【名前】エリアード
【性別】男
【所属】魔術
【能力】ヘイムダル関連の術式を扱う
【能力説明】
『虹色の橋(ビフロスト)』
アスガルズとミズガルズを繋ぐ虹の橋を模した霊装。ヘイムダルはこの橋の門番をしていたことから、閂を模した首飾りになっている。
ビフロストの本領はその炎で巨人の軍勢を止める為ことだと解釈しており、ここでは閂の動きに対応して炎を地面から浮かび上がらせる術式となっている。
予兆がないうえに真下から襲ってくるのでやりづらいが、ビフロストが他でもない炎によって攻略されたことから、
炎を扱う術式でありながら自分以外の炎には弱いという欠点を持つ。
『終焉の笛(ギャラルホルン)』
ヘイムダルが持つ角笛を基にした術式。
ギャラルホルンは元々最終戦争ラグナロクの始まりを告げる『危険な楽器』という扱いだったが、危険ゆえにミーミルの泉にて保管されていた。
そこでギャラルホルンが角笛ではなく角杯として用いられていたことから、神々は霊装の『定義』を変更できたと解釈。任意の物品の『使い方』を変更する。
『使い方』を変更された物品は、周囲の人間から本来のものとは違う『誤った使い方』を認知されてしまう。魔術的記号には影響を及ぼさない。
(例:剣にこの術式を対応すると、それを『平たい部分で攻撃を防ぐもの』という認識を植え付けることができる)
術式の効果時間は魔術の心得がない者なら三分、ある者なら一分弱となっている。
【概要】
魔術結社『世界樹を焼き払う者』の幹部の一人。魔法名は『Glosbe175(争いを未来の糧にする為に)』。
『最終戦争ラグナロクの発生そのもの』ではなく、『最終戦争ラグナロク発生のタイミング』、
ひいては『自分達に都合のいい最終戦争ラグナロクの起こし方』に関して研究している。
その為に、『最終戦争ラグナロクのきっかけとなる事象の定義に干渉することでビリヤードみたいにその後の推移に干渉する術式』を開発中。
性格は堅実かつ常識的で、最大多数の幸福を念頭に活動しているなど一見すると善玉にも見える。しかしその本質は、
『結局最終的には全員が幸福になるように最終戦争ラグナロクの推移を調節するんだから、その過程でどれほどの人が苦しんでもいいだろう』
というかなり歪んだ考えを持っている。しかもそれを本気で信じ込んでいる。人の言うことを聞かないタイプの狂人。
他の人員と違い最終戦争ラグナロクを分かりやすい救いとは見做しておらず、下手をすると自分にダメージを与える大惨事だと理解している。
理解した上でその方向性を自分の思いのままに操作しようとしており、その関係で多くの結社の人間とはあまり馬が合わない。
特に単純な世界の破壊を重視している(とエリアードは判断している)ディスターブとは利害的にも理念的にも相容れない。
【特徴】
魔術師には珍しく筋骨隆々な男。北欧系の顔立ちをしている。
上半身は裸で、下にジーンズという格好をしている。冬になると分厚い毛皮のコートをその上に羽織ったり。
【台詞】高圧的な口調。言葉だけは非常にまとも。
「最終戦争ラグナロクのきっかけの多くは巨人族によるものだが、中にはアスガルズが引き金となっているものもある。私はそういう存在だよ」
「北欧神話のトリックスターを気取るのはいいが、あの邪神のように場をかき乱すのはこちらとしても困るんだ、ディスターブ」
「最終戦争ラグナロクを起こす。その方向性を自在に操ることができれば、全ての人員が幸福になる世界が再構築できる!!」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2012年12月18日 22:16