【名前】瑞亀怜葵(みずがめ れいき)
【性別】女
【所属】科学
【能力】過冷水流(アイシングフロー) level3
【能力説明】
水流操作系の能力であり、彼女は普通の水の他に過冷却状態を維持したままの『着氷性の水』を操る事ができる。
操作可能な水塊は最大七つ、最大容積400リットル。射程距離は25メートル。
「自分だけの現実」の関係からか制御可能な水温の上限はその時の体温(37℃前後)で、常温(25℃前後)より上になるほど操作が困難になる。
過冷却水は物体に当たった瞬間急速に結晶化し、着氷する。この氷は非常に硬く常人の膂力ではまず壊せないが、氷になった後は制御下から外れ、能力で再び水に戻す事はできない。
過冷却水を能力で生成する事はできないので、事前に人工的に作ったものを七つの容器に入れて携帯している。
また黄道十二星座の予備枠・蛇遣い座(オフュカス)の一人にも数えられており、次期アクアリウス候補の筆頭として更なる成長が期待される。
【概要】
明知中等教育学院2年一部クラスに属する少女。生徒会役員であり会計を務めている。
各部活動への予算立ては実力至上主義の校風を反映し一切の容赦がない。その為弱小部からは「冷血女」「氷の冷嬢」の名で畏怖される存在。
校外のスケートクラブに所属しており、フィギュアスケートの選手として将来を期待される天性の才能を持っている。
本来なら生徒会活動にかまけている時間などない彼女が役員を務めているのは、ただ一人の友達である常世見鳳梨に誘われたから。
幼い頃より周囲から孤立しがちで両親とも上手に接する事が出来なかった彼女にとって、常世見は中学に入って初めて出来た「ともだち」であり、他の誰よりも特別な存在である。
その為彼女に対してはデレデレであり、二人きりになった途端に甘えたがる。普段は自分にも他人にも厳しいのに、どうしてこうなった。
天才肌故に周囲とどこか感覚がズレている事があり、本人に自覚はないが隠れたトラブルメーカーだったりもする。
近頃は常世見からのアドバイスで彼女以外の人間とも関わりを持とうと努力するようになったが、まだ上手く心を開けないようで雪解けには今しばらくかかりそうだ。
【特徴】
すらっとしたモデル体型で、脚線美には自信がある。代わりに胸は控えめ。脂肪よりも筋肉、アスリートとして当然の選択だから。気にしてないから。
日焼けしやすい体質で、年中小麦色の健康的な肌をしている。本人的にはコンプレックスであり、日焼け止めなど対策を講じているが無駄な様子。
髪型は薄水色のミディアムで、決闘時は舞台(リンク)の上と同様、お団子に纏めて気合を入れる。
本番用の衣装くらいしかファッションに情熱を向けていなかったが、親友の特訓により多少の改善が見られる。が、やはりその独特のセンスは一筋縄ではいかないようだ。
【台詞】
一人称は「私」、二人称は「あなた」。常世見は下の名前で「鳳梨」、二人きりの時は「ほーりぃ」となる。基本は丁寧語。そう、基本は。
「進学校である我が校でも目覚ましい活躍を見せる水泳部と空手部には、これくらいの予算を割いても何らおかしくないでしょう。逆に、あなた方のような万年一回戦負けの部にこれ以上割く予算などどこにもありません。お話は以上です、お引き取りを」
「鳳梨、生徒会行こ」
「ほーりぃいいいい! 聞いてよ、今日隣の席の……名前なんだったかな、とにかくクラスの女子とちょっとだけお喋りしたの! 出来たの!! でも何故か会話が続かなくって、やっぱり波長が合わないんだわ。私にはあなたさえいてくれたら……ねぇ、ほーりぃ」(※常世見の話しかしていない)
「フィギュアは自分との戦い。私はこれまで、常に自分に克ち続けてきた。それを思えば、あなたに勝つ事なんてどうという事はないの。大丈夫、見蕩れる間もなく終わらせるから。さぁ、始めましょうか」
【SS使用条件】
クールでもおバカでもお好みで

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最終更新:2013年12月03日 17:17