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【名前】太凰夜 華箋(たおや かせん)
【性別】女
【所属】科学/トルーパー
【能力】乖歪絨毯(パンクエフェクター)Lv.4
【能力説明】
生物を含む触れた物体の内部に衝撃の噴射点を作成する能力。手もしくは足が触れた部分から一直線上30m以内に噴射点が設置される。
衝撃の強さや方向性は能力者の任意で制御できる。設置数は多ければ多い程負担が増すが大能力者である為そのキャパシティは目を瞠るものがある。

設置する物体はあまり大きさを問わない。小さ過ぎる物体に関しては設置できないが全体的に1mm弱程の大きさがあれば設置できる。
衝撃を解放し物体を内部から破裂させるのが基本的な使用方法。初期の噴射点の威力は、威力を一方向に絞れば人体内部を何とか傷付けられる程度しかない。
設置した噴射点は重ね掛けできないが時間経緯及び周囲から伝わる衝撃を吸収する特質によって威力が加速度的に増す。
付随要素として噴射点には衝撃の検知能力も存在する。検知能力は罠として能力を運用する際に重要な役割を担う。

建物内部や地面内部に設置すれば車や人の往来等で周囲から伝わって来る振動を蓄積し続け、時間経過と共に極自然に強大な爆発力を生み出す。
床に敷かれた絨毯のように一帯に噴射点を多数仕掛け任意の噴射点を破裂させた際に伝わる強大な振動を吸収し、
さらに爆発を連動させる事でさながら絨毯爆撃の如き広範囲に渡る強力な破壊行為を実行できる事からこの能力名が生まれた。

仕掛けた噴射点により地盤から崩し、建物内部から破裂させるこの能力は局地戦や大規模破壊に強い適正を持つ。
無人兵器だけでなく人間や動物、虫にも設置できる事から特攻兵器や生物兵器としても酷く有能。
呼吸するだけで振動は発生するため日常生活を送る中で強大な爆弾化は避けられず、本人は知らないまま自爆兵器と化す。
内部から破裂させた物体の破片で強襲、放った銃弾が標的に着弾後着弾の衝撃を吸収した噴射点起動でトドメを刺すなど凶悪な応用もある。

物体内部に設置場所が限定されるためその物体を破壊されてしまうと噴射点は数秒も持たず消え去る。
たとえ消去前に破裂させたとしても威力は減衰を余儀なくされる。また衝撃の威力や指向性を操る能力者には威力を弱体化される恐れもある。
設置したばかりでロクに吸収していない噴射点ならば太凰夜より強度が低い相手にも無力化されるだろう。

【武装】『絨毯吹雪(カーペットパンク)』
【武装説明】
直径1mm弱の非金属製品で製造された非常に軽量な粒子。回路も動力もないが表面に無数の穴が空いており、
内部に設置した噴射点から指向性や威力を調整されて噴出される力によって空気中を自由自在に浮遊する。

粒子そのものに威力は全くないが噴射点が仕掛けられた粒子は普通では目視が難しい爆弾兵器として運用される。
強大な爆発や大気操作で吹き飛ばされる危険性はあるが、それはイコール粒子内部の噴射点に衝撃が極短時間で蓄積する事を意味する。
粒子自体も噴出される力によって一定程度対抗できる。蓄積量が多ければ多い程対抗力も増える。

生物の気管や排気口から侵入させて内部爆破を行ったり飛来する銃弾の軌道をずらしたりするオジギソウの真似事も実現している。
この武装は上位組織トループオールトループチーフから太凰夜専用武装として直々に支給されたものである。
【概要】
幼い頃より人体爆破を行える自分の能力を誹謗中傷の対象とされ、ずっと虐められ続けていた。
自暴自棄になった太凰夜は今より若い一方通行に無謀にも喧嘩を売ったことがある。結果は言うまでもなく惨敗であり、さらに追い詰められることとなった。
ある時虐めの元凶である首謀者諸共人体爆破にて無理心中を行おうとしたが死んだのは首謀者だけで結局死ぬ事はできなかった。
これが原因で学園都市の暗部へ身を堕とし、現在ではトループの下部組織トルーパーで活動している。
トルーパーで活動する構成員との仲も良好で、オススメの本を紹介したり依頼内容の説明係を進んで務めるなど精力的に働いている。

