人物目録(未編集) > 上条当麻


「―――まずは、その幻想をぶち殺す!!」


上条 当麻(かみじょう とうま)

一人称 俺(普段)
上条さん(冗談めかして)
ワタクシ上条当麻(冗談めかして)
二人称 お前(普段)
アンタ(女の子へのツッコミ)
テメェ(男へのツッコミや敵対者に対して)
苗字呼び捨て(日本人に対して呼びかけ)
ファーストネーム呼び捨て(外国人に対して呼びかけ)
三人称 コイツ、アイツ
苗字呼び捨て(日本人に対して)
ファーストネーム呼び捨て(外国人に対して)
二つ名 幻想殺し(イマジンブレイカー)
能力 幻想殺し(イマジンブレイカー)、無能力者、原石?

概要

「とある魔術の禁書目録」の主人公。
第7学区のとある高校1年7組の生徒。身長168センチ。水瓶座。推定15歳(高1の早生まれなので)。
黒いツンツンした髪が特徴で、ロシアだろうがハワイだろうが服装は学生服である。
もはやギャグでしかない不幸体質。

本来はわりと面倒臭がりかつ無気力で、厄介事からは迷わず逃げるタイプ。
しかし誰かが困っている場合は全力で助けに行く。彼にとっては迷子の子猫を探すのも世界の危機も等しく誰かを助けるという行動原理によって行われる。
キャラクター造形のコンセプトとして、自らアクションを起こすのではなく何かに対してアクションを起こす「相対的な人物」として描かれているらしい。

7月28日未明に竜王の殺息の余波である光の羽が頭に直撃し、記憶喪失となった。
失ったのはエピソード記憶だけで、意味記憶は残っている。
また、この事故以降、美琴を「御坂」と呼ぶようになった、自分のことを「偽善使い」と言わなくなった、など多少の変化が見られる。

ケンカの腕は「勝てる見込みがあるのは1対1まで、1対2なら危ないし、1対3なら迷わず逃げる」程度だが、
誰かを助けるのに必要であれば200人以上の戦闘シスター相手にも単身で立ち向かう。

酒が入ると典型的な酔っ払いになり、意味不明な言動をするようになる。
また、大量の女の子が磁石に砂鉄がくっつくように集まってくる他、雷撃の槍などを幻想殺しを使わずに躱すようになる。

口調

砕けた口調。
相手が米国大統領(未編集)であろうが、タメ口を使う。
バッキンガム宮殿に入った時は最初は丁寧語を使っていたものの、結局すぐにタメ口になった。

「~~でしょうか」を「~~でせうか」と言う、「当然なの! 当然なんだよ当然なんです三段活用!」といった言い回しなど、
初期には変な口癖があったが巻が進むごとにそういったものは減っていった。
「擬人化美琴たん萌えー」などオタク的な単語を時々使う。
戦闘時はトドメを刺す直前に熱い長台詞による、通称「説教」が行われることが多い。

所属・所在地

子供の頃は両親と学園都市外の賃貸マンションで暮らしていた。
その後幼稚園卒園と同時に学園都市へ。
小中学校時代については不明。
現在はとある高校の1年7組に在籍している。

住居はとある高校の8階建ての学生寮の7階の部屋。
ただし、以下の時期は留守にしている。
  • 7月20日夜から7月27日までは小萌先生(未編集)の家へ。
  • 7月28日未明から入院。
  • 8月8日深夜から入院(最長で8月19日まで)。
  • 8月21日夜から入院(最長で8月27日まで)。
  • 8月28日から8月29日にかけて神奈川の海へ旅行。
  • 8月29日夜から入院(最長で8月30日まで)。
  • 8月31日夜から9月1日未明まで、ゲートを強行突破して学園都市の外へ。
  • 9月9日未明から入院(最長で9月13日まで)。
  • 9月19日夜から9月20日朝まで入院。
  • 9月26日からイタリアのキオッジアへ。
  • 9月28日朝、帰国すると同時に入院(最長で9月29日まで)。
  • 10月某日(4日以降8日以前)にフランスのアビニョンへ、帰国日時不明。
  • 10月某日(10日以降)から何日か入院(最長で10月16日まで)。
  • 10月17日にフランス経由でイギリスのロンドンへ、そこからヒッチハイクでロシアへ。
  • 10月30日に北極海で消息不明に。
  • 11月5日に学園都市に帰還。
  • 11月10日、アメリカのハワイへ。新約3巻現在、学園都市には帰還していない。

