【名前】拝 一刀(おがみ いっとう)
【性別】男
【所属】科学/暗部
【能力】定温保存(サーマルハンド) Lv3
【能力説明】
初春の能力と同一。
同レベル程度の干渉値程度なら完全に無視が出来る。
また、一旦接触すれば手を離れても長期間持続させる事が出来る。
『軍用高性能義体』
枠付繊弱の物とほぼ同一。
ただし能力によって温度的に安定する傾向にある為、
一部の冷却装置やリミッターが取り除かれており、
連続稼働時間と最大出力において僅かに上回る。
『連結サイボーグアーム』
義体の物と同様のサイボーグアーム。一刀の意志によって遠隔操作される。
一刀は計十個のサイボーグアームを関節同士で連結、更にお互いに握らせる形で組み合わせ、
一本の長い棒として振るっているが、関節を動かして大きくしなる事も可能。
また、両端には手が備えられているので、物を握ることも出来る。
黒夜のようにこれも能力の噴出点として利用できる上に、これ自身を能力の支配下にも置ける。
その為、後述のヒートブレードで溶解した物を掬って投擲するといった戦術も取れる。
『ヒートブレード&ナイフ』
タングステン製のブレードとナイフ。
100cm程のブレードを二本と、30cm程のナイフを八本搭載している。
腰の右に備え付けられたホルダーに搭載され、マイクロ波によって常時加熱される。
刀身は約1,500度程度まで加熱され、物体を溶解切断する。
一刀の能力によってホルダーから取り出された後も高温が持続し、
連結されたサイボーグアームに握られて薙刀のように振るわれる。
『コールドブレード&ナイフ』
同じくタングステン製のブレードとナイフ。
100cm程のブレードを二本と、30cm程のナイフを八本搭載している。
腰の右に備え付けられたホルダーに搭載され、液体窒素によって冷却される。
マイナス196度まで冷やされた刀身は物体と凍結粉砕する。
ヒートブレード等同様の運用をされるが、ホルダー内部の液体窒素を直接噴出する事もある。
一刀の能力で長時間持続する冷却効果は対人、対機器を問わず有用。
【概要】
木原乖離の提唱した「軍用高性能義体製造計画」の
被験者の一人。
基本コンセプトは「能力を活かした全身義体の制作」。
能力の噴出点となるものを能力の支配下に置くという入れ子構造を実現する為である。
元々暗部で戦闘をしていた少年であったが、能力が戦闘向けではないため、
暗部製の兵器などを使って辛くも生き延びる程度の実力者であった。
能力の性質上、超高温、超低温の物体をコントロールするのがベストであるが、
生身の人間ではそれを十二分に発揮するのは難しいという認識は持ち得ていた。
それを改善するために、全身義体手術を受け、現在に至る。
基本戦術は『連結サイボーグアーム』を利用した棒術、鞭術。
ヒートブレードを握った状態で、サイボーグアームを超高速で振り回す事で、
攻撃と防御を両立した『火球戦法(ファイヤボールアサルト)』を繰り出す。
木原乖離には「能力の先」を提示した貰った恩を感じており、計画が凍結された後も、私兵として彼に付き従っている。
彼からは単なる一被験者としか見られておらず、特に顧みられても居ないが、それでも構わないと彼自身は感じている。
同じ被験者でも、乖離を恋愛対象として見ている枠付とは反りが合わず、時には口論になることも。
【特徴】
身長180cm。体重82kg。
顔以外は殆ど人間の外見を捨てており、一応服は着用しているが、
その下はひと目でサイボーグと分かるような形をしている。
【台詞】
「俺は乖離さんの道具・・・代わりの効く道具だ。壊れるまで、戦い続けるだけだ」
「
枠付・・・やめろと言っているだろう。分を弁えろ!」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2013年06月05日 23:08