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ファイブオーバー モデルケース・メンタルアウト - (2015/02/06 (金) 20:19:23) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
ファイブオーバー

【初出】
新約11巻

【解説】
ヒメバチという奇怪な寄生蜂を模した兵器。
本体だけで4m、薄い羽を持っており、広げれば倍に届くかんとする程の大きさ。
腹部は半透明の機材となっていて、中には粘性の高い液体が満たされている。見るものが見ればまるで棺のよう。

実際には「超能力者の力を工学技術で再現する機構が搭載されていない」という、ファイブオーバーとしては本末転倒的。
内部には8000方式の出力子がびっしりと並べられており、第五位を組み込み、第五位自身に作動させる事で、
どの出力子をどう動かすのかをモニタリングし、サンプルを取る事でファイブオーバー本来の力を発揮する事が可能。
たった一回でも本物の超能力者からサンプルを取れれば、後は無尽蔵の工業量産化が進んでいくだろうとの事。

このような試作的なものは過去からあったらしく、デッドロックが用いた簒奪の槍(クイーンダイバー)の対精神攻撃用ヘルメットもその一つ。
しかし、そこからではファイブオーバーへの道は開けなかったらしい。
技術的な問題だったのか、研究を主導していた人物らが不自然極まりない爆発事故で死亡したからなのかは不明だが、研究は食蜂自身を解析する方針へと移行した。