下部組織のメンバーとしてトループに強い忠誠を誓っている。この忠誠心はトループ内で立場が上位にいる者に対して比例的に強くなる。
実際に指令を出している『後駆部隊』の面々とは程度の差こそあれそれなりに交流があり、彼等の意図を汲んだサポート活動を心掛けている。
強大な戦闘力を持つ太凰夜は持ち前のドライビングテクニックも合わさり物資などの補充を行う実働部隊の護衛として働いている。
他には戦闘行為で発生した死体や残骸の後始末も命じられる。能力柄後始末には全く困らず、死体処理に眉をひそめることもない。
必要であれば前線を主戦場とする『先駆部隊』にも参戦する意欲はあるが、何故かそういった指令は殆ど下されない。
そもそも実力的にはトループの正規メンバーに選ばれても不思議ではない太凰夜が下部組織に留まっているのには大きな理由がある。

普段の太凰夜は理路整然とした立ち振る舞いを心掛けているが、追い詰められる等である一線を越えると残虐行為を実践する癖がある。
それは自分と同じ立場以下に身を置く仲間を独断で人体爆破兵器とし、敵を撃滅させるため自爆させること。
太凰夜にも罪悪感はあるが、忠誠を誓う組織のためと称して暗部に身を置いた頃よりずっと実践している。これは自分より立場の高い人間には適用されない。
よって正規メンバー以上が太凰夜の自爆兵器の対象となることはなく、太凰夜がトループの正規メンバーになることは今後もありえない。
これは組織人としては破綻している部分がある太凰夜の戦闘力を有効に使う手立てとして上層部が発案した。

上層部以外で太凰夜の残虐な性質を知るのはオールトループチーフを始めとするトループの正規メンバー全員とトルーパーの主要構成員のみ。
太凰夜以外の主要構成員二人は各々の性格や宛がわれた役割から太凰夜と普通に接している。暗部に身を置いているが故の図太さとも言えるだろう。
またオールトループチーフは太凰夜に対して独断による仲間の人体爆破兵器化を絶対に行わないよう厳命を下している。
仮に厳命を破りそうになれば相性的に有利な『後駆部隊』のトループチーフに対処させるか己の能力で無害化させるようにしている。
専用武装『絨毯吹雪』を与えたのも太凰夜が暴走しないように能力の幅を広げる意味合いがある。

オールトループチーフから直々に専用武装を与えられた太凰夜は立場が上位にいる者に対して比例的に強くなることもあって彼に絶対の忠誠を誓っている。
過去に一方通行に挑んだのも学園都市でトップクラスに立つと噂で耳にした一方通行に自分の惨状を知ってもらいたい、助けてもらいたいと思っての行動だった。
傍から見れば媚を売っているとも受け取られかねない太凰夜の上位者への忠誠の根本は虐められ続けていた頃となんら変わらない。
「強い人間が弱い人間を救う」。未だ自分を弱者と見ている太凰夜は他の暗部組織では見られない数種類の部隊を束ねるトップリーダーへ強い憧憬を抱き続けている。
【特徴】
19歳。美しい文学少女を絵に描いたような姿。透き通るような長い艶髪。色は勿論黒。
普段は黒縁眼鏡を掛けているが別に目が悪いわけではなくいわゆる伊達眼鏡である。読書と色んな形や色の眼鏡を集めるのが趣味。
オリジナルのセーラー服を製作して着用している。学園都市製特殊手袋と特殊靴を装着。耐熱性耐薬品性絶縁性に優れる。
スカートで隠れた右太腿に拳銃をしまうホルダーを、左太腿には『絨毯吹雪』が入っている携行缶をしまうホルダーを身に付けている。
右手首に身に付けている時計内部にも少量の『絨毯吹雪』を仕込んでいる。
【台詞】
虐められ続けたか弱い文学少女は悲痛な思いを『最強』へ訴える。

「何で……何でこんなに強いのにあなたは虐げられている人を救おうとしないの一方通行!?私には…私にはあなたみたいな強さはないのに…!!」


血に染まる身体を他人事のように俯瞰しながら『闇』を渡り行く残虐な文学少女は極上の笑みと笑い声を露にする。

「彼等があの場で自爆しなければ私やあなたが今みたいに五体満足でいられたかどうかはわからないわ。全ては組織のため。必要な犠牲。
これは彼等への私なりの手向けよ。……ふふっ。あーあ、またやっちゃった。直る気配が全くなくて苦笑いは止まらないわね。ふふふっ。さーて………

――目撃者は消・さ・な・い・と。」


とある下部組織へと落ち着き、鳴りを潜めた従順な文学少女はひとまずの安寧を得る。

「今回の依頼はえーと『毎度のごとく行方を晦ました腐れ大馬鹿……いえ、我等がオールトループチーフを捕捉したからぶん殴ってでも連行し……いえ、謹んで迎えに行きなさい』………よ。」
「荷物に関しては能力で随時検知してるから心配いらないわ。だからしっかり捕まってなさいよ皆!私のドライビングは荷物より乗員に迷惑をかけることで有名なんだから!」
【SS使用条件】
ご自由に

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最終更新:2015年03月20日 13:35