【種別】
超能力

【元ネタ】
Stick slip =「付着と滑り」
実際に同名の現象が存在する。

【初出】
とある科学の一方通行第10話

【解説】
清ヶ太郎丸の所持する能力。レベル不明。
半径1mの摩擦係数を増減させることができる。
効果は自身にも及び、触れたものは効果範囲から出ても数秒ほど効果が持続する。

効果範囲は狭いものの、摩擦係数はゼロから最大(無限大)まで増減可能。

例えば空気摩擦を最大にすれば、120トンの兵器だろうがあらゆる物体は侵入できない壁となる。
さらにこの状態で移動すれば摩擦熱で接触した物を溶かすことが可能。

反対に摩擦をゼロにすると、
トラックなど重量のある物を無音で容易く動かしたり、地面を滑っての移動が可能。
ネジ留めされた構造物なら、ネジを滑り落として触れずに崩落させることもできる。
さらに自身の摩擦をゼロにする事で、斬撃や銃撃などを無力化したり、
多少の痛みは伴うものの、反動の強い銃火器を後方に撃ち、その反動を推力に変えて高速移動する事も可能。

その他、摩擦係数を増減させることで、壁に張り付いたり、範囲内の人間を動けなくしたりもできる。

高い汎用性を持つ能力だが、連続使用すると三分ほどしか持続しない制約がある。

最終更新:2019年12月04日 15:52