622 :■■■■
アルジュナ(あいつをほっぽって戦うわけにはいかねえ)
闇城「・・・」
アルジュナ(生きてる・・・よな?)チラッ
アルジュナ(見たところ外傷はねえナ。ならソーマの弓で・・・)ギリ
バシュッ!
 >>622の書き込み時間により次の展開が決定
1 闇城 死亡
2 
第六天魔王に阻まれる
3 闇城 復活
4 外れる
5 闇城 復活
6 第六天魔王に阻まれる
7 闇城 復活 (しかしおっぱい恐怖症に)
8 闇城 復活
9 第六天魔王に阻まれる
0 闇城完全復活 
 
623 :■■■■:2014/07/30(水) 23:35:51
立ち上がれ闇城! 
624 :■■■■:2014/07/30(水) 23:49:00
おいいいいいいいいいいいいいいい!!!闇城さあああああああんんん!! 
625 :■■■■
アルジュナ「・・・え?」
アルジュナ「な・・・」
アルジュナ「なんでだよ、おい」
アルジュナ「おい闇城・・・いつまでも寝てんじゃねえゾ」
アルジュナ「傷は癒えたんだろ!? 早く・・・早く立ち上がれよ!!」
アルジュナ「一本じゃまだ足りねえってのか、ならもう一本ぶち込んでやるッ」ギリ
第六天魔王「やめておけ」
第六天魔王「見るにそれは癒しの矢。けれど悲しきかな、死者には意味が無い」
第六天魔王「我の術式は殺すためのもの、生きていたとしても、もはや植物人間だろう」ククク
アルジュナ「・・・って、めえ」ギリ
――――猫探しだろうが人探しだろうがやってやんよ
――――こいつは確かにめんどくさいやつだけど、悪いやつじゃないと思う。多分
――――知らないふりをして得る幸せなんて糞食らえだ。それなら知って、不幸になって、それでも自分には嘘をつかない生き方のほうが俺らしい
アルジュナ「闇城・・・ッ」グッ 
626 :■■■■
最近の秒数安価は作者さんにとってイレギュラーなモノ率が高そう 
627 :■■■■
第六天魔王「それで? 貴様は戦うのか?」
第六天魔王「死体がひとつ増えようと我は一向に構わないのだがなァ」
アルジュナ「俺はこいつとは今日会ったばかりだ」
アルジュナ「だから・・・お前とは戦わない」
第六天魔王「ほう、知らない奴に命はかけられんと? いい判断だ」
アルジュナ「ちげえよ・・・俺は今腸煮えくりかえって今にでもお前を殺してやりたい・・・」ギリッ
アルジュナ「だけどな・・・ここで俺がお前に返り討ちにされる可能性もあるんだ。俺が勝てたとしても、辺り一面を吹き飛ばしちまうかもしれねえ」
アルジュナ「そうなったら・・・誰がこいつの・・・闇城・・・の!」
アルジュナ「最後を語ることが出来んだ・・・ッ! 俺が知らない闇城の仲間に・・・誰が土下座することができんだ・・・ッ!」
アルジュナ「あぁ・・・わかってる。俺のせいなんだ。あの時俺が闇城をテメエに向かわせたばっかりに。魔術もろくに知らない人間がまともに戦おうなんてすりゃこうなることもありえただろうにッ」ギリッ
アルジュナ「だけど俺はボケていた。こいつなら何とかなんじゃねえのかって、適当な考えで・・・!」 
628 :■■■■
第六天魔王「ほう・・・それならそれで良い」
第六天魔王「我も無抵抗の者をいたぶる趣味はないからな」
第六天魔王「その小童の亡骸を持って、早々に去るが良い」シュッ
アルジュナ(消えた・・・)
闇城「・・・」
アルジュナ「闇城・・・」
アルジュナ「・・・」
アルジュナ「・・・・・・」
アルジュナ「・・・・・・・・・・」
アルジュナ「やみじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッ!!!!!」
 ☆ 
629 :■■■■
 >>624>>626
逆に考えるんだ。それは分岐ルートを見ることができるフラグなんじゃないかってね 
630 :■■■■
 声が聞こえる。
 悲しい哀しい鳴き声が。
『降魔さん・・・ひどいですよォ』
『遊園地ィ・・・連れて行ってくれるっていったじゃないですかァ・・・!』
『馬鹿野郎・・・借りを返さずに追えないところまで逃げやがって。私はな、約束を守らない奴が大嫌いなんだ』
『馬鹿・・・本当にお前は大馬鹿野郎だよ』
『・・・貴方には直接会いたかった。だけどこんな再開になってしまうなんてね』
『変われた私をその目で見て欲しかった。でも、今も見てくれているのかな? この冷たい墓石の奥で、貴方は・・・』
『千円、置いておくね。また来るから・・・待ってて』
 意識が沈んでいく。
 積み上げていたもの、積み重なったものから振り落とされるような虚脱感と喪失感。
 自分が誰なのか。何が起きたのか。 もはやそれすらもどうでも良くなってくる。
 二度寝のような甘美な終焉が訪れたのだろうか。
 あぁ・・・眠い。
 その悲痛な叫び声を止めろ。・・・止めてくれ。
 俺は目を固く閉ざし、さらなる深みへと落ちていく。
 気がつけば声は聞こえなくなっていた。温かみも悲しみも、全てがなかった。
 そうか。
 これが。
 俺はその時初めて気づいた。
 これが――――“死”なんだと。
最終更新:2016年01月29日 22:14