【名前】殊外 延珠(ことのほか えんじゅ)
【性別】女
【所属】
科学サイド /
常盤台中学
【能力】心理念写(ソートグラフィー) レベル3
【能力説明】
一言で表すと、「心の中に思い浮かべている観念を画像として取り出す能力」。
厳密には、自身の心理状態や、記憶している視覚情報をカメラ等の媒体を用いて取り出すことができる。
心理状態を取り出す場合は、抽象画のような画像が取り出されることになる。
この画像を心理学的に解析すれば、本人の心理状態を知ることができる。
記憶を取り出す場合は、その記憶が鮮明なほど写真も鮮明となり、逆に曖昧な記憶だと取り出す画像もピンボケ気味になる。
また、本人のイメージがそのまま反映されるため、画像には大分補正がかかるのが難点。
【概要】
常盤台中学に通う中学一年生。
由緒正しい家柄のお嬢様らしく、他の常盤台生と同程度に世間知らずで箱入り娘。
学内最大派閥、食蜂操祈の派閥に所属している。
とはいえ末端の末端であり、側近の荷物持ちをするような下っ端派閥構成員でしかない。
超電磁砲の露払いに負けず劣らずの勢いで食蜂操祈に心酔しており、日々遠巻きに食蜂操祈を眺めてはうっとりしている。
他、自身の能力を利用して食蜂操祈の写真を現像しまくり、「食蜂様コレクション」を収集したりしている。
変態だが、ただし某露払いほど積極的(アクティブ)ではない。
遠巻きに眺めたり写真をコレクションしたりといったストーカー的行為に及ぶだけで、行動パターンは片思い型に近い。
食蜂操祈が絡むと変態的言動に走るため誤解されやすいが、素は至って普通のお嬢様である。
実は、入学して間もない頃に食蜂操祈と偶然接触し、その時精神に「何らかの細工」をされたらしい。
以来、食蜂操祈至上主義に様変わりし、派閥に所属することに。
つまりは食蜂操祈直々に「勧誘」を受けてしまった可哀想な子なのだが、当の本人は知る由も無い。
遠藤近衛とはクラスメイトという間柄。
「いかに食蜂様が素晴らしいか」を説いたりしているが、なかなか理解を得られないことに疑問を感じている。
【特徴】
少し灰色がかった亜麻色の髪をツインテールにしている。背は低めだが、胸はそこそこ。
「妹系」の形容詞がぴったりな、庇護欲を掻き立てられるタイプの容姿。
【台詞】至って普通なお嬢様口調。人称は「わたくし」「あなたさま」「~さん」「~様」等。
「はぁん……食蜂様……今日も一段とお美しいですわぁ……はぁはぁ……このお顔は後ほどぜひ現像しなくては……」
「はっ! 半径十メートル付近に食蜂様の気配が!!」
【SS使用条件】
ご自由に