く染める。 その中で、一人の教師と生徒が対峙していた。教師は黒板に指をなぞらせて、チョークの粉を取っている。 金「い、一体用ってなんなのかしら?」 教室のちょうど中心の位置に一人の男子生徒が立っていた。男子生徒は両の拳を握り締めたまま立ち尽くしていた。 金「な、何か言って欲しいかしら。呼び出したのはS君かしら!」 両の拳をもう一度握り直し、Sが教室が震えるほどの声で叫んだ。 S「俺は、金糸雀先生のことが大好きです!!付き合ってください!!」 金「え、えぇー!?」 生徒に告白されてしまった。予想外の展開に、すっかり動揺してしまった。 金「じょ、冗談は止めて欲しいかしら!!そんなこと言ってもカナは騙されないかしら…」 S「俺は本気です!!本気で金糸雀先生のことが好きなんです!!」 Sが食い下がる。その声...
  • 蒼星石と保健室
    「先生ー。マジで頭が痛いっすよぉ」 保健室で、椅子をクルクルと回転させながら不調を訴えた。もちろん嘘である。 本当はいたって健康である。だが、今日はどうしても授業を受ける気にはならなかった。 ただなんとなくだるいから。理由は、ただそれだけである。 保「じゃあこれで熱はかってー」 保健室の先生が体温計を差し出す。男子生徒は疑り深いやつめと心の中で舌打ちをした。 しかしここではからなかったら、きっと追い出されるだろう。男子生徒は渋々と体温計を受け取ると、脇に入れた。 先生が後ろを向いた瞬間、生徒は脇から体温計を取り出すと、その先端を擦り始めた。 そしてちょうど良いところで再び体温計を脇に入れた。程なくして電子音が鳴る。 数値が出た。37.4度。最高の結果だ。男子生徒はそれを先生に差し出した。 「先生、やっぱ熱があるっぽいっす」 保「あら、本当ね。どう...
  • 水銀燈がもし保健室の先生だったら
    「保健の先生なのに・・・」 薔薇水晶「今日は水銀燈先生が風邪で休みです。  ・・・はいそこ保険の先生なのに風邪で休んでるとか言わない」 クスクスクスクス・・・  ・・・それでまあ保健の先生がいないと大変なんです・・・ 生徒A「せんせー.JUM君が包丁で指切りましたー」 翠星石「まったくJUMはいいかげんにしろですぅ」 雛苺「今日は水銀燈先生いないんだから自分でなんとかしなさいなの!」 JUM「そりゃないぜせんせ~」 翠星石「とっととなんとかしろですぅ!」 JUM「とほほ・・・」 昼休み 生徒B「せんせーJUM君が転んでメガネ割れてそれが手にささって痛くて起き上がったら後頭部が柱にぶつかってとにかくたいへんなことになってます!」 薔薇水晶「・・・なんとかしてあげて」 その後 みんなは水銀燈のありがたさがみにしみたとさ
  • 薔薇水晶とサザビー
    雪「ばらしー・・・何作ってるの?」 薔「MGモデルの・・・サザビー・・・8000円もした・・・」 1時間後 薔「できた・・・」 雪「おめでとう・・・」 薔「素晴らしい・・・まるでジオンの精神を形にしたようだ・・・職員室の机の上に飾っておこう・・・」 雪「それ・・・ノイエジール・・・」 紅「あなた達!教師ともあろう人間が学校に何もってきてるの!」 薔「orz」
  • 有栖学園クーラー停止事件
    蝉の鳴き声が五月蝿く聞こえるこの頃。有栖学園では夏最大の危機を迎えていた。 雛「暑いの~」 金「こ、これはちょっと予想外かしら…」 雪「ゴクゴクゴクゴク(水がぶ飲み中)」 薔「…お姉ちゃんゆっくり飲んで・・・」 翠「あーイライラするです!どうにかならないですか!?」 職員室では異常な暑さに包まれていた。 ラ「仕方ないでしょう、停電でクーラーが使えないのですから。」 有栖市は昨日台風の直撃を受けていた。その影響で多くの家が停電となっており、有栖学園もその被害を受けていた 水「温いヤクルトなんて飲んでもおいしくないわぁ」 自分専用のミニ冷蔵庫を見て水銀燈がつぶやく 真「この暑さでは生徒が授業に集中できないかもしれないわね」 蒼「確かにそうだね。どれくらいで復旧するんだろう?」 ラ「今日の夕方頃には復旧するそうです。どうやらクーラーは今日は無理のようですね」 その言葉...
