【名前】薊蘭(あざみ らん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】能力開発を受けていない
【概要】
暗部組織トループの【先駆部隊】に所属している20代後半の女性。以前は精神操作能力を研究していた組織の戦闘員だったが他組織との抗争の末組織が壊滅してしまった。
組織の研究データと専用のスーツ・駆動鎧と共に単身命からがら逃亡した薊は追手に怯えて身動きが取れなくなっていた自分に居場所を提供してきたトループの勧誘に乗り現在に至る。

研究データとはメンタルガードのような精神操作系能力に対抗するための機器開発に関するもの。その結果なのか、薊が組織から持ってきた駆動鎧頭部には精神操作系能力を防ぐ機能が備わっている。
しかし、現状防げるのは強能力者レベルギリギリまでといったところ。そこで【中核部隊】トループチーフ渡瀬瀬の能力を参考とし、
現在トループ全体で防護可能な範囲を強能力者全体にまで拡大させようと試行錯誤を続けている。
渡瀬の協力を仰いでいる経緯から本来は【中核部隊】に所属するのが自然だと思うのだが、結果を求める薊本人の申し出もあり【先駆部隊】に所属する結果となっている。
理由は薊自身が好戦的な性格をしている、対能力者を専門とする前衛部隊の存在意義、そして無能力者である薊は学園都市上層部にとっていくらでも替えが利く存在でしかない事などが挙げられる。
勧誘してくれたトループの次は無い事実に近い予測を常々抱いている薊は自分が替えの利く程度でしかない事を理解しているために作戦では結果を出す事に拘っている。
元はある私設治安維持部隊に所属していた。好戦的な性格が災いしてある事件に深入りした事で学園都市の裏側に触れて堕ちてしまった。

専用スーツには防弾機能や身体強化機能が備わっており、小型であるスマートな駆動鎧にはスーツを着込んだ状態で搭乗する。
精神干渉防護機能を有するこの駆動鎧は小型であるが故に通常の駆動鎧よりも小回りが利き、繊細な動きもできる。武装は作戦に応じて変更している。
機能拡充を図るため試行錯誤を続けているので現在トループで精神干渉防護機能付駆動鎧『メンタルパワード』を扱っているのは薊だけである。
【特徴】
紫色のショートボブに若干病んだ目が特徴。身長は同年代の女性に比べれば高い方に分類される。胸は貧相。
護衛も任務の一部である事が影響してか普段から専用スーツを着用しており、バレないように上から黒一色のジャージと日焼け防止用に偽装した白の手袋を身に付けている。
自分を狙っていた追手ごと敵対組織を壊滅させたトループのオールトループチーフを務める澤村慶に対しては普段から反抗的な態度を示す。
それが様々な感情が入り混じった末の嫉妬である事をわかっていて止められないところに薊の置かれた立場の辛さが覗える。
【台詞】
「ウチのトップリーダーにさ、何であんな奴が就いてんのかな?勝手にどっかへほっつき歩いているわ、
運営は【中核部隊】のトループチーフに任せきりだわ。トップリーダーとしての自覚が足りてないんじゃない?ねぇ、オールトループチーフ?」
「アハハハハハ!!その程度の干渉であたしの『メンタルパワード』を貫けると思ってんの!?ちゃんちゃらおかしいわ!!」
「あたしは結果を出さなきゃいけないの!!【先駆部隊】トループチーフに『使えない』って判断されたらもう次は無い!!だから……くっ!!
トループのオールトループチーフなら、この組織のてっぺんに立つトップリーダーならあたしが必ず結果を出せる作戦の1つでも提示してみせなさいよ!!」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2014年04月18日 21:00