【学校名】サイエンスアカデミー高等学校
【概要】
第七学区に本校を置く通信制の高等学校。二学期制を採用しており、入学時期は三月と九月。卒業時期は二月と八月。
転校によって本校へ転入する場合はいつでも受け付けている。高校を中退して、再度本校へ入る編入は二月or八月に行われる編入試験に合格する必要がある。
入学時満15歳以上。年齢の上限は無し。諸事情で高校を中退した人間や通常の全日制の高校へ通えなくなった子供達が主な対象だが、大人でも通う事ができるので生徒の中には大人も結構存在する。
全生徒数120人。クラブ活動無し。奨学金制度有り。アルバイトの届出要。単位制。最短で3年で卒業する事が可能。大覇星祭等の学園都市全体行事にも参加している。
生徒達は主にレポート提出が中心となる『添削指導』と、各施設で体育などの学習活動を毎週1回行う『面接指導(スクーリング)』をこなさなければならない。
毎日本校へ通う必要は無く(勿論本校で授業を受けてもよい)、各生徒の事情に照らし合わせて自宅でのインターネット授業も提供している(スクーリングは除く)。
但し、財政面や施設面の観点から能力開発授業は未成年のみに設けている。本校の能力開発機材の性能は通常の高校より一段低いレベルになっている為、未成年の生徒に能力開発授業を集中させてようやく通常レベルに達する。
中卒と高卒とではやはり後々各人の将来設計に影響する為、通信制高校は一定の層から需要がある。
生徒達が互いに顔を合わす機会は実質的にそう多くは無いので、中には卒業までとある生徒の存在を知らなかった
パターンも度々発生する。
中退者や転校者など、いわゆる個人的な問題を抱えた生徒が多い傾向にあるが中には本校に在籍した事が切欠で、年齢差や過ごしてきた環境の違いさえ乗り越えて繋がりを得た生徒も確かに存在する。
能力至上主義の様相を呈する学園都市の教育から脱落した者達が集うサイエンスアカデミー高等学校でどんな学校生活を送れるかは各生徒達の意思に懸かっている。
最終更新:2015年12月07日 01:45