  • 第10話「渦中の三人」
    「よう。よく来てくれたな」  と、書き散らしは自分の部屋に来た二人に気楽な声でそう声かけた。 「まぁ呼ばれたからな」 「えっと……はい」  二人……おあ氏とS氏……は、そう答えた。  まぁすわれよと、書き散らしは椅子を見てそう言う。  二人は、書き散らしに言われたとおり椅子に座る。 「で、読んだのには訳あるんだ」  書き散らしは頬を軽く掻いてそう言う。 「S氏。答えをくれないか? 今はおあ氏と付き合ってるの知ってるけど。  もともとは、おあ氏が私の代わりに私の告白の答えを聞くって事だった」  書き散らしの言葉に、この前の話だ……とS氏はおあ氏の方を見る。  おあ氏は、短くうなづいただけだった。 「ぼ、僕は……」  そこで、言葉を切ってしまうS氏。  しばらく、三人の間には沈黙と気まずい雰囲気が漂う。  そんな中最初に口火を切ったのは書き散らしだった。 「S...
  • 雪華綺晶の世界史B
    ガラガラガラ・・・と教室のドアが開く。 次は雪華綺晶先生の世界史の授業だ。 雪「授業を、始めます。」 先週から第2次世界大戦に入った。 雪華綺晶先生にこんな一面があるとは考えてもいなかった・・・ 雪「ここでぇぇぇぇ!6 01分、我がドイツ第3帝国のビスマルクの第5斉射による命中弾によってぇェェエエエエ!!  フッドの弾薬庫が爆発炎上!!轟沈したのだぁぁぁあ!!  ビスマルクの乗員は錬度が低いにも関わらずこれに命中させたぁぁぁ!  これはビスマルクの光学照準機が世界一であると・・・」 一同「・・・(中世までは平和だった・・・)」
  • 真紅と帰ってきたJUM
    ローゼン「…JUM君、というわけでうちで是非、講演会を開いてくれないかね?君のような立派な先輩の話は、生徒達にとてもためになると思うんだ。」 JUMという言葉に、校長室の前を通り過ぎる真紅の足が止まる。 桜田JUM…それは真紅の幼馴染で、昔はずっと一緒に遊んでいた仲だったのだが、今では有名なファッションデザイナーになってしまい、すっかり手の届かぬ存在になってしまっていた。 JUMに久しぶりに会えるかも…と、思わず聞き耳を立てる真紅。 JUM「…ローゼンさん、僕があまり学校にいい思い出が無いこと、よくご存知でしょう?」 ローゼン「しかし…そ、そうだ!君の友達の真紅君…覚えているかい?彼女、今うちの学校で教員をしているんだ。久しぶりに会ってみないかい?」 突然、自分の名前が出てびっくりする真紅。JUMは私のこと覚えていてくれているだろうか…もし一目会えたなら、あ...
  • 合間
    ミィ~~ン、ミンミンミンミィィ~ン 蒼星石「ふ~~~」 息を吐き、職員室の自分の机に座る蒼星石 期末試験も終わり、数日間は授業は半日で授業時間も短縮された夏休み前の小さな合間 真紅「蒼星石先生、ご苦労なのだわ」 そう言って真紅はアイスティーを蒼星石に渡す 蒼星石「ありがとう、真紅先生」 水銀燈「そ~せ~せきぃ~、採点手伝ってぇ」 水銀燈が猫なで声で早速蒼星石に助けを、いや、自分の仕事を押し付けようとやってくる 真紅「水銀燈、あなたは毎回そんなこと言って。少しは自分でやるのだわ!」 水銀燈「いいじゃなぁい、蒼星石はもう暇なんでしょぉ?」 真紅「蒼星石の方が授業の回数は多いんだから、それより少ない貴方のほうが手伝ってもらってどうするの!」 少しヒートアップして呼び名に「先生」がなくなっている真紅 しかし、そんな真紅を気にもせず、ぶーたれる水銀燈 水銀燈「暑いし...
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