【名前】熟畏未与(うれい みよ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】現実喪失(アイデンティティークライシス):レベル3
【能力説明】
AIM系統の能力でAIM拡散力場を媒介に他者のパーソナルリアリティを乱す。「能力者が観測している認識の『ズレ』を乱す(=歪める・亀裂を入れる)」という表現が一番適当。
「発火能力」「発電能力」といった能力の大本まで崩れる事はないが、能力の変質や強度の低下、歪んだパーソナルリアリティのまま能力を従来通りの方法で行使しようとすれば暴発するリスク等を孕む。
強固なパーソナルリアリティを持つ能力者程効果は薄くなる。逆に未熟なパーソナルリアリティならば効果は濃くなる。ようは対象に依存する力である。
能力行使によって起こり得る可能性として例をいくつか挙げれば、
- 「今まで手から炎が出ると思ったら炎が出ていたのに足から炎が出るようになった発火能力者」
- 「今まで手から炎が出ると思ったら炎が出ていて、今も従来通りの演算で炎は出るが規模が小さくなった発火能力者」
- 「今まで手から炎が出ると思ったら炎が出ていて、いつも通りの演算で炎を出そうと思ったら能力が暴発した発火能力者」
自身もしくは自身が手に持っている物体に触れている人間1人にのみ効果を及ぼす。
一度認識の『ズレ』を乱されたパーソナルリアリティは対象者にしか立て直せないし、立て直せないまま終わる可能性もある。
【概要】
塔川学校3年生。スポーツ工学系の塔川に通う生徒には珍しくどの部活にも入っていない所謂帰宅部の少女。
別段運動が苦手では無く、むしろ得意な方で運動試験ではそれなりの結果を出している。何かと手際が良く、要領も良い。
ならば、何故部活動の結果が進路に大きな影響を与える事も重々承知している彼女が部活に入っていないのかというと、
学園都市の最先端技術によって生み出されたバーチャルアイドル
電脳歌姫に一目惚れしてしまったからである。
更に次世代バーチャルアイドル
電脳歌姫_Version.2の登場によって熟畏のアイデンティティーは『電脳歌姫Love!!』一色に染まり、
暇さえあれば2人のバーチャルアイドルを妄想のネタとしているちょっと以上にアブナイ女子になってしまった。
懐来宗司とは電脳歌姫_Version.2のイベントで知り合って以降何かとつるむ関係となり、彼のオーバーワークにスポーツ工学を嗜む者として時々注意している。
同じく電脳歌姫の大ファンである
長月学園四天王の
南馬王将ともファンクラブを通じて知り合いとなった。
お得意の手際の良さでチケットや特典等を自分や彼の元へ手繰り寄せる手腕故か関係は良好である。
【特徴】
紫がかった青髪で肩に掛かるくらいの長さだが、右側だけサイドテールで纏めている。カラーコンタクトの収集家で、ゴールドカラーが一番のお気に入り。
身長は160センチをやや超える程度。筋肉質な体型で胸は残念な程に貧乳。
【台詞】一人称は「未与」。男女関係なく「~ちゃん」呼び。年上相手には「~さん」呼び。
電脳歌姫を「姫ちゃん」、電脳歌姫_Version.2を「姫々(めめ)ちゃん」と呼ぶ。
「ムヒョヒョ~。明日は待ちに待った歌姫ちゃん達のイベント。ムヒョヒョ…いけないいけない。早くベッドに入らないと。『早寝早起きは未与の得』ってね」
「え~と、そっちが南馬ちゃんに渡す姫ちゃん特典でこっちが懐来ちゃんに渡す姫々ちゃんチケットっと」
「姫ちゃんを初めて見た時未与の胸がキュンってなったんだ。姫々ちゃんを初めて見た時未与の胸が高鳴ったんだ。
これは、きっと一目惚れってヤツだ。二目惚れって造語を作ってもいい。男の子が同じ男の子の生き様に惚れるように未与は姫ちゃんと姫々ちゃんに惚れたんだ」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2013年12月05日 19:34