登場巻

1巻

主人公として登場。
インデックスと出会ってから、彼女を救うために奔走する。
最終的にインデックスは救われるが、上条が代償としてエピソード記憶を破壊されてしまう。

能力や術式の詳細

幻想殺し(イマジンブレイカー)

超能力や魔術といった異能を問答無用で打ち消す能力。
測定用の機会が反応しないため、無能力(レベル0)という判定になっている。
インデックス曰く魔術ではなく、風斬(未編集)曰く超能力でもない。
学園都市では無能力(レベル0)の原石という扱いになっているが、美琴曰く書庫(バンク)にそんな能力は載っていない。

効果範囲は右手の手首から先のみで、他の部分は普通に能力や術式の影響を受ける。
拳銃などの普通の攻撃には何ら効果がない。
竜王の殺息や一方通行(未編集)の黒翼のような強力なものは処理が間に合わない。
魔女狩りの王(イノケンティウス)のように核が別に存在する術式は食い止めることはできても破壊はできない。
アドリア海の女王のようにブロック化されているものは、触れたブロックしか破壊できない。
回復魔術など有益なものも打ち消してしまう。

幻想殺しを使った時の現象は以下のように多種多様である。
  • 上条に対しては発動しない(効果範囲に上条の右手が含まれるもの)
    • 御使堕し
    • 天罰術式
    • 空間移動
    • 右手から直接流そうとした電撃
  • 発生した物や現象が消える(能力や魔術で直接的に発生させたもの)
    • 炎剣
    • 黄金練成によって発生した種々の現象(記憶消去は頭に触れた時に解除)
    • 防護用の魔法陣
    • 対衝撃術式
    • アドリア海の女王
    • ヴェント(未編集)の風攻撃
    • 回復魔術
    • 雷撃の槍
    • 一方通行(未編集)の反射膜
    • 量子変速による爆発
  • 物が分解される(能力や魔術によって、もしくは魔術的記号を持たせて組み上げられたもの)
    • 歩く教会
    • ゴーレム
    • 氷兵
    • C文書
    • カーテナ=オリジナル
    • 砂鉄の剣
  • 物や現象の制御が失われる(能力や魔術で制御しているもの)
    • 糸電話タイプの念話能力(糸に触れることで念話が切れる)
    • 結標(未編集)の暴走能力
  • 何も起きない(能力や魔術で間接的に発生させたもの、能力や術式の制御から既に外れているもの)

この理屈で行くと超電磁砲に対しては何も起きないように思われるが、実際は受け止めることが可能。
これが何故なのかは議論されているが決着がついていない。

インデックスによれば、この能力が神様の御加護とか運命の赤い糸とかも打ち消してしまうのが不幸の原因らしい。
また、テッラ(未編集)は幻想殺しの正体を知っていただけでなく、記憶喪失前の上条が幻想殺しの正体を知っていたことも知っていたようだ。

前兆の感知

一方通行が20巻での戦闘時に上条に見出した能力(?)。
例えば超電磁砲は使用前に微弱な電磁波や地場により周囲に影響を与える。
そういった余波を事前に感知することで上条は相手の攻撃を読むことができる。
上条が自覚しているかは不明だが、美琴の攻撃をことごとく無傷で防いでいるのはこれのおかげのようだ。

戦歴

○不良達

7月19日夜、第7学区のファミレスから鉄橋までの4キロ。1巻序章。
美琴に絡む不良達を守るため、不良達に啖呵を切って逃走開始。
不良の意識を上条に向けることには成功したが、結局美琴が不良達を焼いてしまったため、
上条にとっては避けたかった形での勝利となった。

御坂美琴

7月19日夜、第7学区の鉄橋上。1巻序章。
上記戦闘の後、上条に追いついた美琴が一方的に攻撃。
超電磁砲(原作ではわざと外している)、雷撃の槍5発、落雷まで用いるも、全て幻想殺しに防がれた。
美琴は「殴られてないから引き分け」を主張している。

御坂美琴

7月20日夕方、第7学区の上条の通学路上。1巻第1章5。
「じゃあ、マジメにやってもいいんかよ」という上条のハッタリで美琴が怯んだため、拳を交えることなく終了。

ステイル=マグヌス(未編集)

