【名前】アゼル=ヴァナルガンド
【性別】男
【所属】魔術
【能力】フェンリルの特徴
【能力説明】
魔狼フェンリルの特徴を魔術的に体に刻み改造した肉体。
伝説でフェンリルが神々の用意した鎖の封印を次々に引き千切ったのは、フェンリルの異常な膂力から出来たと解釈して付けられた力。
アゼルの力は、10トントラックと綱引きして楽に勝てる程で、指で突いただけで鋼鉄に穴を開けられる。

フェンリルは生まれた当初は普通の狼のようだったが、日に日に大きくなり力を付けた。
ラグナロクにおいて、口を開けば上顎は天にも届く大きさで、目や鼻から炎を噴出させていた。
との伝説から、フェンリルの能力を炎を纏った巨大化だと解釈。アゼルは体が炎で形成された巨狼に変身できる。最大で身長50m、表面温度3000℃。
欠点は変身の魔力消費が尋常では無く、30m級に1000℃程の火力でも30分で限界に達し、最大身長、最大火力の全力状態だと僅か3分で元に戻って気絶する。
反応速度は変わらないが、大きくなればなるほど行動速度が反比例して遅くなり、最大まで大きくなると、一歩動くのに一秒強の時間がかかる。

他には、狼の俊敏力や、狼や犬の持つ人間を遥かに超えた嗅覚、野生動物の生命力、危機察知能力などを備えている。
【概要】
魔術結社『世界樹を焼き払う者』に所属している魔術師。二十代の男性。
元は親にも見捨てられ、病弱な体を持ち、明日をも知れぬ身の上の少年だったが、そんなある日に道で出会った魔術師(ドミトリー)の提案を受け、今の身体に改造される。
改造後、データを取るだけ取られた頃には、魔術師(ドミトリー)の思想に影響を受けてずっぽり染まる。
別れた後に世界にその思想を広めようと放浪してる間中、『世界樹を焼き払う者』を知り所属する事にした。

近視眼的な短絡行動が目立ち、怪しい裏があっても目先の美味い話にすぐに飛び付く、物事を深く考えない、良くも悪くもアホな男。
『世界樹を焼き払う者』に所属する事にしたのも、結社の目標を誤認して「この世に蔓延る迷妄を掃うために頑張る人達」と勘違いをしているため。
ラグナロクを本気で再現する等とは夢にも思ってないので、所属する他の魔術師とは意思疎通に齟齬が生じている。
特にエリザからは猛烈に嫌われている。

魔法名は「celsus199(至高の肉体を得るべし)」。
【特徴】
身長2mを超える、灰色の毛並みの狼男。
全身から隆起した筋肉や、口から生える牙などが一見すると恐ろしく見えるが、とぼけた間の抜けた空気を漂わせている。
楽しい時には高らかに笑い、悲しい時には号泣、図星を突かれると素早く目を逸らすなど、表情が分かり易い程にコロコロ変わる。
既製品の服はサイズが合わなく、変身する時に服が蒸発するので、基本的に全裸。
外に出る必要がある時はカーテンの布のような粗末な物で体を覆う。
【台詞】
「あー・・・そういう難しい話やめてくれよ、わかんねーから」
「どうよ、この体。スゲーと思わないか?強制はしないけどよ、ドミトリーっつー人に頼めばスペシャルに改造してくれるぜ?」
「不便な人の身体に拘る必要って、どこにあるんだ?・・・もうちょっと柔軟な思考を持った方が良いと思うけどな」
「自分の心さえ変わらなければ、人の形なんて捨てても構わねーと思うんだけどな」
「このフェンリルの力を味わってみるか!?火傷するぐらいじゃすまねぇぞ!」
【SS使用条件】どんな風にも自由に。

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最終更新:2012年12月16日 19:10