【名前】蛤女房・はま姉ぇ
【性別】女
【所属】魔術/百鬼夜行
【能力】蛤女房
【能力説明】
鶴の恩返しの類型である昔話に登場する妖怪。
漁師が助けた蛤が美しい娘に化け、嫁に来て毎日ダシの効いた美味しい料理を作ってくれた。
妻は漁師に決して料理をしている所を見ないように言ったが、美味しさの秘訣を知りたがった漁師が好奇心から厨房を覗くと……。
以降のあらすじは割愛するが、要は美味しい料理を作る能力。
流石に原典通りにダシを取るのはビジュアル的にアレなので、誰にも見られていない間だけ大きな蛤の姿に変身して鍋に浸かる。
魔術的な滋養強壮効果はないが、彼女のエキス(意味深)が入った料理はとにかく美味い。ひたすら美味い。
【概要】
割烹着を付けた町娘のような姿の妖怪。年長である事と立ち居振る舞いから「はま姉ぇ」と呼ばれる。
衣食住が破綻している百鬼千化が頼みの綱として生み出した、最古参の『百鬼夜行』の一人。家事の担当は勿論炊事。和洋中なんでも作れるが、一番の得意料理は味噌汁。
彼女の作る料理が『化物屋敷』での暮らしにおける幸福度の大半を占めている、といっても過言ではないかもしれない。“ただし誰も彼女が料理をしている所を覗いてはならない”。もし誰かに見られると恥ずかしさのあまり数日間炊事係りをボイコットするため、百鬼家にとっては文字通り死活問題。
料理の腕前だけでなく女房役として献身的に百鬼を支え、後から生まれた『百鬼夜行』の兄弟たちに対しても包み込むような慈愛の精神で接する。炊事以外の家事全般に通じるため、暇があれば彼らを手伝ってあげる事が多く、多くの兄弟たちから慕われている。
【特徴】
割烹着を付けた町娘の風体だが、背中に口を開けた大きな蛤を羽のように背負っている。
亜麻色のボブカット。爆乳メリハリボディという反則じみた美女(23)。
耳掃除が得意で、百鬼家では彼女の膝を求めて日夜熾烈な攻防戦が繰り広げられている。
【台詞】
「はいはーい、皆集まってー。美味しいご飯が出来ましたよー。あらあら?主様はまた工房に篭ってるのかしら」
「今日のメインは裏山で採れた筍をいーっぱい使った五目ご飯よ。隠し味は例によってヒ・ミ・ツ。さあさあ、たーんと召し上がれー」
「今日はいい天気ねー。そうだ、ねえ袖子。あなたの着物も洗って干しちゃいましょうよ。折角綺麗な着物なんだから、清潔にしておかなくっちゃ、ね」
「みみみ、見ました?今私を見たでしょう!主様⁉いーや、絶対見てました!もうやだ、あれほど調理中は厨房に立ち入らないで言ってたのに‼これで何度目だと思ってるんですか⁉もう主様なんて知らないっ!私は貝になります‼うわああああああああああああん‼‼‼」(蛤に変身する訳ではなく、自室に引き篭もるだけ)
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2016年05月12日 07:48