【名前】守竹鍵星(かみたけ けんせい)
【性別】男
【所属】魔術/
七曜の星
【能力】烈昂紅鏡金鵄銃刀(れつこうこうきょうきんしじゅうとう)
【能力説明】
日本神話に登場する神武天皇の、『金鵄の止まった弓』を再現した霊装。
伝承と異なり『弓』を『フリントロック式の銃』に、『其処に留まった金鵄』を『金鵄が刻印された小太刀の刃』に対応させている。
その結果、アウレオルスが扱うピストルダガーのような形状となった。
『金鵄が天皇の弓弭に止まって雷のように輝いたため、賊は眩惑されて戦意を失った』という伝承から、放つ光を見た者に戦意を失わせる効果がある。
効果は人数が多ければ多い程発揮される。逆に言うと一対一の決闘のような状況だと多少の躊躇があるくらい。
この光は生物にしか効果がなく、ゴーレムや魔術人形なんかは天敵中の天敵。
また、『金鵄は八咫烏と同一視され、その八咫烏は火烏と同一視される』ということから高熱のレーザーを放ったり、刃に熱を纏わせ溶断する事が出来る。
この状態の時は戦意を喪失させる光を放つことは出来ない。
元々は和弓の形状をとっていたが、ある理由により改良を加えられた。
【概要】
魔術結社『七曜の星』の『ドゥーベ』の名を冠する幹部。17~8歳。
『表』、『裏』に関わらず外部との交渉や集団戦闘を主な仕事としている人間で、普段は物静かで落ち着きのある態度で卒なく仕事をこなす。
その交渉技術は天性の才能。扱う霊装の性質も加われば、大軍を先導するかのような啓示と言うべき代物となる。
べらべらと大声で喚くよりも静かに語るタイプの人間。
元々は日本で暗殺者として活動している魔術師の家に生まれた。
そんな中で庶子という立場もあって、一族内では末席で、諜報・暗殺の仕事を行っていた。にも拘らず家族を思っていた人間。
だが、想いは届かず、遂に『駒』に利用されるも命からがら逃亡し、その後はフリーランスの魔術師となる。
北欧で路頭に迷いカラスに突かれかけているところを
ドロミーティと
エルナに拾われ、そのまま七曜の星に入団した。
当初ドロミーティや七曜の星の活動に対してはと思うモノは無く活動を続けてきたが、エルナの『家族』に対する発言が彼を変えた。
最初は馬耳東風だったが話を聞いていくうちに次第に心を入れ替え、天性の才能である交渉を発揮。ソレが認められて幹部の座についた。
入団当初よりも明るい性格となり、幹部やドロミーティに対してサプライズ用自作トラップで悪戯している。
また、エルナに対して親身に魔術を教えたり、逆に最新技術を教わったりして、霊装を改造したりしている。(その結果が烈昂紅鏡金鵄銃刀である)
本人はその動機が分かっていないが、見ている人間には『淡い恋心』と断定できる。
【特徴】
短い黒髪で金色の縁取りの眼鏡をかけている。
服装は灰色のスーツの上から真っ黒なインバネスコートを着ている。
達観と胡散臭さと期待感を足して3で割ったような笑みを浮かべている。
一人称は『俺』。体の芯まで響き渡るバリトンボイスを敬語で話す。
【台詞】
「こんにちは。民間海洋開発企業『ノースポール』所属の『ドゥーべ』と申します。今回はあなたの会社にとっても利益になる話を持ってきたのですが、どうでしょう?」
「ハッハッハッハッハ。引っかかりましたねディアンドル。俺の新しいサプライズ用霊装は………ってちょっと待った。落ち着いて話しましょう。こんな船の上でそんな術式発動したらダメですよ!!??」
「いいですか、エルナ。魔術と言うのは学問でもあるわけですから、正しく使わなければ……って言った傍からなんかすごいことになってますよ!!?この間の『洗濯機からビーム』レベルです!!!!!」
「さて、俺はすっかり『家族』なんてものに見切りをつけたつもりだったんですけど。どうにもそう簡単にはいかないようだ。」
「まさか集団戦に持ち込まれるとは。全く――――――――――――――――――――――なんともついていますね俺は。さぁ、輝け。『烈昂紅鏡金鵄銃刀』。」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。
最終更新:2013年09月04日 13:22