【名前】ゲルズ=アスラウグ
【性別】女
【所属】魔術/七曜の星(ビックディッパー)
【能力】
『神秘崩し』
主神オーディンが刻んだルーン文字を解読し、解除することができたと言われる女神フリッグになぞらえた魔術が元ネタ。
各地に残るルーンを解析し、「音」との関係性に着目。ルーンとは「音」を生む記号であると解釈することにより、
『ウッルの弓』を用いた音響によってルーンに干渉し、単純なものであれば完全に無効化し、暗号化され、複雑に組まれているものでもその効果を阻害する。
伝達のルーンを前もって配置すれば、より広範囲に『神秘崩し』を展開することもできる。限界は1㎞くらい。
逆にこちらから「音」で探査や情報伝達系の魔術を行使できる。こちらも伝達のルーンを介することで広範囲に及ばせることが出来る。1000kmくらい。

『ウッルの弓』
北欧に伝わる演奏楽器の『口弓(口琴とも言う)』を偶像の理論により、弓使いウッルが使ったイチイバルに対応させている霊装。
素材はイチイ製で、弓形そのものがイチイの意味を持つルーンを表し、弦となる音を鳴らす部分にはウッルを結びつけるルーンを刻む。
イチイは魔除けの護符としての意味を持ち、弓弦を打ち鳴らし震わせることで音響を生み出す『神秘崩し』を展開するために調節している。
この他、同時に三音表せるため、三つのルーンを組み合わせたルーンの魔術を行使するのに便利である。
イサを組み合わせれば氷系の魔術、伝達を意味するアンサズを組み合わせれば音響探査や情報伝達にも使える。

【概要】
北欧の秘匿された魔法学校に通っていたが、世界樹を焼き払う者の手により壊滅させられ、唯一生き残った少女。
ステイルに及ばないまでもルーンに関する優秀な専門家であり、その非凡さから他の結社からも狙われている。
その身柄は七曜の星によって確保され、『ミザール』として参加している。主に情報収集と通信を担当。
北極一円の海底に伝達のルーンを刻んだ石板を設置し、自身のウッルの弓の発する音響と共鳴させることよって、海域全体を観測するネットワークを築いている。
「二度と傷つけられたくない」という願いから、北欧神話にある『女神フリッグの加護』を会得しようという目標が芽生えた。
女神フリッグは世界のあらゆる物と会話し、バルドルを傷つけないように頼んだ、という逸話に基づき、「音」を通じた「世界のあらゆる物」との会話法を確立しようとしている。
既に北欧を由来とする動植物との会話に成功。会話内容は日記帳に記録している。
自らを救いあげてくれたメンバーを慕っており、特に同年代のアイアコスとは相性が良い。
吹奏楽が得意で、暇があれば余興の船上演奏をしたりしている。
【特徴】
15歳。所属していた魔法学校の赤いケープと制服を着ている。うっすらと青色の瞳。
髪の色はアッシュブロンドで足元まで伸ばしている。『ウッルの弓』を首に掛けている。
【台詞】
「残念でした。もうあなたの手口はぜーんぶ解析終わったし。」
「聞かせて欲しいな、ありとあらゆる世界の声を」
「めーらーくー! 私の日記帳、盗み見たわねー!?」
【SS使用条件】
とくに無し

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最終更新:2021年03月25日 10:42