【名前】アヴァルス
【性別】男
【所属】魔術
【能力】栄光の剣、黄金の鬣。
【能力説明】栄光の剣。
北欧神話の神フレイが持ち、伝説においてただの一回たりとも敗れた事が無いと語られる常勝不敗の剣。
形状は1mに及ぶ長い刀身を持つ細身の両刃の剣、所々を宝石と黄金で飾り付けてるのが無駄に悪趣味。
刃物としてだけの機能は強力で、触れただけで鋼鉄を水のように切り裂ける。
『太陽にも劣らない輝きを放つ』伝説により、長さは5m余りで、温度は2000度弱のレーザー光線を剣先から出してビームサーベルのように振り回す事ができる。
5秒ほど静止したまま切っ先を天に向けて構えた後に、光線を長さを30m程度に伸張させて大きく振り回す事ができる。
『自動的に宙を舞い、確実に敵の息の根を止める』伝説から的確精度の機能も有しているのだが、伝説において語られるような強力無比な物は再現できず。
宙を舞う事は舞うのだが、手で持って動せる範囲でしか動かない。銃弾並みの速度の攻撃に反応し、自動迎撃して切り裂く程度が精々。
レーザー光線と的確精度の発動の両立はできず、どちらか一方を行っている最中は、もう一方の機能が停止する。
黄金の鬣。
伝説で金色に輝く獣毛の猪であり、フレイの乗り物だった幻獣。
元は高級だったのだろうが、目にも眩い金色の獣毛を至る所に植えつけられ台無しになったスーツの上下と革靴の霊装。
水中や空中を、どんな馬よりも早く駆け抜けた伝説を、銃弾のように己を射出していたからだと解釈。
着ている事を服に乗っていると解釈する事で、体を上下前後左右の自由な方向に弾丸のように飛ばせる。理論上の限界では0.6秒未満で200m/sに加速できる。
更にその速度で稲妻のようにジグザグに動けるが、耐衝撃術式などを併用しているアヴァルスでも死ぬので、そこまでは出せない。
段階的に、徐々に速度を出すようにすれば最大で時速500km出せる。瞬間的に出せる最大速度は時速300kmが限度、それさえも一瞬で300kmに加速するGの衝撃が半端では無いので肉体に相当な負担をかける。
最高でも3度以上の連続使用は不可能、気絶する。安全に出せる瞬間的な速度は、時速120km程度。
空中に己を連続射出する事で、あたかも外見からは飛んでいるように見えるが、厳密には飛行してるわけではないので撃墜術式の影響を受けない。
【概要】『
世界樹を焼き払う者』の幹部の一人、三十代後半。「recte090(我が正しさだけが世界の規範なり)」
家族も愛情も無い、不遇な幼少時から奇形化した自己愛と劣等感を抱き育んだ男。
今では、他の人間は使い捨ての駒 or 役に立たないゴミ と言う自分第一主義の俺様人間。自分より優れた人間の存在は絶対に許せない。
彼の認識では、自分の下にはゴミ、自分の上にはゴミ、自分の周りで蠢くのはゴミだらけ。
その事から、『自分の命令に完璧に従う駒のみが居る世界』を夢見る。
新しい世界で新しい生活を送るのに自分以外の他の『世界樹を焼き払う者』はいらないので、
来るべき最終戦争ではリーダー、他幹部、構成員の殆どが敵と相打ちになり、残った奴は殺すよう策略を整えている。
現在の最重要目標は、今持っている霊装より遥かに強力な霊装の作成や確保。
敵対している結社に情報の横流し、死地に送り込んで邪魔者の謀殺。
程好く動く手駒の確保の為に、市井に眠る魔術師や、魔術師になり得る一般人の発掘 (その人間が、『世界樹を焼き払う者』に所属せざるを得ない理由を『強引に作る』)
他の魔術結社に裏から手を回し、一般人を実験台にして、北欧神話の伝承の巨人や幻獣の能力を再現させる(失敗の報告が多く、芳しい結果を得られていない)、などなど。
『世界樹を焼き払う者』内で、直接、間接問わず、身体を傷つけられたり身内を殺された構成員は多い。
秘匿しているから良い物の、もし知られたら殺されるだけではすまない事が起きるだろう。
【特徴】190cm98kgの逞しい男。金髪碧眼で顔は美形。
外見だけなら間違いなくハンサムなのだが、他人を見る目が豚や牛を見るような目で、温かみと言う物が全く感じられない。
口の節々に相手を見下す侮蔑を滲ませ、邪悪にも程がある笑みを浮かべると、正に御伽噺に出てくるような勇者に倒される悪い王その物。
【台詞】傲岸不遜な男性口調。少し怒ると相手をゴミ扱いし出して。完全にキレるとゴミゴミゴミと連呼する。
「貴様に任務だ、この魔術結社の連中を全て処分しろ」
「怪物にもなれない失敗作の分際でほざくな、貴様は自分がどうなっても構わんと言ったはずだな? ならば今すぐ死ね」
「知った事か、新世界に貴様らはいらんのだ。 貴様らゴミは私の犠牲になれた事を喜んで死ぬべきだろう」
「ゴミの分際で、貴様らは私を絶望させるのか!? 身勝手にも私を死なせると言うのか!? ふ、ざけるなよゴミくず共がぁぁっっ! 」
「ここに手段がある。作り直すための手段がある!
新しい世界で私は幸せに生きる! 全てをより良く作り変えるのだ!
今の世界が犠牲になるなど、知ったことかっ。私には関係が無い!
先に全てを与えられるのは私だっ! ゴミが私から奪って良い物など無いっ!
貴様は私に我慢して、絶望しながら死んで行けと言うのかっっ!? 私の命令に従わなかったゴミの分際でっっ!!」
【SS使用条件】ご自由に
最終更新:2012年12月16日 19:13