【種別】
魔術


【初出】
創約6巻

【解説】
十字教文化が浸透してから新たに編纂された「おまじない系」の魔女術の一種。
アラディア由来の学説から生まれ、特定の神話や宗教一つだけの基盤を持たないことが特徴。
魔術による善行と悪行が使用者に3倍で返るといった独自のルールやタブーがある。

プロトタイプとなった魔女達はいたものの、きちんと整えた教本が魔術研究家ジェラルド=ガードナーにより発表されたのが西暦1954年とかなり新しい。
古今東西の十字教にねじ曲げられた古代の神話や宗教を掘り起こし、魔女が悪者にされる前からあった原文を丁寧に復元させ、その上でガードナー好みの儀式を勝手に追加し、
アラディア、あるいは魔女の福音』に記載されるアラディアの伝説を根幹部分に組み込んで整えられた、言うなればオリジナルではない「復刻版」の魔女術体系である。

ジェラルドが生前アレイスターと交流があった影響で、一部に男女の性から力を得ようとする側面がある。

最終更新:2025年06月17日 01:15