【名前】クリストフ=ノーザンライト
【性別】男
【所属】魔術/『
世界樹を焼き払う者』
【能力】『狂気の剣(ダーインスレイヴ)』・レプリカ
【能力説明】
黒小人(ドヴェルグ)が作った神々の武器の一つ、妖剣ダーインスレイヴのレプリカ。
ダーインスレイブは『抜けば人の血を吸わずにはおかない』と呼ばれる妖剣で、
その傷跡が治る事も無いと言われている程に凶悪な代物。
このレプリカは『人の血を吸わずにはおかない』という逸話・・・。
本来人の手で扱われる筈の武器に、持ち手が操られるという点に特に注目して作られている。
短剣と長剣、二種類の霊装を操る。
霊装の一つは、複数のルーンが刻まれた黒い短剣。
他人に突き刺さる事で、その人間に強制的に魔術を行使させ、意のままに操るのが霊装として持つ能力。
生命力を魔力に変え、肉体強化や痛覚遮断の魔術を行使し、霊装に操られる形で術者の敵に向かっていく。
霊装は肉体と同化する形で強く結びつき、通常の手段で抜き取ることは不可能。
また、限界無く生命力を魔力に変えて行く為、最終的に霊装の支配下に置かれた人間は生命力を失って死亡する。
同時に霊装も朽ち果てるので、痕跡が残ることも無い。
尚、霊装による支配の仕組みは、「突き立てる」事がキーとなる非常にシンプルな物。
神話や儀式のアーキタイプを利用している為、魔術師であれば容易に抵抗可能である。
もう一つの霊装は、これも複数のルーンが刻まれた黒い長剣。
短剣が半ば暴走という形で他人を操り、本能的な闘争に仕向けるのに対し、
こちらは的確な操作を行い、理性的な闘争を行うタイプ。
どんな素人であれ、霊装が術者の肉体を操作し、達人級の剣術の使い手に仕立て上げるのである。
和洋を問わず多くの『戦闘
パターン』が組み込まれており、あらゆる局面に対応する事が可能。
勿論短剣が備える肉体強化、痛覚遮断の効果をこちらも持っており、
加えて、刀身には治癒阻害の効果も付与され、自然治癒、強制治癒を問わず傷を直させない。
クリストフの一族は「黒小人(ドヴェルグ)」の技術と接続儀式の再現に長い年月を費やしており、
特に長剣の『ダーインスレイヴ』は彼らの長い研究が生み出した『学習し成長する』霊装であり、
「彼ら一族の目的達成に最も近い霊装」でもある。
多くの戦闘を経て数多の『戦闘パターン』を習得し、それらを組み合わせ、純度を高めていき、
最終的に『如何なる相手にも勝利する事が出来る無敵の戦闘パターン』を作り上げられたなら、
それは「魔神」や「神の領域」に手が届いたと言えるだろうから。
【概要】
魔術結社『世界樹を焼き払う者』に所属する魔術師の少年。
『世界樹を焼き払う者』に所属はしているが、実は結社の理念に沿う目的を持っていない。
自らの霊装を強化する為に、様々な魔術師と戦って、『戦闘パターン』を収集する為に所属している。
戦闘の機会の見返りに結社からの司令を果たす、言ってしまえば魔術師の傭兵のような存在。
幹部・
アヴァルスの手によって迎え入れられた(アヴァルスは最終的に霊装だけを奪い、始末するつもりで居るが)。
『世界樹を焼き払う者』の中でもかなり評価が分かれている。
父親が死に、ダーインスレイヴを受け継いだクリストフもまた、
これまでの一族と同じように世界各地を飛び回り、様々な『戦闘パターン』を収集している。
現在は『本格的に動き出し、戦闘の機会が増えた』という事で『世界樹を焼き払う者』に所属。
趣味は戦う事、肉体のトレーニング等、体を動かす事全般。それ以外にも、戦術書や格闘技大会の観戦等を好む。
ダーインスレイヴに頼らずとも一流の剣士としての腕前はある。
基本的に寡黙で感情を表に出さないが、他人との通常の付き合いが出来ない程の性格破綻者では無い。
ただし善人と言う訳ではなく、一族の目的こそが行動原理であり、その為ならどんな事もする。
必要であるなら一般人すら容赦無く犠牲にして敵を追い詰める事から、
魔術師至上主義の強い組織以外からは強く忌避されている存在。
【特徴】
魔術的な処理がされた黒のレザーコートを着用。これは万が一の為の短剣対策。
金髪のショートヘアで、目は細めである。
【台詞】
「多額の報酬は要らない・・・この戦闘自体が僕にとって身のある物だからだ」
「僕が駄目でも・・・僕の次の世代が可能にするだろう。
次の世代が駄目でも、その次の世代が・・・僕らの一族はいずれ神の座に立つ筈だ・・・」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2013年06月11日 23:53