【名前】アーシィ=リトルガーデン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】サンゴマ
【能力説明】
南アフリカの祈祷師兼呪術師サンゴマに関わる魔術を扱う。
主に羊の皮製マットにサイコロ・コイン・動物の骨などを投げ入れ先の未来を占う。霊的通信、お払い、清め、運勢を上昇させるマジックアイテム作りなどもお手の物。
また、サンゴマの占いには人が抱える心身的な病を診断する効果もある。占いの結果から魔術調合した薬草などを患者に処方したり、暗示魔術による催眠療法を実行したり、地脈・龍脈を用いて患者の自然治癒力を高める魔術を行使するなどヒーラーとしての役割も持つ。
【概要】
魔法名『清く澄み切った心は何者をも癒す(claritas742)』。魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。
非戦闘要員の穏健的な魔術師。結社での主な活動は戦闘で傷付いたメンバーの回復係や、霊的通信術式による後方での情報収集&整理任務。
元はヨーロッパの片田舎で暮らす家族全員がローマ正教信者の生まれ。両親が厳格な信者であった為、教会から「アフリカの伝統は悪魔である。野蛮であり近付いてはならない」という教えを頑なに守っていた。
しかし、アーシィが8つの時家族全員が重篤な症状に陥る流行り病に掛かり、いくら西洋式の薬を飲んでも効果が無い。神に救いを求めに教会へ行こうとしても門前払いを受ける。
一人、一人と家族が死に遂にアーシィ一人だけになってしまった時ヨーロッパを旅していた南アフリカ出身の年経た男性魔術師に命を救われた。
後に師と仰ぐ事になるその魔術師に命を救われたアーシィは、天涯孤独の身となった自分に何かできる事がないか必死に考えた末に男性魔術師に弟子入りを志願する。
師と共に南アフリカの地に降り立ったアーシィは、南アフリカにおける祈祷師兼呪術師サンゴマに関わる魔術を習い身に付けた。
魔術師として一人前となったアーシィは、老衰の為にこの世を去った師の遺言から南アフリカの伝統を守る事を活動の主眼に置いている。
『多からなる一』に所属したのも、結社が掲げる理念が自分の理念に合致するからである。暇さえあれば仲間を連れ立って南アフリカの大地に降り立ち各地の伝統を守る啓発活動を地道に行っている。
その過去からローマ正教から南アフリカの伝統宗教に改宗しており、ローマ正教など十字教には良い印象は持っていないが穏やかな性格に非戦闘員である事も重なり武力でどうこうするなど考えた事は無い。
魔道書原典『カレワラ』に関連する一連の事件を引き起こした首謀者カッレラに対しては結構同情的。
カッレラの勇気と行動力は自分には無い優れた長所として、事件の前後において全く変わらない態度で彼女と接している。
【特徴】
160センチ程の身長。碧眼。頭のてっぺん付近が紫色でそこから先は金色に染まるセミロング。左側の髪の一部分だけ三つ編みにしている。
西洋式の服装とサンゴマの衣装が融合したかのような衣服を身に纏う。その豊かな胸は結社の女性陣の中でもトップクラスの巨乳&美乳だとの噂。趣味は占いと伝統的ダンス。
死ぬ一歩間際にまで行ったせいか、それとも霊感修行の成果か、体質的にアーシィの魔力感知能力は並外れている。年齢18歳。
【台詞】一人称「わたくし」。会話の最初に接続詞や感動詞などを連続して喋る癖がある。穏やかで清楚でおしとやかな雰囲気が会話の各所から滲み出している。
「さてさて、今日の仕事は月に一度の村の患者さんの診察でございますよ。最近は結社の仕事が忙しくて仕事以外で顔を出す事ができなかったですから。不肖アーシィ、今日は村人の皆さんの為に精一杯お仕事頑張ります!」
「『ハワイキ』より『ナンタヴェア』先遣隊へ。皆様の調査を元に情報を分析した結果間違い無いとの事。『ナンタヴェア』本隊と合流した後に直ちに目標の保護の為作戦行動を開始して下さい。前線の皆々様。御武運を」
「まぁまぁ。カッレラちゃんは素直じゃ無い一面もありますからねぇ。でもでも、その意固地さは何かを成そうとする時に意志を揺らがせない原動力にもなる。わたくしは、そんなカッレラちゃんが大好きですよ」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2016年01月21日 23:12