【名前】ソフィーヤ=カルリオン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】風神にまつわる魔術及び反十字教系魔術
【能力説明】
→→霊装『風神の鞴(ふいご)』
風神信仰から生み出された霊装。
風神雷神伝説に基づいた風神のふいごという肩当て型霊装である。
風神雷神図に描かれたものとは形状が大きく違い、肩当てになるようかなり小型化され、鳥とも人間ともつかない異様な形になっている。
周囲に風を作りだす魔術を発動。多様な風を噴射し、戦闘補助に転用できる。
→→魔術式『絶叫する60度、狂う50度、吠える40度』
地球上の最も激しい気流地帯に例えた暴風の魔術。風力は右から順に大きくなる。
鉄ですら、容易くすり潰したり、切り裂いたりする威力。
→→魔術式『オルペウス讃歌の80番、81番、82番による風の翼』
ギリシャ神話の神々への賛歌を詠んだ詩84編『オルペウス賛歌』を基に構築した移動用魔術。
東西南北と風を司る神々アネモイを構成するうちの北風ボレアース、西風ゼピュロス、南風ノトスへの讃歌。
この魔術的効果により、旋風を起こし、風と一心同体になるかのように乗って縦横無尽に世界を駆け巡ることができる。最大速度は風速100mくらい。
低空飛行だが、飛翔とは認識されないので撃墜術式の対象外。賛歌で言及されていない東風エウロス、すなわちに西方への風には乗ることが出来ない。
→→魔道書『地獄の辞典』
フランスの文筆家コラン・ド・プランシーによって書かれた悪魔、オカルト、占い、迷信、俗信、およびそれらに関連した人物のエピソードなどを集めた辞書形式の書籍。
とされている魔道書の偽書を所有。本作は十字教、特に反教権主義の象徴。悪魔学の正史とされている。
間違った信仰を押し付けるという効果によって、十字教徒の信仰をかき消す、または削減する力を持つ。
ただ内容の記述には信頼性が低いことから、強い信仰の持ち主に対してほど効果が薄くなっていく。有効範囲は偽書なので都市規模くらい。
このほか風による探知などバリエーション豊かな魔術を持つ。
→→霊装『真理計(アレシオメーター)』
ネックレスがついた黄金の羅針盤。大航海時代に西洋と東洋魔術の融合で作られたもの。
探し物に必要な情報を星術と風水的に自動収集しており、持ち主に正しい方向を定める。
三十八個のシンボルマークから二つの針が探し物が位置する場所などに関連するものを差し示す。地図を携行していく必要がある。
【概要】
黎明教団に属する幹部魔術師。
とはいうものの、ルーチェへの忠誠心は皆無に等しく、自己目標の達成ありきという考えの持ち主。
一応「人を救いたい」という気持ちがあることは疑いようもなく、自己目標は合致しているが、対象となる人間はただ一人のみである。
そのただ一人とは恋人であり、弟。ローマ正教による異教徒狩りに遭って今は行方知れずとなっており、
彼の捜索と救出を第一目標とし、第二目標にローマ正教への復讐心を抱くことになった。神への強い不信感を募らせる。
攻撃は拳打を中心に行うが、暴風で相手をすりつぶすような魔術も使える。日本文化にはそれなりに関心がある。
魔法名は「真実の愛をあなたへ(verus344)」
【特徴】
ショートヘアの東洋人風な少女。17、8歳くらいのボーイッシュなお姉さん系。ショルダーバックに必要最低限の道具を詰め込み、
シャツの上にロシアンコートをあわせたラフな着こなしを「旅人の恰好」と称している。首に真理計をかけ、両肩には肩当てのようなものがついている。着脱が可能。
元々は無茶苦茶明るい性格だったが、狡猾なものに豹変している。たいてい不機嫌そうな顔でいる。
【台詞】
「この世から消してやろう、教皇の狗。」
「”絶叫する60度(de profundis latitude 60)” 敵を押し潰せ!」
「私にとって何より許せないものが二つある。それは”真実なき愛”と”愛なき真実”よ。」
「彼以外、誰にも魔法名は名乗らない!」
「日本の折り紙はいいわね。教えてくれる?」
【SS使用条件】特になし

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最終更新:2012年08月16日 14:53