【名前】兜坂奇麗(とさか きれい)
【性別】女
【所属】科学
【能力】生体査察(バイオロックオン)レベル3
【能力説明】
生物に触れる事を条件とし生物の構造を把握する能力。生物限定の分析系能力。
パーソナルリアリティの影響から生物自体が分泌した物質だけではなく、生物が外部から取り込んだ物質も範疇に入る。
把握した構造がどのような役割を持つのかを瞬時に理解し、構造の分子配列すら手に取るようにわかる。
【概要】
天童寺学園中等部三年生。生体模倣から新たな工業的価値を生み出すバイオミメティクスに執心するグルグルメガネ系女子。
生物なら哺乳類でも爬虫類でも両生類でも何でもござれ。動物園の体験会コーナーへ赴けば、蛇や百足でも率先して触りにいく。インドア派な外見に見せ掛けてのめちゃアウトドア派。
『知識の泉』は専らバイオミメティクス関連の情報集めに利用。だったのだが、毎日図書館にいる本郷薄明と彼への各研究機関からの依頼内容を知り兜坂も図書館に通う日々を送るようになった。
本郷の興味を惹く為にバイオミメティクスの素晴らしさと可能性を懇々と説き続け、友達では無いものの今では時々だが気紛れな本郷と一緒にバイオミメティクスの開発を行うまでに至る。
最近開発したバイオミメティクスとしてナガヒラタタマムシのセンサー器官を再現した100キロ以上先に存在する火災や赤外線を検知するゴーグル型センサーと、
蛇の鱗から分泌されている『高解像度顕微鏡でも分析できない数ナノメートルという極薄サイズなのに摩擦をしっかり抑制する』、『通常の潤滑油とは違い鱗から剥がれない為、触っても存在に気付けないし』等々の特質を持つ潤滑油脂を再現した手袋やボディスーツがある。
中等部の購買では、そのアグレッシブな挙動で学生に大人気の「コロッケマヨパン」を高確率でゲットする猛者の一人に数えられている。
高等部には毎回必ず「コロッケマヨパン」を獲得すると謳われる上玉利先輩という男子がいる事は知っているが兜坂はまだ会った事が無い。
どうやら上玉利先輩のセンサーには引っ掛からない模様。兜坂も自分を「可愛い」とか「綺麗」などと思った事は一度も無い。
【特徴】
162センチ50キロ。小さな皿のようなグルグルメガネを着用。ブラウンの長い髪を左右三つ編みにして垂らしている。鼻のそばかすは全然気にしていない。
上玉利先輩が反応しない点を差し引いてもおよそ平凡以下の容貌。反面非常に活発的で生命力に満ち溢れているのが活動から見て取れる。空気を読まずにぶっちゃける癖がある。
【台詞】
「やっほーい。今日も来たよ、また来たよ!図書館の中だと余り騒げないから必然的にローテンションで本郷君と会話してるけど、本当は今の比じゃないくらいハイテンションなのがこのアタシなわけさ」
「バイオミメティクス研究が進めば将来人の生活はより豊かになる。ふふん、アタシの夢は言うまでもないよね?でも言っちゃう。アタシの夢はバイオミメティクス研究の最高峰に立つ事よ」
「上玉利先輩…ね。今度高等部の購買に潜り込んでみよっかな。きっと楽しい争奪戦になるだろな」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2015年12月19日 23:51