7月20日夕方、とある高校学生寮。1巻記載。
戦闘内容とその詳細

神裂火織(未編集)

7月24日夜、小萌先生の部屋近くの路上。1巻記載。
戦闘内容とその詳細

インデックス(自動書記)

7月28日午前0時過ぎ、小萌先生の部屋。1巻記載。
戦闘内容とその詳細

人間関係(五十音順)

インデックス

関係:家主と居候、魔道書図書館とその管理人、片想い
インデックス→上条の呼び方:とうま、君(名前を知る前)
上条→インデックスの呼び方:お前、インデックス

7月20日朝、上条の部屋のベランダにインデックスが引っかかっていたのを上条が見つけて出会う。
7月28日に上条が首輪と自動書記を破壊したことでインデックスは救われ、以後インデックスが上条を命の恩人と認識するようになる。
また、この際に「インデックスは、とうまのことが大好きだったんだよ?」 と発言している。

その後、アウレオルス(未編集)闇咲(未編集)フィアンマ(未編集)などにインデックスが捕らえられるたびに上条が救出している。
また、シェリー(未編集)の襲撃、オルソラ(未編集)救出戦、女王艦隊戦などでは共闘したり、
エツァリ(未編集)襲撃や0930事件では上条がインデックスの知識に頼ったこともある。

インデックスは、上条に女の子として見られないと怒る、上条が自分の知らない少女といると機嫌が悪くなる、などの行動を取る。
また、インデックスは憤慨するたびに上条の頭に噛み付く癖があるが、17巻を最後にその行動は見られていない。
寝るときに上条の布団に潜り込む癖もあり、上条はこれを回避するために浴室で鍵をかけて寝ている。

上条は当初記憶喪失を隠し続けていたが、10月30日、『ベツレヘムの星』内から霊装越しに事実を打ち明けた。
その際上条はインデックス本人の前で頭を下げると約束したが、11月5日の再会時に上条が酔っ払っていたためうやむやになった。

御坂美琴

関係:腐れ縁、片想い
上条→美琴の呼び方:御坂、美琴(御坂妹との会話中で)、ビリビリ(記憶喪失前)、お前、テメェ、アイツ
美琴→上条の呼び方:アイツ、あの馬鹿

6月中旬、不良達にナンパされる美琴を助けに上条が割って入ったことで出会う。
その際、美琴が上条もろとも不良達を焼こうとしたが、幻想殺しに阻まれて上条だけ無傷だった。
第3位のプライドを傷つけられた美琴は、以後7月20日まで上条を見つけるたびに勝負を挑むようになるが、結局一撃入れることすらできず、全戦全敗に終わる。
ただし黒子(未編集)は、美琴が上条を攻撃するのは自分を対等な存在として接してくれていることが気恥ずかしいからだと考えている。

8月21日には妹達(未編集)を救うために自殺をしようとしていた美琴を上条が引き止め、一方通行(未編集)を倒すことでその命を救う。
これが美琴が上条に恋心を持つきっかけとなった(ただしこの時点では自覚していない)。

10月には美琴が電話越しに上条の記憶喪失を知り、さらに第22学区でボロボロのまま戦地へ向かう上条との会話で恋心を自覚。
その後上条が第3次世界大戦の最前線にいると知るやいなや、美琴はありとあらゆる手段を用いてベツレヘムの星へ向かったが、その手はほんのわずかに届かなかった。
11月5日には美琴が上条に共闘することを宣言し、11月10日には実際にハワイに一緒に向かっている。

以前はことあるごとに美琴が上条にことごとくスルーされていたが、0930事件あたりから上条が美琴の科学知識を頼りにするようになった。
それでも美琴はお色気シーンを回避し続けている、かと思いきや、実はサマーセーターとスカートを上条の前で生脱衣したことがある。
上条の宿題を手伝ったり、入院する上条のお見舞いに行ったり、全財産を川に落とした上条にお金を貸したり、
なんだかんだで美琴は上条の世話を焼いているシーンも多い。

9月1日に上条が美琴の前で右手の説明をしているにもかかわらず、9月19日には美琴が上条の能力が右手しかないことを知っておらず、
そうかと思えば11月10日には上条の能力のことを得体のしれない右手と表現している。

二次創作SSでよくある間違い

内容

説明

二次創作SSでよく見られる独自設定

内容

説明


最終更新:2012年01月08日 02:01