【種別】
機械

【初出】
創約四巻

【解説】
学園都市で販売されているガジェット。
外国語を日本語に翻訳するペン型デバイスで、スマホと連動するアクセサリとして売られている。
ペンの頭のマイクが聞き取った外国語や、ペン先でなぞった書類や看板の外国語を日本語に通訳する。

ただし、ジャンルとしては「オモチャ」に相当する代物で、
学園都市のディスカウントストアではワゴンで投げ売りされ、通販教材のおまけにもついてくるような安物。
当然翻訳精度は非常にお粗末で、日常会話程度なら何とか意思疎通ができるものの、
難解な文やスラング混じりの口語文などの場合はめちゃめちゃな翻訳結果になったり、エラーになったりする。

自分の英語力に不安を抱いた上条が調達して自室に保管していたが、
入院中に急遽アメリカへ発つことになったため、吹寄姫神に頼んで合鍵で持ってきてもらった。
翻訳精度にこそ難はあるものの、上条はこのペンを頼りに事件解決までロサンゼルス市を駆け回ることになった。

創約四巻では、上条が聞いた英語のセリフは全てこの機械を通しているため、
二重カギカッコが付いたカタコトの日本語として表記されている。

最終更新:2022年04月10日 17:03