【名前】ヒメーシュ=ハザリカ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『太陽神の加護(スーリヤ・アムリタン)』
【能力説明】
インド神話の英雄、カルナが、父スーリヤより授かったとされる黄金の鎧を模した霊装。
かなり大胆にアレンジされ、金属の部位は肩や腰、胸部を守る程度。
胴体や両腕、両足は金糸で刺繍された透けて見える程の薄い布で覆う形になっている。
また、手首や足首、耳などに装着された黄金と宝石の装飾品は、
カルナが生まれた時に付けていた耳輪(アクセサリー)に対応したものである。
その見た目は踊り子のそれに近い。

カルナは黄金の鎧がある限り不死身であると謂れていたが、
それがどのような形での不死身であるかは語られていない。
だが、その出自より不死身が太陽神からの加護による事は明らかであり、
この霊装はそこから解釈して太陽神の加護を受ける事で高い防御力を発揮する霊装になっている。

その防御力はどれだけ「太陽の力」を受けられるかに左右される。
具体的に言えば「空が晴れているかどうか」で、防御力が決定する。
完全な晴天時であれば一つの要塞に匹敵する程の防御力を獲得し、
戦略級の魔術でもなければ突破できないほどだが、
曇り空や雨になると昼間でもその防御力は銃弾を防ぐ程度にまで落ちる。
ましてや夜になると、見た目通りの布切れ程度の防御力である。
ただし、この霊装は電池のように太陽の力を蓄えておく事が出来て、
昼間に日光浴をすれば夜でもそれなりの防御力を得ることが可能(あまり連続しては使用出来ないが)。
また、基本的に「太陽神の加護」によって成り立つ霊装であるため、
科学的な物であれば光学兵器やフラッシュバン、魔術的な物なら光、太陽を利用した魔術を、
無効化、ないし吸収することが可能である。(言うまでも無く相手の力量、威力に左右されるが)

カルナは弓の名手であったともいわれ、それを用いて、
黄金の装飾品を「矢」に、鎧を「弓」、布地を「弦」に見立てて、「光の矢」を放つ魔術を使う事も出来る。
【概要】
スカリー=ウィルフリアと共にイギリス清教の孤児院から脱走した四人の子供達の一人。
孤児院では霊装制作に関する腕前を評価されており、
『逸話に沿った霊装としての機能を保持出来るギリギリまでその外見を改造する』手腕に長けていた。
自らが信仰する――と言うよりは『憧れ』に近い――英雄、カルナの『黄金の鎧』は、
彼女が自ら着用しても恥ずかしく無いよう、『女の子向けのアレンジ』を加えた代物。

脱走した四人の中では一番のムードメーカー。
多少辛い事があっても笑顔で居られるタイプで、彼女がメンバーの気持ちを救った部分は大きい。

孤児院を抜けだしたのは、元々イギリス清教的な信仰心が薄いというのもあるが、
彼女の目的を果たすのに相応しいと思わなくなったからである。
彼女は自らの信仰するカルナ――彼のような「報われない英雄」を救いたいと思っており、
その為に世界中を自由に動ける個人としての魔術師の道を選んだ。
現代サブカルチャー的な言葉にすると「不幸な男の子萌え」である。
【特徴】
インド人系の小柄な少女。褐色の、健康的な肌をしている。
己の感情を身振り手振りで表す癖があり、常に大きく体を動かしている。
胸よりも腰に注目して欲しいらしい。
【台詞】
「ボクの霊装は自信作なんだよ!
 本来『男の英雄』が着用している物を『女』が付けている時点である程度『誤差』が生じるんだけど、
 そこを柔軟性を持つ『布』に『金糸』を用いる事で補正しているんだ」
「このアルジュナ×カルナ本・・・良いよぉ。
 英霊として競い合う二人! 戦場での絆は何時しか奇妙な友情に! そして友情は一線を超えて――!
 『どうしたカルナ――あの黄金の鎧は』『お前に会うのに……鎧は要らないだろ』。
 ウヒィオー! たまんないです!」
【SS使用条件】
特に無し

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最終更新:2013年07月04日 00:11