【名前】木原 相似(きはらそうじ)
【性別】男
【所属】科学/木原一族
【能力】発火能力(パイロキネシス)
【能力説明】何十秒か踏ん張って、ようやく宙に小さな火花が散る程度。
無能力者(レベル0)で、能力者としては全く使い物にならない。
【概要】
光真小学校に通っている小学一年生の少年。
「人為的に木原を生み出す」という実験的な試みの一環として、木原一族の手で育てられている。
木原とは、科学の存在する場所に「自然発生」するものである。
そういった本来の木原を「天然の木原」とするならば、木原相似は「人工の木原」の試験体(サンプル)のようなものである。
元々はただの身寄りがない置き去り(チャイルドエラー)だったのだが、「人より少しだけ『木原としての素質』がある」として、木原一族によって引き取られた。
以来、「木原」の姓を与えられ、一人前の「木原」となるべく教育を受けている。
ベビーシッターとして宛がわれている木原一族の少女によく懐いており、「分極おねえちゃん」と呼んで実の姉(もしくは母)のように慕っている。
「ベビーシッターの少女」からはかなり過保護に扱われていて、ちょっと怪我をしただけで大騒ぎされる。
木原相似本人には木原一族の思惑について全く知らされておらず、今のところ周囲の木原達とも普通に接している。
「教育」における目下の目標は、「木原に不要な、倫理や道徳といった『良心』を破壊すること」らしい。
現在は「小さな生き物を殺して遊ぶような子供特有の残虐性を助長させる」といった方針に基づいた教育を受けており、徐々に「木原」の片鱗を見せるようになってきているとか。
また、「『自身の育ての親である木原分極を殺害すること』によって、木原相似は『木原』としての完成を迎える」、などという恐ろしい教育プログラムが、当人たちの預かり知らぬところで秘かに計画されているらしい。
【特徴】
スカートを穿かせてもさほど違和感を感じさせなさそうな、小学一年生の少年。ショタ。
子供用の防犯ブザーを首にかけ、ヘッドフォンを常備している。
また、空中浮遊する子供向けのホバリング玩具を、風船を持ち歩くかのように携帯している。
形状は土星の様な円盤型で、一度の充電で長時間滞空が可能な高性能使用。
ヘッドフォンのジャックには長いコードが接続されており、一方は空中を浮遊するホバリング玩具に繋がっている。
玩具の本体には通信用の小型機器やその他諸々の機能が取り付けられている様で、これを使って「ベビーシッターの少女」と連絡を取っているらしい。
【台詞】舌っ足らず。人称は「ぼく」「きみ」「あなた」「あのこ」「あのひと」「~さん」等。
「ん? んー? それってどういうこと???」
「あしたは顕微おばさんに会うんだよね。今度はなにを教えてもらえるのかなー」
「ねえねえ分極おねえちゃん。いま、『はってんとじょーこく』で人がいっぱい増えて食べ物が少なくなってて、それが『しゃかいもんだい』になってるーってテレビでやってたけど。でも分極おねえちゃん、どうしてみんな『そんなこと』で困ってるのかな? 生まれてくる赤ちゃんを食べちゃえば、人は増えなくなるし、お腹を減らさなくてもいいよね。変なの。どうすればいいかなんて、答えはわかりきってるのに」
【SS使用条件】
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最終更新:2013年06月27日 23:17