【初出】
十七巻
詳細は創約6巻
【解説】
「魔女」と呼ばれる
魔術師が使用する魔術の系統。
魔女とは
十字教発生以前から深い森で暮らす古代宗教の巫女であり、
基本は薬草や鉱石から抽出した天然の「薬品」を起点として、治癒、占術、呪詛、飛翔、豊穣といった超常を行使する。
そのため古来から魔女は薬草の扱いに詳しく、経験則だけで発酵や分解もこなしていた。
この他白紙の
魔道書である「
影の書(未編集)」に独学知識の内容を書き込んでいくのが特徴だが、きちんとした「原典」まで昇華するのは稀。
箒に乗った姿が有名だが、これは複数の魔草を調合した「
魔女の薬」を塗り込んだ道具に飛行能力を追加しているだけなので、薬品さえあれば箒以外の物品でも飛行できる。
ただし、作中の魔術業界では
撃墜術式が普及しているため、箒で飛行する魔女は低空を高速飛行することで『地上を走行している』とごまかすのが常識であるという。
魔女が起こす超常現象は、良くも悪くも人に嫉妬と恐怖を与える。
そのため集団ヒステリーを誘発しやすく、昔から十字教に迫害され、中世には魔女狩りが盛んに行われて排斥された過去を持つ。
最終更新:2025年06月20日 16:43