【種別】
格付け
【解説】
学園都市では
能力者の所有する
能力を、
規模や強さ、精密性などを基準として以下の段階に分けている。
生徒の六割を占める、いわゆる落ちこぼれとされるレベル。
正確には「精密機械を使わないとわからない程の微弱な力」という意味である。
低能力 レベル1
多くの生徒が属し、スプーンを曲げる程度の力。
日常生活で役立つものは少ない。
異能力 レベル2
レベル1よりも幾らか上だが、やはり日常ではあまり役には立たない。
学園都市の全学生の内ほとんどはこのレベル以下に含まれる。
強能力 レベル3
目に見えて強く、日常生活で便利だと感じる程度の能力。
能力的には
エリート扱いされ始める。
ただし、先端科学技術で十分再現できる現象しか起こせない能力が多く、また戦闘での応用もあまり利かない場合が多い。
原作二巻では「良能力者(レベル3)」との表記揺れがある。
大能力 レベル4
学園都市外部の科学技術では到底再現不可能な超常現象を実現でき、戦闘面においては軍隊で戦術的価値を得られる程の能力。
レベル3とは大きな開きがあり、このレベル以上は極端に人数が減少する。
学園都市でも七人しかいない、
能力開発の頂点。
「一人で軍隊と戦えるほどの力を持っている」と評されるほどの強大な力を持つ。
「特定の強度の能力を有している学生」を指す場合、上記の漢字表記の後ろに『者』を付けて、
例えば「御坂美琴は
超能力者(レベル5)である」という言い方をする。
ただし、能力の出力や能力そのものを指す場合は、「者」をつけずに「『超電磁砲』は超能力(レベル5)である」というように表記する。
原作小説や『とある科学の超電磁砲』扉絵の能力解説などでも、これら2パターンの表記は区別して使われている。
定期的に行われる『
身体検査(システムスキャン)』の結果によってランク付けは上下する。
本人の努力によって更に上のランクを目指す事も可能であり、
自身の研鑽に余念が無い学生がいる一方で、
逆に努力しても伸び悩んでいることを苦にする学生も存在する。
しかし、実際のところ各学生の成長できる上限は『
素養格付(パラメータリスト)』にて規定されており、
成長の見込みが薄い学生にはそれに応じたレベルのカリキュラムのみを受けさせている、という裏がある。
(あくまで上層部の意向であり、現場レベルの教師には知らされていないと思われる)
なお、数字は英語で発音する。ex)レベル5(レベルファイブ)
現在までにレベルが判明している登場人物をレベルごとに分けると以下の通り。
無能力者 レベル0
低能力者 レベル1
異能力者 レベル2
強能力者 レベル3
大能力者 レベル4
超能力者 レベル5
断片的に情報のある人物達
査楽(一方通行の見立てによるとレベル4未満)
牧上小牧(常盤台生なのでレベル3〜4)
松陸頼太(美琴の見立てによるとレベル3〜4)
レベルの明かされていない人物達
最終更新:2023年09月02日 18:28